liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:オーディオ

こだわりのある人が多いといわれるオーディオの世界。
その最終形は「マイ電柱」と仰る人もいますが、音の入口から出口まで、あ~でもない、こ~でもないと試行錯誤することそのものが、やってて楽しいのでしょう---だから最終到達点はあるのでしょうか? ないのかもしれません。
当店は、ぽつんと一軒家なので(結果的に)「マイ電柱」を設置してもらっています(こちら)。
閑話休題。
雑誌「Jaz.in」の2024年12月号(通巻NO.13)に登場したアコースティックリバイブ社の社長、石黒謙さん。
ご自宅に岡崎正通さんが訪問した記事が4ページ。
私の目を惹いたのは次の箇所でした(↓)。
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レコードの音の入口についての記述です。
【RIAAカーブ】という規格は聞いたことがありましたが、1950~60年代はそれ以外にも複数の規格が存在したことについては、知りませんでした(他にもMGMカーブとか)。
オリジナルにこだわればこそ、それがどの規格によって作られたものなのか、再生時においてもそれら規格に基づいたイコライザー補正が必要---というスタンスで石黒さんは聴いておられるんだそう。
当店のプリアンプは、カートリッジが【MC or MM】の選択、【MC LOAD】が10Ω or 30Ω or 100Ωかの選択だけです(あとHEAD AMPで+26dB or +32dBの選択)。
石黒さんは、どちらのフォノイコライザーを使っておられるのだろう?
ありました。
Arai Labの特注フォノイコライザーとのこと。
こちらの再生装置によって聴かれた岡崎さんのレポートは、
「The True Sound of Modern Jazz Masterpieces ~ 1950’s&1960’s モダンジャズ名盤に刻まれた“真実の音”」をご覧下さい(「Jaz.in」は雑誌のラックに置いてあります)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日、開店早々の一枚目にBill Evans/ Live At Ronnie Scott'sのdisc2をかけていました(↓)。
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disc2に収録されている曲目は、
1. Quiet Now (5: 49)
2. Round Midnight (6: 53)
3. Stella By Starlight (3: 58)
4. Alfie (5: 24) 
5. You're Gonna Hear From Me (3: 21)
6. Very Early (5: 01)
7. Emily – Take 2 (4: 14)
8. Waltz For Debby (4: 58) 
9. Autumn Leaves (4: 35) 
10. Nardis (5: 20)
---というふーに、お馴染みの名曲揃いだったモンですから。
すると、(ご夫婦と思われる)2人組のお客様がご来店。
私「あぁ~、この音質で聴かせるのか(ゴメンナサイ)(_ _)。」と思ったものの、不自然にディスクを換えることもせず、CD1枚分全曲を流しました(このCDの音質については、この日のブログでも触れています)。
スピーカー前の「リスニング・シート」にお座りにはならず、窓際席で約一時間ほど過ごされていました。
お帰りの際、クルマのナンバーを見ると【名古屋】。
もしや、わざわざ当店までおいでになったのだろうか?---そうだとしたら、「あのオーディオ機器で、あの音は無いだろう!(`ヘ´) 」と、思われたはず。

「いやいや、違うんです。元々の音源が・・・・。」

もう、後の祭りです・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
これからは、そっち系(と思われる方々)には、CDでもそれなりに「イイ音」がすると評判のものに換えて流すよう心掛けます(_ _)。

アナログプレイヤーは、

①ダストカバーを開ける → ②ターンテーブルにレコードをセットする(「ヒゲ」を付けないように、一発でスピンドルに決める) → ③ターンテーブルを回転させる → ④トーンアームを移動させ、その先のカートリッジの針をレコードの上にゆっくりと乗せる → ⑤アンプのボリュームを上げる

という流れでしょうか?

