liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

カテゴリ: match

大阪・天王寺にあったムゲン(MUGEN)(↓)。
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私は、その存在を存じ上げず(_ _)。
場所は、こちら(↓)。
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ビルの三階という立地も珍しいように思います。
確か、同じ大阪の放出にある「DEAR LOAD」さんは四階だったはず(これも珍しい・・・気がする)。
で、
マッチの裏面(↓)。
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一瞬、リターン・トゥ・フォーエヴァー(RETURN TO FOREVER)の、「あのカモメ」のアルバムを思い浮かべました(↓)。
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いや、こうして見ると「カモメ」は白くない。むしろ黒い陰影のほうが背景の海とコントラストを成している。
じゃぁ、山中千尋さんのデビューアルバムはどうだろう?(↓)。
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これだったら「白い鳥」になってる(が、こっちのアルバムの方がムゲン(MUGEN)の開店よりもあとの制作だろう(たぶん)。
いやいや、ムゲン(MUGEN)の機材表示も気になったナ(↑)。
きっと、
ALTECA-7-500 は、ALTEC  A7-500
MARNTZ-1200 は、MARANTZ model-1200
のコトだと思います。

天王寺における私の記憶といえば、地階にあったトップシンバル。
螺旋状の階段を下っていく先の店内には、何故か、ガラス張りの壁があって、一瞬、「!?」っとなったものでした。
また、
勇気を出して「あのぉ~、リクエストいいですか?」とお伺いを立て、了解の確認をしたのち、
「ズート・シムズの『ダウンホーム』、いいですか?」と伝えると、

「ウチは、『白いの』かけないんだよ。」

と、一蹴されたのでした('A`)。
あぁ~、あれはもう、どれくらい前のことだったのでしょう?

北九州市、小倉駅前にあったというアベベ(↓)。私は伺ったことがありません(_ _)。
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これは松田優作の写真、裏面は(↓)、
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アート・ブレイキー(ds)の写真。
“AT ABEBE”と記されているので、アベベ店内にて演奏していた時のものなのでしょう。
他にも写真のバリエーションがあって、違う写真でマッチを作成していたようです(参照Web)。
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こちらのWeb
によれば、

ジャズ喫茶「アベベ」は1961年11月に小倉駅前に開店。
店名の由来は、1961年に開催されたローマ・オリンピックのマラソン種目で優勝した、「はだしの王様、アベベ」から。
当時で百万円近くかけたスピーカーや演奏装置は九州ではめずらしく、「東洋一」といわれた。また、有名な海外のジャズメン、レッドガーランド、アートペッパー、ケニードリュー、ニールスペデルセン、チャールストリバー、アートブレーキー、ケニーバレル、レイブライアント、ソニーフォーチューンなど20人以上が演奏した。演劇家、詩人、画家なども出入りし、文化運動の拠点にもなっていた。
1983年11月、22年間続いたジャズ喫茶「アベベ」、ファンに惜しまれながらも閉店。

だそうです。
上の引用での指摘「当時で百万円近くかけたスピーカーや演奏装置は九州ではめずらしく、「東洋一」といわれた。」---この箇所を裏付ける「広告」も発見(↓)。
abebe
一度、聴いてみたかったですね。
「東京の人もアッと驚く(音を)(あたしゃ、長野の山奥の住人だけど)」
北九州市と言えば、今の商売を始めてからのこと。
「アバンギャルドのスピーカーが、北九州市のElle Evans(エル エヴァンス)にあるらしい」---という情報を得て、伺ったことがありました。
若戸大橋を上に仰ぎ見ながら、若戸渡船で若松区へ。
日常的に渡船が人々の交通手段になっているというのは、当地では見られない光景なので、「なんか、いいなぁ~!」と、思ったモンです。
あっ、
そーそー、「アベベ」と言えば思い出しました。
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」での一コマ。
主人公・暢子の家では2匹の豚を飼っていて、その名前が「アベベ」と「アババ」。
印象的だった放送回を、4/14のデイリースポーツWebで取り上げていました(こちら)。

上野仲街通りにあったお店、「イトウ」。
あっち系のネオンがまぶしい中にあって、ジャズを聴かせる正統派のジャズ喫茶でした。
鰻の寝床のような構造の店内は、スピーカーに向かって席が配置され、皆さん真摯に聞き込んでいる---そんな印象でした。
で、
マッチはどーゆーのかというと(↓)、
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このイラストは、ケニー・バレル(g)の「ブルー・ライツ」からとったものでした(↓)。
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右上の演奏者名が記されている場所に、イトウのマッチでは、次のように記されているのでした。

ブルーマウンテン珈琲
専門店
直輸入ステレオジャズ
演奏


「えっ、イトウって、ブルーマウンテン珈琲の専門店だったの? あの珈琲が?」
今となっては確かめようがありません(_ _)。
気になると言えば、「背」に記されている【仕入部】の電話番号。
【店専用】とは別に、【仕入部】直通の電話。
珈琲豆の仕入れなのか、それとも「直輸入ステレオジャズ(レコード)」の仕入れなのか?---はたまたその両方なのか?


