liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:ジャズ喫茶

このブログを書いている時間帯は、BGMでFM長野が流れています。
11:30~はロバート・ハリスさんがパーソナリティを務める「Otona no Radio Alexandria」という番組。
で、
今週の11:40~の【生き物の物語】というコーナーでは、
映像作家で、ルポライターの高橋慎一さんが「長野・山梨で出会ったジャズ喫茶」についてのお話をされています。
25日(月)は、長野県松本市の老舗「エオンタ」が紹介されました。
髙橋さん曰く「日本で、世界で知られた名店」。
というのも、「ロンリープラネット日本編」で紹介されたこともあり、外国人の来店も多いのだとか。
店主の小林さんは21歳でお店を始め、今年で50周年とのこと。
そうか、あれから5年経ったのか(この日のブログ参照)。
それよりも遙か以前、
私が前職に就いたとき、初任地が安曇野でした。
もうその時点ではエオンタさんは営業されていて、時々、伺ったものでした(ドアを開けて左側の席ね)。
26日(火)は松本市の郊外(旧波田町)にある土蔵を改造した「アンの店」さん。
こちらへも伺ったことがあります。
店主の宮坂さんは、他にお客がいないと、イロイロと気を配ってくれて、アレコレとお話されます(かつてのジャズ喫茶のオヤジの無愛想を、反面教師にされているようです)。
また、たまたま伺った時にはあづみ野エフエムが取材にきていて、営業中ではありましたがインタビューをうけておられました。
で、
今日、26日(水)に紹介されたお店は、松本市の「884(ハヤシ)」さん。
オープンは2008年。
オープン間もない頃に伺ったことがあります。
店主の林さんは歯科医をやめて、その歯科医院の建物を改装され、ジャズ喫茶をオープン。
店の奥にはタンノイのウェストミンスターが鎮座していたことを覚えています。
今では「地元民に愛されているお店」とのこと。
久しぶりに伺ってみたくなりました。

3人のマスターは(たぶん)60~70歳代。
人生100年への、残り1/3~1/4をどーゆーふーに過ごしていくのか?---そんなヒントにもなりそうです。
そーゆーふーな点で、これもたまたま今週の月曜日、25日に東奥日報WebからYahoo!ニュースに転載されたこの記事(↓)。
名物マスター、90歳に 「まだまだ頑張りたい」 ジャズ喫茶「ブルーノート」(青森市)
お元気でおられること、それがなによりです。

【追記 2024.11.28】
28日(木)に紹介されたお店は、山梨県笛吹市の「サウンドライフハーモニー」さんでした。

【追記 2024.12.01】
29日(金)に紹介されたお店は、山梨県富士吉田市の「ON LAVA」さんでした(エフエム長野は金曜日の放送がないモンで(_ _))。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。2024年11月24日の夕刻の南アルプス。
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先週、ブログを書きながら聞き流していたFM番組で、「いい音でジャズやクラシックを聴かせるお店」を紹介していました。
番組では店名は告げず、でも気になったので、そのお店の他の情報の断片をもとに「ポチッ!」とな、をしてみると・・・。
どーやらこちらのお店のようです。
【特徴】として、
①手持ちのレコード/CD、Groove(=お店)が所有するレコード/CD(LP2,000枚/CD1,000枚以上、主にジャズ,クラシック)をALTEC/JBL/TANNOYのヴィンテージスピーカーで聴きながら安らぐひと時をゆっくり過ごせる。
②1~6名様までの完全予約制。事前にメールもしくは電話にて申し込む。
③基本料金   1時間30分迄:1名様 2,000円、2名様 3,600円、3名様 5,100円、4名様 6,400円、5名様 7,500円、6名様 8,400円。
④完全禁煙。
⑤飲食の持ち込みは可能(飲食の提供はしておりません)。
とのこと。
⑤に示されているように、「カラオケまねきねこ」の如く、スペースを提供する---そーゆーお店です。
FM番組では、
店主の方は外資系の医療系会社に勤めておられた。
自宅の地下室約20畳のスペースをレンタルオーディオスペースとして提供---とのことでした。

