「the amazing Bud Powell vol.1」。

日本各地の1／25000、1／50000、たまに1／200000の地形図（地勢図）が印刷されています。
これに関心を示されるお客様も（時々）おられて、
「（地図を指して）ここはどこですか？」と聞かれる時もあります。
地形図の一部分をカットしたものなので、ごく稀に【全く手がかりがない！】場合もありますが、だいたいどこかに地名が記されています。
さすれば、【地理院地図】で「ポチッ！」となをすると、いくつかの候補が列挙されるため、それに片っ端から当たれば場所が特定できます。
で、
先月、いや先々月のこちら（↓）。
手がかりは「ソコボイ川」（↓）。
カタカナ表記で、アイヌ語っぽい印象を受けます。
ということは、北海道？
地理院地図で「ポチッ！」とな、をしてみると、ナ・ン・ト、

国後島にある河川と判明（国後郡留夜別村にあるソコボイ川）。

ＷＷⅡ以降、旧ソ連（現ロシア）に実効支配されている国後島の地図だったのです。
すると、この地図データ（表示されている情報等々）はそれ以前に測量されたものでしょう。
グーグルマップ全盛の現在、北方領土の情報は、主要な河川や道路等は示されてはいるものの、「のっぺらな（情報が示されていない）列島」としてしかわかりません。
根室海峡を挟んだ北海道側に表示される様々なグーグルマップデータの多さ。
この対比が、彼の国と我がニッポンの「国の有り様」を表していると思うのでした。

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今日の南アルプス（↓１１：００撮影）。今さっき、「関東甲信・北陸・東北南部が梅雨明け」とのニュースがありました。
今日のストームグラス（↓）。