12月4日付の信毎webで、「授業で作ったコメが日本一に 佐久平総合技術高」---という記事を目にしました。

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佐久市臼田の佐久平総合技術高校臼田キャンパスの2年生15人は、農業高校生が育てたコメのおいしさを競う大会「全国農業高校お米甲子園」に授業の一環で栽培したコシヒカリを出品し、最高賞「最高金賞」を受賞した。

県内高校が最高金賞に輝くのは初めてで、生徒たちは「すごくびっくり」「お米作りの強豪校になった」と喜んでいる。

 「お米甲子園」は全国のコメ流通に携わる人らでつくる民間団体「米・食味鑑定士協会」(大阪市)などが主催。

11月下旬に岐阜県高山市で開いた9回目の今回は、64校が計159種類のコメを玄米で出品した。

粒の形や水分、うま味成分などを機械で数値化して比べる1、2次審査を通過した15校のコメを、審査員30人が食べて投票した。

光沢があって香りが良く、かみ続けると甘みが出てくる―といったコメが高く評価されるという。

15人は創造実践科生物環境系列の生徒で、学校近くの約18アールの実習田でコシヒカリを栽培した。

9月に約900キロを収穫。

出品した2キロは、形が整った粒を1粒1粒手作業で選んだという。

3日は受賞したコメを初めて試食。

大会に出席した木次悠菜(はるな)さん(17)は「甘くておいしかった」。

柳沢羽架(わか)さん(16)は「自分たちのお米作りに自信がついてうれしかった」と喜んでいた。 

(12月4日)

----------引用終了

見出しを読んではじめに思いついたのは、「若しかしたら、そのお米は『五郎兵衛米』なのかも?」---と、邪推しました(_ _)。既にブランドが確立しているお米ならば、然もありなん、ですから。

でも、そーゆーふーではないらしい(記事からは確認できませんケド)。

気になったのは、引用記事での強調箇所(↑)。

ここを読んで、私はマンガ「美味しんぼ」の初期の傑作エピソードを思い出しました(単行本第5巻だそうです)。

あの海原雄山を感動させた、ごはんとしじみ汁のエピソードです。

そこでは、上記の高校生がやったこと、そう、形が整った粒を1粒1粒手作業で選んだ---という、気の遠くなるような選別をしてから炊いているのです。

同じことを実践された方もおり、そのレポートは、こちら(ロケットニュース24より)。

高校生の皆さんは2kg選別するのに、どれくらいの時間を要したのだろう?(思うに、指導された先生は、きっと、「美味しんぼ」のこのエピソードを知っていたはず)

手間暇をかけてもてなすその心意気、それこそ、オカネではない真心のあらわれなのでしょう。

で、

いいのか佐久平総合技術高、受賞米の核心部分をこんなにもあっけらかんと、披瀝してしまって!

来年度からは、ライバル校も同じような対応をしてきますよ、きっと。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。週末から冷えこむ予報だったので、本日、スタッドレスタイヤに履き替えました。

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今日のストームグラス(↓)。

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