FM番組を聞いていて、ふと、ウチのお店のことを思い出しました。
当初のコンセプトはこちらで触れています。
「お客様へのお願い」も当初から掲げていて、そのうち
5人以上のグループ× → 3人以上のグループ×
へと変更しました(単純に、店主のみの営業のため、マンパワーが足りないからでした)。
「お願い」のなかで唯一、この14年間で「ペット同伴」のお客様は1度もおいでになっていません(ありがたいことです)。
「禁煙」では、「タバコ吸いたいんだけど、灰皿は?」と仰る方が過去にはおいでになりましたが、もう、おられません。
「小学生以下×」では、赤ちゃんや小さな子どもをお連れになったお客様も、過去にはおられましたが、今はそーゆーことはなくなりました。
「3人以上×」では、過去、7名でお越しになったグループが最大数でしたが、入店時でお断りしています。今では3名以上でもお断りですので(そもそも3人掛け以上のテーブル+座席がありませんから)、そーゆー方々もおいでにならなくなりました。
「追加のオーダーのお願い」を書き加えています(コーヒー1杯で4~5時間おられる方がいらしたので)。
近年漸く、当店の「お願い」に記されていたことが、「伝わって」きたようです。
実は、
これまで(たぶん)ブログでも触れていないと思うのですけど、それは、密かに、店主が「こーゆーふーなお店で行こう!」と思っていたことがありました。
それは、来店されたお客様が、「この店、いつもお客が自分だけなんだけど、どーして潰れないんだろう?」と、訝しがるようなお店。
これも、ほぼ実現しました。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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ジャズ批評2024年1月号(通巻237号)の表紙は、こちら(↓)。
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特集:ジャズ・ジャケ・セレクション。
everybody likes HAMPTON HAWES vol.3:the trio---有名なこのイラスト、ワニさんがご機嫌に手と足でリズムを取っています(どんな曲が流れているのでしょう?)。
CD(やレコード)だと、背景色はこーゆーふーになっていました(↓)。
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雑誌の内容は、巻頭のカラーページでアルバムを紹介して、
・リード・マイルス
・デヴィッド・ストーン・マーティン
・アメリカ西海岸をめぐる「ジャズはトリップ」
・ECM
と記事が続き、そのあとはジャズ関係者を中心に、各々素晴らしいと思うジャケットを3枚、挙げてもらっています(アンケート)。
LPサイズの大きさは、フレームに入れて飾るのに丁度いいサイズ感なので、当店でも開店以来何カ所かに飾っています。
そー言えば、
上記のワニさん、名古屋のテレビ塔の「麓」にある著名なジャズ喫茶「YURI」の看板にも描かれていて、足を運ぶ人がとても多い(そう、いつ行っても、お客さんがたくさんいます!!!)。
①立地の良さ
②入りやすい入口構造
③メニューの魅力
④接客の距離感
⑤お構いなしの大音量(それもレコード)
⑥会話OK
⑦アルコールの提供
⑧ジャズ好きな高齢者より若い人の方が多い
---どーゆー要素が、そうたらしめているのでしょう?(当店では参考にはなりませんが('A`))。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日(3月23日)発売の「JaZZ JAPAN」2023年5月号(通巻No.152号)(↓)。
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メインの特集は今年生誕100周年の「ウェス・モンゴメリー」。
パラパラとページを捲っていると、「現代オーディオで愉しむジャズ喫茶の音 Vol.1 ハードバップ編」という新企画が目に入ってきました。
冒頭、次のようにこの企画を紹介しています。

進化を重ねた最新オーディオで再生するジャズは、我々の求める「ジャズ喫茶の音」とは根本的に異なるものなのか。そんな疑問に応えるべく、今回ジャズ喫茶の名店「いーぐる」に最新のオーディオ機器を持ち込みジャズの人気盤を再生

とのこと。
「いーぐる」に持ち込まれた最新のオーディオ機器はトライオード製品と、トライオードが輸入代理店になっている英国・スペンドールのスピーカー。
(因みに「JaZZ JAPAN」の裏表紙(カラー)の広告は、スペンドールのスピーカーが載っています。)
で、
「いーぐる」店主・後藤雅洋さんが、次のように記しているのです(↓)。
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「えっ、アメリカや世界各地では、日本のジャズ喫茶スタイルが『クール』なのか!?」
あたしゃ、もう、絶滅危惧種、いや絶滅種だと思っていたゾ!
当店のようなスタイルのお店が、

世界的に見て、“COOL”なのか!?

