先月から始まった京都国立博物館・国宝展。

10月の週末は雨にたたられながらも、それでも「見たい!」という皆さんが足を運び、雨の中、傘を差して2時間待ち---そんなニュースもありました。

国宝に指定されているモノのうちの1/4を、8週間にわたって展示するという、「夢のような」日々(↓)。

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この企画が上手だなぁ~と思うのは、8週間を4つに分けて展示物を替えていること(貸し出すほうの都合もあったのでしょう)。

Ⅰ~Ⅳ期までそれぞれ「目玉」のお品があって、来場者の皆さんの中には、Ⅰ~Ⅳ期すべてに足を運んでいる人もいるはず。

私は先日、Ⅳ期の初日に足を運びました。9時前に着いたものの、もう行列(開館は9:30)。9時に平成知新館のロビーが開いたらしく、行列が動き出しました。

雨の中で傘を差して待つのイヤだなぁ~と思っていたので、建物の中に入ることができて、取りあえずはホッとしました。

が、

「4人一列でお並び下さ~い」

ロビーの中も、こーゆー状態(↓びっしりと折り返しで人の波)。

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9:34の中庭の様子(↓)。

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この行列がお昼頃には七条通まで延々と続いているのでした。

因みに、Ⅳ期の「目玉」は「燕子花図屏風」尾形光琳作、と「伝源頼朝像(神護寺蔵)」。

他に「油滴天目」・・・・・・。

とはいえ、展示物ぜ~~んぶが国宝ですからねぇ(日本史の教科書で見たことがあるものも、けっこう多い)。

長野県からは茅野市尖石縄文考古館から「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が出品中(通期で)。

拝観中の皆さんを見ると、(私を含め)このような展覧会がこれからあと41年後に開催されたとしたら、もうその時にはこの世にはいないであろう、そんな方々ばかり。

「(自分が生きているうちに、こーゆーような展覧会は)これが最後かも知れんから、見ておきたい!」

そーゆー人々は、きっと

「眼福、眼福o(^-^)」

と思って、こちらをあとにしたことでしょう(私も、です)。

(私、ミーハーなモンで。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝の飯田の最低気温は-1.3℃。

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荒川岳(左)、赤石岳(右)アップ(↓)。

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今日のストームグラス(↓)。ピントが背面(_ _)。

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