今月4日のシブヤ経済新聞に「MARY JANE」が今月で閉店するという記事が載りました(こちら)。

かつてのMARY JANEを知っている世代としては、その理由に渋谷の時代の変化を感じます(もう百軒店に軒を連ねていた同業のお店群は、みんななくなりました)。

こちらへ私が足を運んだのも、もうかれこれ1年以上前デス(こちらのBLOG)。

こーゆーことらしい(↓)。

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創業から46年、松尾さんが引き継いでから13年目。

同店が入居するビルが「渋谷駅桜丘口地区」の再開発エリアにあるため、今月31日までに立ち退かなければならない。

今後について、松尾さんは「この内装、このシステムなど、全く同じものをどこかに移してやるのは無理。

あとは家賃の問題

少ない客数、少ない売り上げで、ここまで何とかやってこられたのは家賃が安かったから。

この2つがクリアされない限り、同じ店はできないと思っている」と言い、さらに「気持ちの上でも違うことがしたい。

正直なところ、ちょっと疲れた」と真情を吐露する。

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最後の言葉、「正直なところ、ちょっと疲れた」---わかりますよ、その気持ち。何故なら、

少ない客数、少ない売り上げで、ここまで何とかやってこられた---ここんところが、私も、よ~~~~くわかるから('A`)。


村上龍の「カンブリア宮殿」で、すかいらーくを特集した放送回が今年6月ありました。

なんでも、横川会長が御年80歳にして「高倉町珈琲店」をオープンさせ、カフェ業界に参入---それの取材です。

「編集後記」で村上さんが書いていること(↓)。

----------引用開始(強調BLOG主)

「外食」で生き残るのはとてもむずかしい。

「食」はなくてはならないものだが、賢くなった消費者は、自由に業態や店を選び、飽きるのも早い。

話題の店の行列はいつか終わり、あっという間にトレンドは変わる。

誰も市場を読めない。

マスとしての市場は、すでに存在しないに等しい。

個としての客がいるだけだ。

外食を「産業化」した横川さんの考え方は、シンプルだ。

味、店舗デザイン、接客、それだけでは客は来ない。

客に何を提供するのか、提供したいのか、提供できるのかと問い続けること。

だから、外食に、「ゴール」はない。

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村上さんは、現在の「外食のお店と消費者の関係」を短い言葉で的確に捉えています。

そうか、ゴールはないのか。

であればこそ、そこに「自分らしさ」でチャレンジしてみる余地があるとも言えます。

でもそれが、受け入れられなければ、「♪ ハイ、それまぁでぇよぉ~」ではあるんですが・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ・1(↓)。上から青(空)、白(雪)、紅(紅葉)、緑(針葉樹)。こーゆー季節になりましたね。

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オ・マ・ケ・2(↓)。この季節の恒例、コウヨウザンからの飛来物(領空侵犯(^_^))。一陣の風とともにやってきます。

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