liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:ジャズ喫茶

『日本JAZZ地図』で「おそらく全国最多のレコードを持つお店」と紹介されている知立市のグッドベイト。
その数40000枚+α(この+α分は譲り受けたものの数)。
よんまんまい。
1974年のオープン時は700枚で始められたそうですが、次第にその数は増えていき、「JAZZ批評」2005年9月号・特集「日本列島ジャズの店2005年版」では、
現在は15000枚位あると思われます。
と、記されています。
で、
先日、まだ緊急事態宣言が出ていないときに、行ってきました(もう、何年ぶりか、です)(↓)。
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暑さ対策のためでしょうか、もう既にみどりに覆われています(西日対策?)。
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1974(昭和49)年から続くお店なので、今年で46年目。
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昭和で時が止まったかのような、懐かしさを覚える、そんな空間は、令和の今も健在でした(_ _)。

出版社が違っていたり、著者が違っていたりはするものの、数年おきに出版される同じ分野の書籍があります。
それが、「ジャズ喫茶ガイドブック」。
古くは、ジャズ批評社が別冊で「ジャズ日本列島」という【全国ジャズ・スポット案内】を出していました(↓)。
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赤○2は、今から25年前の1995年版、赤○1は、15年前の2005年版です(確か、それよりも前にも定期的に出版していたはず)。
実は今年3月、『日本ジャズ地図』という書籍が刊行されていて(上の画像最上段・下の画像A)、その帯には

ポートレート・イン・ジャズ喫茶69店
「日々全力でレコードをかけています」菅原正二(一関ベイシー)


の文字があります。
『日本ジャズ地図』 取材・文:常田カオル、撮影:谷川真紀子(2020) 交通新聞社刊---は、日本中にあるジャズ喫茶を訪ね歩いた記録。
7ページには「行脚記録」が示されていて、
2018年5月11日~13日
アロマ(甲府市)・エオンタ(松本市)・バード(新発田市)・スワン(新潟市)・もっきりや(金沢市)・穆然(金沢市)

から始まって、
2019年7月12日~16日
バップ(函館市)・想苑(函館市)・ジャマイカ(札幌市)・ボッサ(札幌市)・ファイヴペニーズ(夕張市)・ページワン(帯広市)・サテンドール(根室市)
2019年12月15日
コルテス(水戸市)

まで、合計69店舗の「ポートレート」が記されています。
で、
当初、合計70店舗を取材したものの、一番最初に取材したアロマ(甲府市)が、その後に閉店となったため、69ということになったのだそうな(とは言え、アロマ店内の写真も掲載されています)。
これで思い出したように、【ジャズ関連書籍】ブックタワーo(^-^)から2冊の類書を、例の書棚に並べてみました(↓)。
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【B】は、『東京ジャズ喫茶物語』 アドリブ編(1989) (有)アドリブ刊
【C】は、『九州JAZZ喫茶紀行』 田代俊一郎・大久保昭彦・酒匂純子著(2002) 西日本新聞社刊
本の出版となると、ページ数や装丁、カラーページの配置、製本等において、物理的に様々な制約が生じてきます。
ですから、自ずと掲載される店舗数や1店に費やすページ数にも限界があります。これはもう、しょうがないことです。

近年は、ネットの世界における「ジャズ喫茶案内」も充実しており、そこでは当店も都道府県別の一覧に載せていただけるようになりました(_ _)。
有り難いことでございます。

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今日の南アルプス↓11:00撮影(↓)。
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今日のストームグラス(↓)。
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この3月6日にピアニストのマッコイ・タイナーが亡くなりました。享年81。
当店では、本日、このような対応をさせていただきます(↓)。
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さすがに、BGMすべてを彼のアルバムにするということは、予定しておりません(_ _)。

澤野工房の澤野由明さんが昨年、
『澤野工房物語』 澤野由明著(2018) DU BOOKS((株)ディスクユニオン刊)---という書籍を上梓しました(↓)。
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副題が「下駄屋が始めたジャズ・レーベル、大阪・新世界から世界へ」。
ディープな大阪・新世界で100年以上も続く下駄屋さんが、ジャズのレコード(日本盤)をヨーロッパに輸出する澤野商会を設立して、約40年。そしてレーベル「澤野工房」が発足して2018年が20年目---そんな節目に出版された書籍です。
ジャズを聴き始めて50年の澤野さんが、友人の受け売りだけど・・・、と断って次のように書いています。
----------引用開始

