先日、こんなチラシを目にしました(↓)。

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各校ごとに体験入学や学校説明会を実施しているだろうに、敢えて「合同」説明会が明日、あるんだそうな。

どうやら・・・・・・、

来年度からお隣の岐阜県では公立高校の通学区制度が撤廃されて、全県一区になるんだそう。

山梨県でもそうですから、長野県の隣接県では面積の大きさにかかわらず、そーゆー方向(つまり規制緩和)へ進んでいるようです。

なんでも岐阜県ではお隣・愛知県の私立高校への流出が毎年800人前後はあるそうで、それって、40人学級20クラス分にものぼります。

たぶん、どーゆー学力層が流出しているのか、県教委も把握しているのでしょう。

JRと名鉄の交通網が発達していて、じゅうぶん通学可能であれば、親御さんは少しでも子どもにとって、また本人の気持ちを汲んであげられるような学校に進学させてあげたいと思うものです。

現行の学区制では岐阜県内にそーゆー学力層を受け入れられる学校がなかったのか?

たぶん、県教委のお偉いサン方は、

「通学区制度によって学区内にある高校しか選択肢がないから、(学力上位層は)愛知県に流出するんだ」と。

もう一歩踏み込んで言ってしまうと、

「全県から岐阜高校へ集めればいいんだよ」と。

でも、そーゆー規制緩和の恩恵を受けられる層って、予め「(経済的に)恵まれた環境」にある子どもたちだけですゼ。

だって、高山市内に生活基盤があるご家族の子弟が、どーやって岐阜まで通わせることができるのでしょうや?(各停で3時間、特急利用で2時間の通学時間。ほぼ通学は無理なので、下宿させます、か?)。


そーいえば、

長野県でも現在、県高校入学者選抜制度等検討委員会の会議が開かれていて、

現行の4通学区制を全県1通学区にすることについては、賛否両論が上がった。

上田高校長の内堀繁利委員は、生徒の進学希望を実現させるという点を踏まえ、「すごく大きなデメリットがなければ全県1通学区にすべきだ」と指摘。

県高教組の吉田由美子委員は「現状で何も問題ない。地元の学校に通えない生徒を生み出す可能性があり、地域高校を疲弊させる」と、全県1通学区化に反対した。

---と、信毎webで報じていました(この委員会の名簿を見て(*゜∀゜)、委員長は・・・・・・)。

長野県の場合、現行ではほぼ全県1通学区といってもいい。【南信←→北信】が隣接していないので進学できないという縛りがあるのみ。

ですから、全県1通学区にしても、もし仮に内堀校長の言うような「すごく大きなデメリット・・・・」---は、ないでしょう。

勿論、メリットも殆どないでしょう。

だって、

北信に一番近い南信・諏訪地区から、敢えて長野に進学しよう(させよう)という生徒(や保護者)いますかねぇ?

いたとしても、それだって、通学に要する時間は、そーとー無理をしなければなりますまい。

況んや、上伊那・下伊那をや。


みんなわかっていることは、「長野県内の」制度をどんなにいじったところで、交通インフラの整備による「時間距離」が飛躍的に改善されなければ、現行から大勢に変化はないだろう---ということ。

(リニア開通まで順調にいけば、あと10年か・・・・・・。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。ソフトバンクの白戸家のお父さん、やんないかな、これ。

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