「世界文化遺産」となってからは、初訪問の国立西洋美術館(展示会場が地下三階まであったんだ)。
というのも、先日のあべのハルカス美術館「北斎」展に刺激を受けたから(相変わらず、ミーハーです)。
で、
こちらは2018年1月28日まで「北斎とジャポニズム」展を開催中。
幕末から明治にかけて西洋に渡った北斎の作品が、どれだけ彼の地で影響を及ぼしていたのか、作品を並列して展示してある点がユニークです。
チラシにあるコピー、
「モネ、ドガ、セザンヌ・・・・、みんなHOKUSAIに学んだ。」
とあるように、構図がそのまんまの作品とか(パクリですよ、ね)、「似てるよね、これ!」といった作品群が並んでいます。
絵画にとどまらず、版画・彫刻・ポスター・ガラス工芸・陶磁器・・・・等々、あらゆる分野に影響が及んだ足跡がわかります。
あべのハルカス美術館での「北斎」展を見たあとに、実はひとつ気になっていたことがあって、それは北斎の描いた春画が一切展示されていなかった---という点(もしかしたら、還暦以降は描かなかったのかも知れませんが)。
こちらではどうか?
一点だけ、ありました。
(コンビニの成年向けコーナーよろしく)
室内展示なのに、ソコだけさらに屋根のついた「別室」感がある展示コーナー、そこに一作品、リアルなヤツ。
彼の春画の影響例として展示されていたのは、オーギュスト・ロダン(そう、あの彫刻家)の裸婦のスケッチ数点でした。
9:30の開館時、行列はできてはいたものの、渋滞するというふうでもなく・・・・・、と思っていたら11:00頃に展覧会をあとにすると、そこには長蛇の列(↓平日なんですケド)。
因みに同じ上野公園内にある上野の森美術館で開催中の「怖い絵」展は、9:00の時点で、最後尾の看板を持っていた人が、「これくらいだと、100分待ちですね。」と言っておりました。
国立西洋美術館の次は、今月開館1周年を迎えたすみだ北斎美術館へGO。
(そーそー、この展覧会に行こうという、そこまで関心の無い人は、この企画展のチラシ・A4版見開きを見るだけで、じゅうぶんかも。) → 当店掲示板に貼ってありますo(^-^))。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
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