liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:キース・ジャレット

雑誌「Jaz.in」のvol.27(2026年2月号)の巻頭特集は(↓)、
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「山口ちなみ、寺島靖国 ザ・ケルン・コンサートを再構築」(↓)。
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クラシック・ピアニストの山口ちなみさんが、キース・ジャレットの名盤「ザ・ケルン・コンサート」を譜面から再構築した演奏をレコーディングしたというお話(プロデューサーは寺島靖国さん)。
この演奏の元となっている「採譜集」。
実は、当店の開店当時、3つある大テーブルに置かれたウェルカムボードにも【PartⅠ】の冒頭箇所を掲載してあったのでした(↓現在も隅っこに置いてあります)。
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元はこの採譜集です(↓)、
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『キース・ジャレット ザ・ケルン・コンサート』 (1991年) ショット・ミュージック(株)発行。
巻頭、『ザ・ケルン・コンサート』へのまえがきを、キース・ジャレット本人が記しています(監修も)。
その文中より(↓)、

録音に際して、私はメトロノームが刻む時間からまったく離れたところで演奏している。
だから、ひとつひとつの音符は正しくても、その時間は正しくないという箇所が多く存在している。
また、異なった不正確さの真ん中で選択を迫られた箇所もある。
そして、私たちはここで採用した記譜法が(従来の楽譜上の)正確さというものを、犠牲にしながらも、実際にはうまく働くようになるだろうという結論を出した。


実際の演奏とそれを採譜することの間にある壁、いや溝、う~~~ん、演奏者の個性ともいうべきタイム感覚や臨場感、その演奏の場に居合わせた人しか体感できないプレゼンス---そー言ったものがそこには「ある」のでしょう。
とは言え、
レコーディングされた音源を元にしたレコードやCD等によって、後世に生きる私たちは1975年1月24日、西ドイツ、ケルン市での「奇跡」を聴くことができる幸せ、有り難いことでございます(_ _)。

この採譜集、今は例の書棚に置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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雑誌「Jaz. in」の2024年10月号(通巻11号)(↓)。
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表紙はキース・ジャレット。巻頭特集は「ECM Then And Now ECM55周年とキース・ジャレット」(↓)
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特集は、
ECMの過去と現在を、キース・ジャレットの活動を軸に再度考察していくとともに、2度の脳卒中を経て、現在療養中の彼を訪ねてその姿をレポート。
そうなのです、「星野源のおんがくこうろん」でも触れていた、キース・ジャレットの病状と現状をレポートしています。
ふと、「あれっ?」と思ったこと。
今号でも11月号でも、彼の11月に発売となる新譜について、ひと言も触れていないのですよ。
11月8日発売予定のアルバムは、「Old Country: More From The Deer Head Inn」。
そう、このアルバム(↓)の続編。
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●スタンダーズ・トリオとは異なり、ドラムスがポール・モチアン(彼との演奏は16年ぶり)。
●「ディア・ヘッド・イン」は、キース・ジャレットがまだ十代の頃に、初めてプロ・デビューしたステージ(30年ぶりとなった同ステージでの演奏を収録)。
●全曲スタンダード作品。
キース・ジャレット(p) ゲイリー・ピーコック(b) ポール・モチアン(ds)
★1992年9月16日、アレンタウン「ザ・ディア・ヘッド・イン」でライヴ録音---ということで、先週、「ポチッ!」とな、をしました。
アルバムデザインは、どーも、こーゆーふーな(↓)シンプルなものになるようです。
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キースの最近のアルバムデザインって、こーゆーの多いですね。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日から第3シーズンが始まった「星野源のおんがくこうろん」(NHK・Eテレ)。
その第1回目はタイトルが「理想の音を追い求めるジャズピアニスト キース・ジャレット」。
面白く、興味深いエピソードや映像(源さん曰く「貴重な映像見つけてきましたね」)が満載の30分でした(オススメ!)。
マコトかいせついいん(小曽根真)、マサかいせついいん(原雅明)のお話も実際の演奏を踏まえてなので、わかりやすい。
キースのピアノ演奏にフォーカスした構成でしたから、紹介されたアルバムもソロピアノ中心。
源さんをして、
「10代の時にキースのアルバムを聴いて、人生が救われた。」
と言わしめたアルバムが、こちら(↓The Melody At Night, With You)。
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その1曲目「I loves you , Porgy.」。
夜も眠れないくらい悩んでいた時に、父からすすめられて聴いたんだそう(お父様はジャズ喫茶を経営されていましたから)。
このアルバムは、1999年の作品。
その3年前、キースは51歳の時に慢性疲労症候群を発症します。
そんな彼を支えてくれた妻(顕子さん)に捧げたアルバムがこれなんだそう。
因みに、
源さんがラジオ番組でキースの曲をかけて語ったら、奥様から(源さんの)所属事務所に直電があって「かけてくれてありがとう」とゆーこともあったんだそうな。
「自分の中で鳴っている音をピアノで探して奏でている」と称した際には、「My Song」が紹介されました(↓)。
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マコトかいせついいんは自分も演奏者であることから、キースの来歴(チャールス・ロイド・カルテットに加入、その後のヨーロッパツアーでマイルス・デイビスの目を惹き、彼のクインテットに加入)の紹介で「(今の自分の実力では)歯が立たない先輩ミュージシャンが、自分の限界の壁を壊してくれる」と語り、自分にとってはゲイリー・バートンやチック・コリアがそーだと話す。
ソロピアノの金字塔「THE KÖLN CONCERT(ケルン・コンサート)」(↓)は400万枚も売れているのだという。
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このアルバムからも2曲紹介されました。
・Köln January 24,1975 Part Ⅰ
・Köln January 24,1975 Part Ⅳ(源さんはこの曲が好きで、涙が出ると言ってた)
源さんは、なかなか上手い喩えで、彼の演奏を解説します。
「音楽と会話されていましたね。」
「宇宙にある音楽を集めて、(自分が)翻訳して(聴く人に)紹介する---(そーゆーイメージ)。」
「一音一音にそのかけがえのなさが宿っている。」
実は、
当店の14年前の開店以来、各テーブル上においてあるこちら(↓赤矢印)。
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アップ(↓)。
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彼のケルン・コンサートを採譜したものです。