という驚き。
モンダイは、再評価されたり、「クール」と言われたとしても、それによってマネタイズの流れがこの業界に起こっているのかどうか、という点。
一部の地域、店舗だけがそーゆー評価なのだろうか?
長野の山奥の、ヒトよりサルのほうが多い当店のようなエリアでは、「それ、どこの話状態デス('A`)。」

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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時々お見えになる飯田市のDr.Nさん。
私も器官の不具合!?の際には診ていただいており、有り難い存在です。
そんなDr.Nさんが標記のように仰って、この雑誌(↓)を下さいました。
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特集「一杯のコーヒーから」。
これに寄稿されていた上伊那のDr.Kさんの文章の冒頭(↓)。
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一箇所(赤線箇所)、訂正させてくださいね。
「おしゃべり禁止」ではなく、
会話は小声で控えめに。通話は「お外」でお願いします。---です(_ _)。

一般人はなかなか目にすることもないであろう「長野醫(医)報」。
購読者(会員)の方は、医師の方々でしょう。
そんなところに当店が登場とは、これはこれは、ありがたいことです。
で、
上伊那のDr.Kさんは、たぶん、1年前に当店で開催していた「ジャズ喫茶のマッチ展」においでいただいた方で、会計時に「このマッチのオーナーの方って、グリム・スパンキーの松尾レミさんのお父さんですか?」---と、問われた、その人だと思われます(こちら)。
Dr.Nさんも寄稿されていて、その文で「えっ!? そーなの!」と驚かされたのが、次の記述。

医師免許というのは大変便利なもので、飲食店開業に必要な「食品衛生責任者」の資格を有します。(中略)ですから皆さんも喫茶店に限らず寿司店やフランス料理店など飲食店をやろうと思えば、調理師免許がなくてもすぐに開店することができます。

「へぇ~、知らなかった!(こーゆー情報は、医学部では一切教えてくれないらしい)」
Dr.Nさんは自院を開業する際に親族・銀行・税理士から大反対にあいつつも、隣に喫茶店を併設されています。
こーゆー医院は珍しいので、察しのいい方は、もう、おわかりでしょう。
飯田市上郷にある、こちらの医院です。

これからも何かあったら、よろしくお願いいたします。
(「長野醫(医)報」は、例の書棚に置いてあります。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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FM番組「Otona no Radio Alexandria」、ロバート・ハリスさんが懐かしの音楽とともに、好奇心をくすぐる雑談(時に自らの半生を語ってくれる)、一服の清涼剤のような番組です。
で、
昨日は高橋慎一さん(映像作家、ルポライター)が、《コロナ禍のクリエイションの現場》と題してお話しをしてくれました。
それが、
【コロナ禍でジャズ喫茶に脚光が当たっている】というもの。
喫茶店ではあるが、音楽(ジャズ)鑑賞に特化したお店ゆえ、店内で「おしゃべり」する要素がなく、それに伴うコロナ感染の心配が無い---ということらしい。
「あ、この指摘、先週のYahoo!ニュースで見た記憶があるぞ!」
と、思って「ポチッ!」とな、してみると、既に削除('A`)。
転載元は読売新聞オンラインだったようで、その記事はこちらにありました。
今日の見出しは、その読売新聞オンラインの記事から一部引用したものです。
複数のメディアから同じようなことが指摘されているということは、その事象を信じていいのだろうか?
いやいやいや、そーは言ってもねぇ。
読売新聞オンラインで触れられている名店群(横浜・ちぐさ、新宿・DUG、四谷・いーぐる、吉祥寺・メグ、一関・ベイシー、仙台・カウント)はいざ知らず、少なくとも当店にとっては、「コロナ禍によって、脚光を浴びる」というようなことは、皆無デス('A`)。
そもそも、次のような負のスパイラルに陥っているのがこの業界だと思うのですよ。
①お客様は音楽(ジャズ)鑑賞を目的に来店するため、
②お店側としても大音量でそれに応えようとする。
③そのため複数人で来店しても、会話ができる環境にはなく、
④結果、「おひとり様」のご来店が多くなり、
⑤客席に占める占有率の低下(ひとテーブルに複数客席があるのに、それが埋まらない)を招き、
⑥来店者も長時間滞在するため、回転率も悪くなる。
⑦そーゆー経営構造になっているため、儲からない。
⑧そのため、一度はやってみようと経営を始めてみるものの、この構造から脱却できず、廃業。
一方、
当地ではコ○ダさんの駐車場の混み具合からして、カフェ・喫茶店というお店は「みんなで集まり、おしゃべりするところ」という認識が一般的です。
だから「おひとり様」の時空間を楽しむ人は、(=当店の経営が安定するような来店人数は)そんなに存在しない---ということでしょう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。当地では台風一過したものの、こーゆーふーな空模様。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、目にとまった番組があって、その放送回のテーマが今日のタイトル(「喫茶店の魅力 再発見!」)でした。
番組は(↓)、
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NHK+の内容紹介では、この回を次のように記しています。

