先日、2年ぶりに高遠城址公園の夜桜へ行ってきました(前回のブログ)。
撮影スポットがいくつかある中で、2つ。
太鼓櫓(↓)。

桜雲橋を下(お堀側)から(↓)。
お堀の水面に映る桜(↓)。
2年前と大きく違っていると感じたのは、夜桜の時間帯でも外国人の数が多くなってきている、ということ。
いろんな国々の言葉が飛び交っています。
そして、Deep South の桜の名所と決定的に違うのは、駐車場にある車のナンバーの多様性。それはもう、日本各地からおいでになっているのです(cf Deep South では、ほぼ中京圏が占めています)。
さすが、「天下第一の桜」ですね。
公園内にはいくつもの露店(出店)があって、私がその中から選んだ「ワンハンドグルメ」は・・・(↓)。
五平餅(↑)とおやき(↓具は野沢菜)。長野県人ですからo(^-^)。
そーは言うものの、伊那谷に住んでいると文化圏としては「五平餅」圏で、どっちかというと、おやきはそうそう口にしませんゼ。
一方、北信エリアは「おやき」圏でしょう。
じゃあ、この2つの食文化圏の境界って、どこ?
「スパッ」っと分水嶺の如く分かれるわけではないでしょうけれど、「ポチッ!」とな、をしてみると・・・。
げっ、2016年度日本地理学会秋季学術大会でのセッション(発表)がヒット(こちら)。
タイトル「長野県の郷土料理における地域的特性の比較」
こーゆーのでも研究対象となる訳ねo(^-^)。
本研究では長野県全域を調査地域として、各地域におけるおやきの特性について比較調査するとともに、なぜ地域差が見られるのかを明らかにする。また、考察の際に五平餅との比較も取り上げる。
まさに私の疑問に答えるための研究です(_ _)。
抄録の最後(↓強調BLOG主)。
五平餅は、「塩の道」である伊那街道沿いの地域に分布しており、終点は塩尻で南北の分岐点となっている。それを境に、南信地方では五平餅文化が存在している。そのため、南信地域にはおやき店舗よりも五平餅店舗の方が多い。その一方で北信地方では五平餅店舗は見られない。
なるほど、塩尻が「五平餅」圏の分岐点なわけね(木曽谷→塩尻、伊那谷→塩尻と、2つの谷が塩尻で合流)。
ベンキョウになるなぁ。
一方、昨年のNHK朝の連ドラ「半分、青い。」でも話題になった五平餅は、岐阜県恵那市。愛知県豊田市にも「五平餅学会」があります。
県境を跨いで研究対象にして欲しいモンです。
そーそー、広い長野県ですから、私はかれこれ4年前、秘密のケンミンSHOWで初めて知った食べ物もありました。
そう、こねつけ(この日のブログ)。
食文化の多様性---ローカルなB級グルメでも、意識して後世に受け継いでいかないとなくなってしまうかも知れませんね。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
オ・マ・ケ(↓)。今日のイオンでのお買い物レシート。久しぶりに【777】(^_^)。
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