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一方、CDプレイヤーはというと・・・・。

①OPENボタンを押してCDトレイを出す → ②CDをトレイにセット → ③プレイボタンを押して再生開始

何てお手軽なんでしょう。

今回は、CDプレイヤーなのに、多少、再生までに手間がかかる機器を購入しました。

というのも、現在稼働中の機器はそれぞれが1987年~1990年にかけて製造されたものであるため、メカニカルな箇所が少々オカシクなってきてるのです。「ふた」が開いちゃうとか、トレイが勝手に出てきちゃうとか、CDを読み込まないときがあるとか・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。

もう、「30年選手」ですから、平成の時代をず~~~っと現役で頑張ってきた、そんな機器たちなんですね。

幸い、どうにもこうにも動かなくなって、「直す」というレベルには至っていないので、これからもだましだまし使い続けていくつもりですが、1台くらいはちゃんと動いている機器が必要だと考え、【CD3N】を入手(↓)。

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これに、アナログチックな「作法」を感じるのです。

①CDドアを開ける(手動) → ②CDをセットする → ③スタビライザーをCDの上に乗せる(↓) → ④CDドアを閉める(閉めないと作動しない) → ⑤プレイボタンを押して再生開始

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フツーのCDプレイヤーよりも、多少手間がかかりますが、CDドアを閉めるとき指先に感じる「カチッ」という感覚が心地いいのです。

「えっ、それだけ?」

と思われるかも知れませんケド、数値には表れないそんなところが、私は好きです(スペック至上主義者ではありません(^_^))。

合理性とか効率とか、そーゆー世界に辟易としているので、こーゆー感覚を忘れないでいたいモンです。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ・1(↓)。3/31 13:14撮影。雪雲通過で赤線よりも標高の高いところでは、積雪でした。同じ県内でも今日は北のほうでは平地でも積雪数センチの予報でしたケド、実際はどーなんでしょうか?

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オ・マ・ケ・2(↓)。雑誌「dancyu」2019年4月号の特集「みんなのシュークリーム」に、松本の老舗洋菓子店「マサムラ」が掲載されています。  なんとそれは特集の巻頭で、「松本には『マサムラ』がある。」と題して5ページにわたる取材記事。そんな「マサムラ」の看板商品、【ベビーシュー】を先日ご用意しました。が、DeepSouthでは(いや、当店においでいただいたお客様方には)あまり馴染みがなかったみたいです('A`)。もう消費期限切れ('A`)。

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毎日1000~2000個が売れているという、「フツーに美味しい」ド・定番のお品。まさに「不易流行」の「不易」デス。

オ・マ・ケ・3(↓)。三日坊主めくりカレンダー、昨日はエイプリルフール。

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元号「令和」関連の特番で、NHKの番組ゲストの、所功(京産大名誉教授)、本郷和人(東京大学史料編纂所教授)、しょこたん(中川翔子・タレント)という組み合わせは、もう二度と見ることはできないでしょう(*゚д゚*)。

典拠となった万葉集で用いられている「令月」という言葉を私は知りませんでした。

ちゃんと広辞苑には載っていて、

①万事をなすのに良い月。めでたい月。 ②陰暦2月の異称。---なんだそう。ベンキョウになるナ。

マイ電柱の周りが樹木で覆われてきていたのを、伐採してもらいました。中部電力グループの電気設備工事を担っているトーエネックさんです。

伐採前(↓)。

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アップ(↓)。

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いまは3月なので枝・葉っぱの繁り具合がそんなに感じられませんが、最盛期はこんな感じでした(昨年8月のブログ)。

約1時間ほどの作業で、こんなふーになりました(↓)。

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アップ(↓)。

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当店1軒のためにある電柱、電力の安定供給のためとはいえ、設置することでその場所の設置料をいただき、周辺樹木の伐採までしていただいて、ありがとうございました(そーゆー契約なんです)。

若し仮に、別の電力事業者と契約したら、どーゆーふーな対応になるのだろうか????

昨日、ホント久しぶりに名古屋国際会議場へ行ってきました(↓これが、シンボル!?)。

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今年で37回目の開催というオーディオ フェスタ イン 名古屋。

来場者の特徴は、以下の通りです。

1:オジサンが多く(最近はこーゆーふーに呼んでいるという、グレイヘアと禿頭(念のため、「とくとう」と読んで下さい))、若者は非常に少ない。

2:男女比としては、たぶん、男:女=98.5:1.5 くらい。ダンナさんの趣味に付き合わされ、連れてこられた奥サマ方、といった風情のオバサマが、1.5%。

3:来場者の方々のお召しもの(着ている服)は、殆ど「黒」が基調。

同好の士が集まる---ということは、ここまで「似てくる」ということなのか?