「まとめ」で、源さんは
「僕は、自分より音楽が好きな人が好きなんです。キースの(演奏中に自ら)声が出ちゃうことも、批判されることもあるけど、自分が可愛いかったらやめると思うけれど、それよりも、大事な音楽っていうものがあって、自分のエゴを貫きたいんじゃなくて、『これを演奏するには、つい、出ちゃうんだよ』っていう、その感じが好き。」
と、吐露しました(そー考えると、私もあのキースの声は、また別のものであるように思えてくるのでした)。

「星野源のおんがくこうろん」のシーズン3は、あと3回(↓)。
・「アメリカンポップスの礎を築いたベーシスト キャロル・ケイ」
・「謎多き天才トラックメイカー Nujabes」
・「音楽で世界を変えるアーティスト ビヨンセ」
だそうです。

【追記】
私も20代の頃に長野市で開催された「キース・ジャレット・ソロ・コンサート」に行きました。
その時は、スタンダーズでトリオ演奏する予定が変更になり、急遽、ピアノ・ソロでの演奏になった---と、記憶しています。
コンサート終了後に、今は無き「仏陀」にも足をびました(あぁ、懐かしゅうございます)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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過去において既に掲示済みなLP、キース・ジャレットのスタンダーズ。先月のBLOGでも触れていたので、今月の二枚は、こちら(↓)。
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先日(10/22)、キース・ジャレットに関するニュースが流れてきました。その見出しは、

ジャズの巨匠K・ジャレット氏、脳卒中で復帰ほぼ不可能に

というものでした(こちら、AFPの記事より)。
その翌日、定期購読している雑誌「JAZZ JAPAN」の2020年11月号を見ていると(↓)、
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キース・ジャレットとスタンダーズ名でトリオを組んでいたゲイリー・ピーコックが先月(9月4日)、亡くなっていたという記事。享年85。
これによって【STANDARDS】名によるピアノトリオの作品(新録音盤)は、もう、聴くことができないのだなぁ~(Sigh)。
そういえば、思い出した---スタンダーズのLP、それもなにやらサインが3つ書き込まれているものがあったことを。
昨日、ごそごそと階下の倉庫で見つけてきた(↓)。
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確か、中古レコード店でまとめ買いした中の1枚だったと思う。
だから書かれたサインが、本人たちのものなのかどうかは?????
見てわかるのは、3人分のサインがあることだけ。
来月、例の場所へディスプレイすることにしましょう。
キース・ジャレット(p)、ゲイリー・ピーコック(b)、ジャック・デジョネット(ds)が初めて3人でアルバムを制作したのは、上記のキース・ジャレット名によるアルバム「Standards vol.1」(1983年1月録音)ではなくて、ゲイリー・ピーコックのアルバム「Tales Of Another」だったはず。
こちらは、CDでありました(↓)。
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レコーディングは1977年2月。ですからクレジットには、
CD is manufactured by PolyGram in Hanover, West Germany
とあります。
そうか、もうそんなにも時は経っていたのだなぁ~(再びSigh)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。快晴、行楽日和なり。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。ラミーとバッカスをいただきました。ありがとうございます。
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パッケージが昨年と変わりましたね。これについては、また後日。

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