昨年のNHK朝の連続ドラマ、「ひよっこ」の主人公・谷田部みね子(有村架純)が今、生きていたら72歳になります。

そもそもフィクションの世界で描かれていたことですから、それを「今」と続けてみることは、そんなに意味のあることとは思えないものの、みね子と同時代を生きていた世代の人々から見ると、

「そー、そー、そーだったのよ!」

と思うコトしきり、でしょう。

現在、放映中のNHK朝の連続ドラマ、「半分、青い。」の主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)は今、生きていたら47歳です。

これもフィクションの世界ですから・・・・・、とはいうものの、このドラマを見ている人たちにとっては、その相当数が「同時代人」です。

楡野鈴愛は1971年の生まれ、という設定なので見ている人々が、自分の記憶を頼りに時代考証をしている場面もありそう(かく言う私は、そもそもこのドラマを見ていないので、なんとも言えない(_ _))。

で、

今回のTBS系日曜劇場「この世界の片隅に」です。

マンガの原作(↓)をもとにして、一昨年、映画化された名作のテレビドラマ化。

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既に2回まで放送されました。

このドラマについて、堀井憲一郎さんのコラムを読んで、「はっ!」としたことがあったのです。

それは、堀井さんのご母堂は今年、93歳で今も京都で元気に暮らしている---実は「この世界の片隅に」の主人公・すずが、今生きていたら93歳なんだそう。

そんな母親の口から聞く、戦時中の話。

「小さな物語」

ではあるのですが、それが平成も終わろうとしている「今」と地続きなんだと再確認。

遙か遠く、昔の話---お年寄りの戦時中の話をそんなふうに捉えがちな世代は、フィクションのドラマではあるものの、「すずさんの世代」が天に召される前にしなければならないことが数多くあるはずです。

こうの史代さんの言葉を借りれば、

「間違っていたなら教えて下さい 今のうちに」

なのです。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓三日坊主めくりカレンダー)。 cf 頭が悪そうで、イタい。 cf (正)頭が割れそうに痛い。

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