喫茶店の魅力を再発見してみませんか?
実家が喫茶店というよゐこの濱口優さんが、個性的な喫茶店を訪問!
名曲喫茶に響く音色、こだわりのコーヒーをそろえたお店をご紹介。
他にもキャンプ道具を使ってキャンプ気分を味わうことのできるカフェなど、新たなコンセプトを打ち出したユニークなお店も。
東日本大震災でオーナーが亡くなった後、継ぐ人のいなかったジャズ喫茶。
さまざまな偶然の出会いで受け継がれた感動の物語も!


番組に登場したお店は次の通りです(番組ではお店の名前を伏せてはいるものの、画面に映った情報や地名等で「ポチッ!」となをすると、判明します。
登場順
①群馬・みなかみ町、土合駅。無人駅カフェ「エキッサもぐら」
②東京・練馬区、図鑑カフェ「fumikura」
③東京・中央区、アウトドア体験カフェ「REWILD OUTDOOR TOKYO」
④東京・杉並区、名曲喫茶「ヴィオロン」
⑤東京・練馬区、異色のコラボ「志村電機珈琲焙煎所」
⑥宮城・名取市、ジャズ喫茶「Coffee&Session PABLO」
私が知っていたのは④「ヴィオロン」のみ。
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入口にこーゆーふーな(↓)張り紙でも有名(!?)です。
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店内の様子を称して、ゲストの(著名な)川口葉子さん(カフェライター?)は、「礼拝堂」のよう、とも。
これはジャズ喫茶にも当てはまっていて、⑥Coffee&Session PABLOでも正面には大きなスピーカーが鎮座しています(↓)。
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⑥Coffee&Session PABLO(公式webはこちら)は先代のマスターが東日本大震災でお亡くなりになっており、お店も被災していたことから、閉店していました。
しかし、さまざまな偶然の出会いによって、復活を遂げたのだそう。
そのストーリーを紹介していました。
先代が営業していた時代を知っている常連は、再オープンしたこのお店に常備された【note】に、次のように記述していて(↓)、
pablo02
「あぁ~、そうか、(当店と)同業のところはどこも『そう』なのか!?」---という、なんか安堵感にも似た気持ち(ひとつも問題の解決になっていません!)。
いくつか記憶に残った発言(↓)。
「喫茶店は、生活の句読点のような存在です」(川口葉子さん)
「喫茶店はひとつの作品」(小澤康喬アナウンサー)
「喫茶店は人生の止まり木のような時間と空間」(小澤康喬アナウンサー)
最後の言葉なんかは、巷間で言うところの【サードプレイス】をうまく表現したものでしょう。
あっ、そーそー、
この番組ってどーゆーコンセプトで作られているのだろうと思い、公式ホームページを「ポチッ!」とな(こちら)。
そこには、
心も体も変化し、この先を考え始める50代以降、「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」と問い始めた人たちを応援し、“生活を豊かにするヒント”をお届けする情報番組です。
健康、住まい、お金、ファッションなど、幅広いテーマを掘り下げます。
「あなたの人生が明日も晴れますように!」という思いを込めて。
---と、あったのでした(強調BLOG主)。
そうか、そーゆー世代向けの番組なのですね。
納得しました(_ _)。