なんてったって、実感したいちばんのことは、

オーディオは、もはやシルバービジネス

である、ということです。

出展している各ブースで時間を決めた、視聴スケジュールがあるのですが、実施回によっては、講師の方が楽曲解説や機器の紹介をしてくれています(↓こちらは「ノア」によるソナス・ファベールのスピーカー)。

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とあるブースで講師の方が、ふと、

「皆さん、『終活』って始められていますか? 我が家でもね、家族から『(コレクションすべてをもう聞くことなんてできないんだから)お気に入りのものだけ残して、あとは処分したらどう? 売っちゃえばいいのに・・・・。』と言われてましてね。」

と仰る。

ロビーで、耳にした会話。

「やっぱ、わかる人同士じゃないとねぇ~。」

「ゴミ同然なんだよ。悲しくなるよね。」

・・・・・・・(合掌)

そう、この場にはオーディオ「同好の士」だけでなく、家庭においては「似たもの同士」の境遇の方々が多そうなんです。

オーディオ全盛期を支えてきたであろう団塊世代が鬼籍に入っていくあと数年後、中古市場にはいったいどれくらいの「ブツ」が出回ってくることになるのでしょう?????

(もう既にその兆候を見据えて、ビジネスに成功しているところもあります。)

オーディオ フェスタ イン 名古屋は今日の16:00まで開催中。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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パワーアンプの冷却用にマイクロファンを設置しました。

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お客さまの目に触れない場所に設置、ファンの回転音も気にならないくらいに静か、お値段もアマゾン価格(^_^)、

気分的に、「いい買い物しました(^_^)。」

先日、中部電力配電サポート飯田営業所から電話がかかってきて、

「○○さん(私)の敷地に建っている電柱のことなんですが、これから伺ってお話、説明をしたい・・・・。」

とのこと。

私「はい、はい、どーぞ。」

担当の方が見えられ、その話はというと・・・・、

現在、当店だけの配電のために電柱が1本建っていて、その周囲に木々が生い茂ってきており、「停電の未然防止や安全確保のため」に電柱の周囲の木々を伐採したい。ついては、その承諾をいただきたい。

そんな話でした。

快諾です。だって、現状はこーゆー状態でしたから(↓)。

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当地のような辺鄙な場所に対しても、ユニバーサルサービス的に配電してくれているのですから、その維持管理のために、私も協力は惜しみません。

それと、

もうひとつ、次のように切り出されました。

電柱を設置させていただいているので、その土地の使用料をお支払いしたい

私「えっ!?」

この「えっ!?」の中には、

マイ電柱として独占的に使用させてもらっているのに、その上、「土地の使用に伴う敷地料」を私の方がいただけるんですか! 

という驚きがあります。

それも、過去に遡って(土地の所有者の変遷に関する資料もお持ちでした)。

銀行口座に振り込むので口座番号を教えて欲しい---はいはいはい、こちらも了解です。

電柱1本だけなので、それはそれは微々たる額ではあるんですケド、世の中には

200万円かけてマイ電柱を建てた!

という方もおられるという話ですし。

粗品(^_^)もいただきました(↓)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓昨日は市田の灯ろう流し+花火大会でした)。店内から撮影。

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以下の通りです(2018.07.07)。追加しました(2019.04.02)。追加しました(2019.12.27)。一部変更しました(2020.01.16)。一部変更しました(2020.07.09)。一部変更しました(2020.12.18)。一部変更しています(2021.11.12)。一部変更しました(2021.11.28)。一部変更しました(2021.12.03)。一部追加しました(2022.01.23)。一部訂正しました(2023.12.05)。一部変更しました(2024.02.27)。一部変更しました(2024.05.19)。

