北九州市、小倉駅前にあったというアベベ(↓)。私は伺ったことがありません(_ _)。
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これは松田優作の写真、裏面は(↓)、
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アート・ブレイキー(ds)の写真。
“AT ABEBE”と記されているので、アベベ店内にて演奏していた時のものなのでしょう。
他にも写真のバリエーションがあって、違う写真でマッチを作成していたようです(参照Web)。
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こちらのWeb
によれば、

ジャズ喫茶「アベベ」は1961年11月に小倉駅前に開店。
店名の由来は、1961年に開催されたローマ・オリンピックのマラソン種目で優勝した、「はだしの王様、アベベ」から。
当時で百万円近くかけたスピーカーや演奏装置は九州ではめずらしく、「東洋一」といわれた。また、有名な海外のジャズメン、レッドガーランド、アートペッパー、ケニードリュー、ニールスペデルセン、チャールストリバー、アートブレーキー、ケニーバレル、レイブライアント、ソニーフォーチューンなど20人以上が演奏した。演劇家、詩人、画家なども出入りし、文化運動の拠点にもなっていた。
1983年11月、22年間続いたジャズ喫茶「アベベ」、ファンに惜しまれながらも閉店。

だそうです。
上の引用での指摘「当時で百万円近くかけたスピーカーや演奏装置は九州ではめずらしく、「東洋一」といわれた。」---この箇所を裏付ける「広告」も発見(↓)。
abebe
一度、聴いてみたかったですね。
「東京の人もアッと驚く(音を)(あたしゃ、長野の山奥の住人だけど)」
北九州市と言えば、今の商売を始めてからのこと。
「アバンギャルドのスピーカーが、北九州市のElle Evans(エル エヴァンス)にあるらしい」---という情報を得て、伺ったことがありました。
若戸大橋を上に仰ぎ見ながら、若戸渡船で若松区へ。
日常的に渡船が人々の交通手段になっているというのは、当地では見られない光景なので、「なんか、いいなぁ~!」と、思ったモンです。
あっ、
そーそー、「アベベ」と言えば思い出しました。
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」での一コマ。
主人公・暢子の家では2匹の豚を飼っていて、その名前が「アベベ」と「アババ」。
印象的だった放送回を、4/14のデイリースポーツWebで取り上げていました(こちら)。