この番組、NHK+での配信期限は、 6/24(金) 午後8:44 まで、です(こちら)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー、これが今年の「大賞」作品。今日は「世界キリンの日」だそうな。
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30代のある年、私は約1ヶ月ほど新潟市内でホテル生活をしたことがあります。
当時、新潟市内にも何店かジャズ喫茶がありました。
今回のコレクションを拝見していたら、懐かしいマッチを発見。
それがこちら(↓)。
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SWANさんは、JASRAC(別名:カスラック)と戦っている!---そーゆー事態を私が知ったのは、(たぶん)当店を始めた頃でした。
JASRACの手口の巧妙さ、組織の巨大さ、政治力を背景とした「弱いものいじめ」---私はそんなふーに思ったモンです。
SWANさんの公式ホームページを見ると、和解したことが報じられています。

他にも、足を運びました。
中でも、昭和新道にあった「JAZZ FLASH」さんへ行くには、少しばかりの勇気が必要でした。
○ープランド街のド真ん中に位置していたのですから。
現在も営業中です。
シャモニー」さんでは、JBL・パラゴン+MARK LEVINSON LNP-2L+ML-2Lという組み合わせを、初めて目にしました。
こちらのお店も健在です。

地方都市でも、いや、地方だからこそ続けていける要素、いくつかあるような気がします。

流れから言うと、野口さんの「Funky」、大西さんの「A&F」ときているので、次は寺島さんの「meg」が登場してきそうなんですが、今回は、その「meg」のマッチがありません。
その代わりに目にとまったのが、「more」(↓)。
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裏面に文字はなし。
本家(!?)の「meg」でも、上の画像の「more」の位置に「meg」と書かれていたマッチが存在しました。
(その後?)ハンフリー・ボガートのイラストが描かれたマッチも存在しました(これは、私も記憶にあります)。
で、
そーそー、
『吉祥寺JAZZ物語』で寺島さんはどーゆーふーに描かれているのか?
以下引用します。
-----------引用開始
次に登場するのが、寺島靖国(54歳)。
吉祥寺駅中央口のピンク街にあるジャズ喫茶『メグ』の店主。
いや近年では、「辛口JAZZノート」他の著者としてのほうが有名かもしれない。
事実、本が売れ出してからの寺島靖国は、「オレはジャズ喫茶店主の器ではない、もっと大きい」と現役引退、自室に立派な机を買い込んで、文土気取りの日々を送っているという。
もちろん、ペラに土地転がしというワザがあるように、寺島靖国にも別の顔がある。
いまでは表の顔とも言える文筆業もそのひとつだが、いつもいつも、ジョニ・ジェイムスがスベッただのミシェル・サダビーがコロンだだのということだけ書き連ねるわけにはいかない。
純真なジャズ・ファンの仮面をかぶりつつも、実はしたたかな商売人でもある寺島靖国は、陰でコソコソと『メグ』以外に4軒ものおしゃれな店を経営しているのである。
ただし、商売人のわりには経営能力、杜員掌握力に著しく欠けているために、実質的な経営権は、寺島夫人、ダンナいうところの"オッカア"が握っている。
聞くところによると、吉祥寺商店連合会では、このオッカアの手腕のみ高く評価され、一方のオットオは、ただブラブラしている、そこいらのオッサンとしてしかみられていないという。
『吉祥寺JAZZ物語』 寺島靖国・大西米寛・野口伊織・中山康樹著(1993)日本テレビ放送網(株)刊 より
-----------引用終了
寺島さんも大西さん同様、あんまりな('A`)書かれようですね。
文中「『メグ』以外に4軒ものおしゃれな店を経営」というのは、既に触れた「more」・「John Henry's Study」・「scratch」・「Bonny and Clide」のことでしょう。
因みに寺島さんの経営したジャズ喫茶「meg」は2018年に営業を終了し、現在は「音吉!MEG」として再出発しています(公式ホームページ)。
あたしゃ、まだ行けてません(_ _)。

今日の信濃毎日新聞、毎週木曜日は長野県内の「展覧会・講座・講演会・イベント・音楽会」等の情報(週間ガイド)が掲載されます(↓)。
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赤○箇所を見てみましょう(↓アップ)。
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2022年01月07日のブログでも書いたことですが、一応、再度次のように念を押しておきます(↓)。

当店は喫茶店です。企画展のみの見学入店はお断りしています。

なにぶん狭いお店なので、無理な入店はお断りしています(_ _)。
ご理解下さい。

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