一定の年齢層以上の方々にとっては、「おせちもいいけどカレーもね」というフレーズは、頭の隅っこに残っているはずです。お正月にバンバンとCMが流れてましたから。
それは、ハウス・ククレカレーのCMでした(こちら)。
ということで、
定期的に食しているご当地・ご当店カレー、今回はこちら(↓)。

共に和歌山県産。左はビーフカレーにみかんジュース入り。右はチキンが「紀州うめどり」---ご当地産品のカレーです。
みかんはまぁ、予想できるとして「紀州うめどり」って、何?
和歌山は南高梅が有名で、県内各地で生産される梅づくりの副産物としての「梅酢」を、鶏に飲ませていたのだそう。
へぇ~。
原材料欄を見てみましょう(↓)。みかんジュースが2番目にきています。


お皿へ(↓)。みかんジュース入りのビーフカレーは、お色もオレンジが強めに出ていますね(上)。


「紀州うめどり」が美味しいのだとしたら、何もカレーに入れて食べるのではなく、直接そのお味をかみしめることができる料理法で食したい---そー思うのでした。
不明な点がひとつ。パッケージの「創業昭和16年。この味は食べた人にしかわからない。」---という文言。
会社設立は昭和46年だけど、その前身が昭和16年創業という意味なんでしょうが、少なくともこのカレーがその当時、供されていたというわけではないでしょうし、当時はまだ紀州うめどりをカレーに入れることは、してなかったでしょう。みかんジュースもまた然り。
ご当地産品のカレーは日本各地に存在しますが、作って終わりではなく、息の長い商品として存続させて下さいね。
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