以前、NHK「チコちゃんに叱られる」で取り上げていたテーマ、「どうしてお蕎麦屋さんにはカツ丼があるの?」
その答は、
「カツ丼はもともと蕎麦屋さんが開発したメニューだから」---元祖と言われていた東京・早稲田の「三朝庵」は都合により、昨年の7月末で閉店しました。
こっち系のネタについて、疎い人からすると驚愕の真実(!?)が晒されたのです(大袈裟ですね(_ _))。
で、
今回はカツ丼ではなくて、「蕎麦屋のラーメン」がテーマです。
以前、勤務していた職場でAさんから教えていただいたのが、「萬盛庵のラーメン」でした。
「あそこは蕎麦屋なんだけど、実は、ラーメンも美味しいんだよ。」
私「それって、裏メニューの設定であるんですか?」
「いやいや、ちゃんとメニューに載ってるって。」
私「どんなラーメンなんですか?」
「強いて言えば、『和風』かな。そばつゆと出汁をアレンジしてあるんだろうけど、スープが独特なんだよね。」
こんな会話を10年以上も前にしておりまして、最初のチコちゃんの話で思い出したのであります。
場所は、諏訪湖ヨットハーバーの信号角。
昔と変わりなく、営業していました(↓)。


まず、メニューを確認です(↓表)。

「えっ!」、裏を見ます(↓)。

ホッとひと安心、「(心の中で)あった、あった、ラーメン!」
ということで、注文です。「ラーメン下さい。」
待つこと数分。
「お待たせしました、ラーメンです。」(↓)。

アップ(↓)。

縮れ麺は独特なお色。スープの表面には油が浮かんでいて、あたたかさに蓋をしているようです。
トッピングはチャーシュー2枚、メンマ、刻みネギ、海苔、そしてなると(懐かしゅうございます)。
これらは、いたってフツーの顔ぶれです。
レンゲでスープを一口いただきましょう。
「!?」---「ん?」なんだ、この表現の難しいお味は。
麺やトッピングではラーメンの様式美を備えつつも、スープで意表を突くこのお味。
たまたまなのかもしれませんが、私のお店滞在時間中、約1/3のお客さんがこのラーメンをご注文(皆さん、ご年配の方々でした)。
そう、ここ萬盛庵は歴とした蕎麦屋なんだけど、ラーメンも侮れない実力のお店なのでした(因みに、メニューには天丼はあるけど、カツ丼はありません)。
「美味しゅうございました (故・岸朝子ふう)。」
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

今日のストームグラス(↓)。

オ・マ・ケ(↓)。昨日16:58撮影。山頂の積雪がピンク色に染まって、肉眼ではもっと綺麗でした。

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