SP: JBL M9500、JBL Century Gold、Sonus Faber MINIMA AMATOR、B&W MATRIX 1 series 2

Power AMP: Accuphase M-100、Mcintosh MC2300、(CROWN D-75A)、Chriskit P-35Ⅲ

Pre AMP: Accuphase C-280C-240C-280L、Mcintosh C29、Chriskit MARK-8D

CDP: Luxman D-500X's、Esoteric P-10MICRO CD-M2SOULNOTE s.c1.0C.E.C CD3N、ONKYO C-1VL、TASCAM CD-6010、audioNET Aligned Resonance Transport ver.2

D/A: ROTEL RDD-1580 (2015年12月上旬より。(階下で静養中))SOULNOTE dc1.0(静養中)

AP: DENON DP-75+ SAEC WE-317+ DENON DL-103+SHURE M97XE、LUXMAN PD272

Pre-Main AMP: SOULNOTE s.a1.0、LUXMAN SQ38FD MK-Ⅱ

system1として、常時電源が入っているものは、上の青文字で強調された機器です(そのほかの機器は、emergency用で、過去に数回出番がありましたo(^-^))。

Jazz JAPAN No.94(2018年6月号)、連載されている「寺島靖国MY ROOM MY AUDIO」其の三十三より、

----------以下引用

「オーディオ・マニアというのは一体どういう人種なんですかね」。

幸田さんは私の顔を見ながら問いかけた。

「どうもそういう世界がよくわからないんですよ。

オーディオの音を聞いで“イエい”なんて言っている。

“イエい"はライヴ時に発する言葉なんだけど」。

言葉の飛礫(ツブテ)が私めがけて飛んできた。

よし,チャンスだ。

日頃感じていることをぶちまけてやれ,と。

スピーカー8個など立派な装置を施しながらいわゆるオーディオが好きではないらしい。

「いや幸田さん,オーディオ的世界というのがあるんですよ。再生芸術というか,あくまで生の疑似体験とはわかりつつ,生とは別の音の境地を作り出したいのがオーディオ・ファンなのです」。

「音というのはーつなんです。生音が音なのです。そういえばオーディオの人でライヴを見にくる人ってめったにいない。いや,皆無。どうせやるなら生音に近づける。生に近い音を出したいというならわからないではないけれど」。

「いやその生音とは違う別次元の世界を…」。

やさしい物腰ながら経験に基づく確信に満ちた物言いにたじたじとなり,そうそうに退散した。

----------引用終了

文中、幸田さんとあるのは、JAZZspot J のバードマン幸田(幸田稔)さん。

JAZZ spot J と言えば、タモリが宣伝部長を務めるライブハウスの老舗。

そこで寺島さんと幸田さんは「生音が音」とする立場と「オーディオを再生芸術と見做す」立場で語り出すものの、やはり平行線('A`)。

自分が生まれるより前の歴史的名演を、できる限りの努力で、あたかもその当時その場にいたら、こーゆーふーな音で聞くことができたであろうと想像しながら、LPやCDの再生に挑む---そーゆー人々が一定層、存在しています(どんどん高齢化している年齢層でもあります)。

そもそも趣味の世界とは、そーゆーものなのですネ(^_^)。


---

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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先週、入院から復帰したAccuphase M-100。

今週、それとC-280との接続ケーブルを、これまでのバランス接続からRCAのピン接続へとチェンジしました。

使用したケーブルは、極々フツーのものです。

ところが、

「えっ(*゜∀゜)、こんなにも違ってくるの!?」

というくらい、音が力強くなったのです(ボキャブラリーがないモンで、スミマセン(_ _))。

これは私だけの主観というわけでもなく、お客様からも

「前よりいい音になった」

とのお言葉をいただいており、私だけの自己満ではなさそう。

いやいやいろいろといじってみるモンですね。


そーいえば、

俳優の高橋克典さん、彼ってオーディオ・マニアとしても有名で、「マイ電柱」を引いてもらったとか、純銀製のケーブルを使用しているとか・・・・・・、いろんな伝説をお持ちです(でも、それらはホントらしい)。

私は、とてもそーゆー人にはなれませんが、今回の発見は「お金をかけない大発見」でしたo(^-^)。


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