巷間、次のような数字がアチコチで話題になります。
1:男性の生涯未婚率は約1/4
2:結婚したうちの約1/3は離婚
3:できちゃった婚(授かり婚)は結婚全体の約1/4
4:約1/6の夫婦が不妊治療をしている
【1】については、国勢調査(2015)でもちゃんとしたデータがあって(↓)、

50歳の時点で一度も結婚したことのない人は、「生涯未婚率」にカウントされることになっています。
ですから、男性の2015年データは、23.4%なので大凡、1/4。
1980年頃までに結婚された人たち(赤○箇所)から見ると、その後の数値の上昇ぶりは、きっと、「シンジラレナイ!」でしょう。
つまり、「それまで誰でも結婚できるもの(=98/100の割合で)」と思っていたら、今は、大間違いなのです。
【2】に関しては、このグラフ(↓)。

1000人当たりの数値だそうです。でもって、単純に0.49%の結婚に対し、0.17%が離婚しているので、1/3という数値は、「その通り」なんですね。
【3】に関してググっていたら、こんなグラフが出てきました(↓)。

未成年の結婚はその80%以上が「できちゃった婚」で、20歳代前半の結婚もその60%が「できちゃった婚」。
感想 「宜なるかな。」
【4】に関しては、統計的な裏付けデータに辿り着けず(x_x)。ただそーゆーふーな指摘をしているウェブサイトはけっこうありました。
そこで、
統計データのイロハもわかっていない人(私)が、これらのデータをただただ単純に「円グラフ」に書き込んでみると・・・・・・(ましてや、データ・サイエンティストでもありませんから、統計数値の処理方法や比較参照するべき基礎資料なんて、まったく無視しての「円グラフ」です(_ _))。
こんなん、でました(↓)。

つまり、今は
「できちゃった婚(授かり婚)」ではなく結婚し、その後不妊治療をせず妊娠・出産して、生涯妻と添い遂げることができる男性は、10人中2人しかいない(生涯未婚者よりも少ない)---という事実。
日本ってこんなに結婚・出産に対するハードルが高い国でしたっけ?
---追補
あまりにもオカシイので、逆に集合で言うところの「AかつB」にすべて「離婚・でき婚・不妊治療」が当てはまっていたとしたら---とすると、極端に次のような円グラフとなります(↓)。

これは、「結婚したけど離婚したカップル」の内訳において、彼(彼女)らがすべて授かり婚だった人たち+そーじゃなかった人たちであっても、不妊治療したけど結局、離婚した人たちが約8%ほどいるとする → 「フツーじゃない」要素を彼ら彼女らにすべてかぶせる---とした場合。
約45%ほどが、「フツー」のご夫婦に該当しますので、約20%~45%がそーゆーふーなご夫婦だと思われます。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今日も快晴。乾燥しているので山火事注意。

今日のストームグラス(↓)。

オ・マ・ケ(↓)。いただきものの、「田ぐち」のそば饅頭、美味しゅうございました(故・岸朝子ふう)。

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