国道371号を歩いていたときのこと。【高野山精進カレー】の桃太郎旗が目に入り、(カレー好きの私は)まだ12時前だったけれど、少し早いランチにしました。
店内に入った時間は11:10頃。
先客は2人(おひとり様が2組)。店内WiFiフリーで、2人のうちの一人はパソコンを操作中でした。画面が目に入ったので、何気に見ると、中国語の画面(そうか、外国の人か。もう一人は不明)。
私「あのぉ~、外にあった【高野山精進カレー】って、ありますか?」
「スミマセン、今日はなくって、こちらのメニューからお選び下さい。」
私「あっ、そうですか。わかりました。」
メニューブック(!?)を見ると、日本語表示とその下には英語表示。
私「この野菜カレーを下さい。」
「はい、少々お待ちください。お水はセルフサービスになっていますので、あちらからどうぞ。」
私「はい。」
この時点では、店内約20席超の中に3人のお客さん。
「おまたせしました。」
おぉ~、これは、ホント、野菜だけ(↓)。

私「いただきます。」大根は輪切りのまんまだし、兎に角、具が大きい。
しばらくすると時間はもう11:30過ぎ。
この頃から、来客が次々と・・・・・・(パソコンの先客はチェックアウト)。
それが、皆さん揃もそろって外国のグループ客なのです。
中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、そして英語。
11:40には、もうほぼ満席。
「えっ!?」
私より前の先客のもう一人も、チェックアウト。
この時点で、(たぶん)店内にいる日本人客は、私だけ!?
ここ、日本だよね。
それも東京から遙か離れた人口約3000人程度の標高800mの田舎町でしょ。
でも、ここは山岳宗教都市、そう「高野町」なのです。
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成遺産群が町のアチコチに点在しています(金剛峯寺、根本大塔・金堂等の壇上伽藍、一の橋から奥之院までの参道)から、それが「観光」の対象となって、世界各国から人が押し寄せてきているのです。
以前、高野山へ行ったのはもう、かれこれ10数年前で、それも冬。大阪は雨だったのに、橋本を過ぎてからはみぞれ、ケーブルカーで高野山駅に着いたときには雪でした。
そのときには、外国人はあまり目に入らなかったナ。
外国人観光客数のデータを見てみましょう(↓)。

ここ数年で訪日観光客数が爆発的に増加していることがわかります。
で、
どこから来てる人が多いのかというと(↓)、

そう、中国、韓国、台湾、香港で3/4か。ナルホド、どこへ行っても中国人、韓国人が多いわけです。
でも、
高野山では欧米系の比率が多いように思ったのですね(あくまで、印象デス)。
一の橋からの参道の木々も、この前の台風でずいぶんと倒れており、下敷きになっているお墓の数も相当数にのぼります(↓台風の影響で一時、南海電車は橋本からバスでの代替輸送をしていましたからねぇ)。

定番の人気墓所、織田信長の墓(の前にはオジサンが多かった)(↓)。

この荘厳な雰囲気も、ブラタモリを見ていた所為か、
「ここのお墓はね、みんな『出待ち』をしてるんだよ!」
このひと言で、権力者も成功者も、皆さん最後は「そこ」に行き着くのか・・・・・・---という達観の境地になりますo(^-^)。
あっ、書いていて(キーボードを打っていて)思い出した、以前のBLOG(こちら)。
このBLOGを再び読むと、ふと、「俗物」---という言葉が脳裏に浮かぶのでした。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午後は回復の予報。

今日のストームグラス(↓)。

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