実はこちらへは、私は伺ったことがありません(_ _)(↓)。
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先達のwebによれば、こちらのお店ではフリージャズもかかっていて、リクエストがあるとレコードのA面からB面の最後までかけてくれたらしい。
店名は、ソニー・ロリンズのこちらのアルバムに因んだのでしょう(たぶん)(↓)。
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それにしても、だ。
自由が丘駅前にあってフリージャズがかかるお店って、今の(私が勝手に抱いている自由が丘の)イメージからは、とても思いが及びません(_ _)。

東京・水道橋にあった【swing】。
私はこちらのお店を存じ上げません(_ _)。
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私の記憶にある【swing】は渋谷・宇田川町にあった【swing】です。
東急ハンズに行った時には、近くにあったお店だったので足を運びました(そのあと、輸入盤のお店シスコにも立ち寄るパターン)。
もう、その当時には「映像ジャズ喫茶」的な感じになっており、VHSテープやレーザーディスクでジャズミュージシャンの演奏映像が流れていました。
それから幾星霜。
現在の渋谷。
「渋谷 swing」で「ポチッ!」となをすると、こちらがヒットします。
一度だけ、伺ったことがあります。
ビルの4階にあって、ドアを開けるのにちょっと緊張。
深緑色の印象的な壁、オーディオや調度品にもこだわりがあるようにお見受けしました。

東京渋谷・百軒店にあったお店(ということは、知識として知っていましたが、私は伺ったことはありません(_ _))。
【ありんこ】(↓)。
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ワニがご機嫌に音楽を聴いているこのイラスト、ハンプトン・ホーズのこれ(↓)からいただいたもののよう。
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このワニ、現在も営業されている名古屋・テレビ塔の麓(!?)にある【YURI】さんの看板でも用いられていましたね。
で、
現在の【ありんこ】はどーゆーふーになっているのかというと、そこを訪ねた方のブログを発見(こちら))6年前のものなので、今はどーなっているのかは????デス)。

京都、河原町三条から一筋下ル東入ル、北側のビルの地下にあった---そんな記憶があります。
店内は明るめで、私は店の壁を背に座っていた(=真ん中じゃなくて、周囲にあたる隅っこに座っていた)記憶があるナ。
お店の名前は【BOG BOY】(↓)。
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同名のお店が東京・神保町にあります(狭いお店なので、いろんな意味で距離が近いんです。あたしゃ、ちょっと苦手、デス(_ _))。

大阪・難波にあったこちらのお店を、私は知りませんでした(_ _)(↓)。
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お店の名前【JMT】に加えて、
・JAZZ
・AODEO
・COFFEE
・WHISKY
それと電話番号が書かれています。
そのなかの【AODEO】って、何?
ちょっとだけ、いや、ほんの一瞬、迷いました。
きっと【AUDIO】の間違いじゃないかって。
だって、裏面には(↓)、
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名だたるオーディオの名ブランド名が列挙されているのですから、きっと、音にもこだわったお店だったのでしょう。
場所は、こちら(↓)。
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お店は既に無いもよう。

京都にあったこちらの【down beat】は知りませんでした(_ _)。
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マッチの裏面記載から判断すると、三条店と四条店があり、ジャズ喫茶であったのは四条店のほうのようです(「モダンジャズ」の記載があるモンで)。
私は【down beat】といえば、横浜・野毛にある【down beat】です。
「ちぐさ」とハシゴし、(よく)足を運びました。
お店は2階にあって、階段を上り、薄暗い店内、大きめの音でかかっているジャズ。
ゆったりとした店内。
ひとつ、気になったことと言えば、それはトイレでした。
ジャズが大音量で流れているスピーカー2台の間にトイレがあって、そこしか唯一の出入り口がない!
(なんとなくだけど感じていたのは)衆人(お客)環視の中でトイレに行くという行為を見られている---という感覚。
実際は、本人が感じるほど周りは気にしていなかったりするのですが・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
「小」ならまだしも、「大」のときなんざぁ(そーゆー時はなかったけど)ねぇ~。

京都の【down beat】はもうありませんが、横浜の【down beat】はまだ健在なり!

京都・河原町にあった【蝶類図鑑】。
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私の記憶にあるのは、店名の由来にもなっていたのでしょう、いくつもの「蝶の標本箱」が壁に掛かっていたことでした(それらには関心がなかったので、どれだけ貴重なものだったのかは、?)。
「背」に記されている住所(というか場所)の表記、京都だからできるわかりやすさです。
「河原町」通りと「蛸薬師」通りの交差する場所にある「丸善」の角の道を、東に入って北側にあるビルの二階---という表示。
このマッチとも違う別のデザインのものも存在するらしいです。

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