ビル・エヴァンスとスコット・ラファロ、ポール・モチアンの完璧な音の対話。
アンプの音量をグッと上げると、お互いの顔を見ながら演奏しているトリオの姿がスピーカーの前に立ち上がってきます。
最初は誰しもエヴァンスのピアノのフレーズの美しさに心を奪われるでしょう。
しかし何度も何度も聴き返すうち、お気に入りの曲や感動のポイントは少しずつ変わっていきます。
それに、観客の咳払いや笑い声、食器のカチャカチャする音やレジの「チン」という音、ゴゴゴー・・・・という地下鉄らしき音なんかも、このレコードに不可欠な要素だと思えてくる。
もちろん再生する盤やオーディオ・システム、その時の自分の年齢やコンディションによっても、印象はずいぶん変わります。
聴き手に「こう聴きなさい」という押しつけをいっさいせず、それでいてその時々にしか得られない余韻をしっかり残してくれる。
ジャズが気づきの音楽であることを、これほど分かりやすく教えてくれるレコードはほかにそうありません。

(前掲書より)

----------引用終了

「ワルツ・フォー・デビイ」から受ける印象や余韻は、その時々の「気づき」によって変化する。それ故、飽きないんだそう。
私も首肯します。
そのために費やす努力(機器の選択、セッティングの工夫等)は、苦になりません。
少しでもいい音で聴いてほしい---一杯400円で提供している珈琲の価格には、そんな見えない努力も含まれているのです(_ _)。

そーそー、「レーベル作って、コンサートもやって、次どうすんの?」と問われると、澤野さんは、
「ジャズ喫茶をやりたい」と即答します---とのこと。それも、どこにもないジャズ喫茶なんだそうです。
楽しみですね。

この書籍の有り難いことは、巻末に1998年から2018年までの澤野工房のディスコグラフィーが掲載されていること。
例の棚に置いてあります(↑)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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1:ジャズ喫茶を謳いながら、CDばかりかけている(滅多にレコードがかからない)。 
→(言い訳)なにぶんワンオペなモンで、レコード盤の片面が終了した後におとずれるあの「プツッ、プツッ・・・」という音を回避できない場合も考えられ、それがお客様に不愉快な印象を与えてしまうのではないかと・・・(昔のジャズ喫茶には「レコード係」がいたんですよ、ね? それも今は昔の話)。詰まるところ、CDの所蔵数のほうが多いのです(_ _)。

2:(食べログでは)コーヒー専門店とされているのに、コーヒーメニューは14種類しかない。 
→(言い訳)当店は自ら「食べログ」様に登録したことはなく、「食べログ」をはじめ「Retty」や「ぐるなび」等、あっそーそー、グーグルマップの「★」等も含め、こちらからアプローチしたことは一切無く、【好き勝手にヤられてます('A`)】。

3:ブックカフェにしては、本の数が少なくバイアスがかかったものが多い。
→(言い訳)「ブックカフェ」を標榜したことはなく、あくまで店主の書庫が開架中だと思って下さい。

4:マンガ喫茶と呼ぶには冊数は少なすぎるし、置いてあるマンガの傾向がよくわからない。
→(言い訳)【3】番と同様です。趣味嗜好は人それぞれですから、「そーゆーふーな傾向のお店なんだナ」、程度にお考え下さい。

5:器に凝っているらしいことはわかるが、それをどのように用いてくれているのかが、不明。
→(言い訳)デミタスにはデミタスカップを、マグカップでの注文にはマグカップで、です。レギュラーサイズは、店主の胸三寸(_ _)(但し、便宜上の使い分けあり)。

6:調度品の統一感がない。
→(言い訳)わざと、です。

7:窓際席からの眺めでは、南アルプスのほんの一部しか見えないし、前方の大木や下段の家の屋根が視界を遮っていると思う。
→(言い訳)前段のご指摘は「ごもっとも」です。後段に関しては、他人様(ヒトサマ)のものですから、当店としては対応しかねる---というのが現実です。

8:午前中に焙煎をした日は、昼過ぎに訪れると店内が煙っており、焙煎のニオイが残っていたりする
→(言い訳)「焙煎室」を設置していないため、現在は厨房内での焙煎にならざるを得ず、煙が「もうもう!」状態になってしまっています。換気扇をず~~~っと回してはいますが、その排煙量にも限界があり、正直「昼過ぎ」では残り香があります。「夕方以降」でしたら、だいたい元の状態に戻っていますので、暗くなってからのご来店をオススメいたします。

9:sweets類のメニュー表示と店内掲示による提供可能なお品が、わかりづらい。
→(言い訳)ご入店されたら最初に、会計場所脇の黒板掲示等をご覧いただくのが宜しいかと存じます。

10:店主が無愛想。
→(言い訳)どうもすみません(_ _)。

11:客への注文が多すぎる(喫煙×、ペット×、子ども×、1人か2人で来い。そのくせ長時間いたら追加注文しろって、アンタ「何様?」)。
→(言い訳)そうまでして、スクリーニングによる来店客減のリスクを背負いながら営業しているお店であるということを、ご理解下さい(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。終日雨の予報、明日も夕方までは傘マーク('A`)。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、お客様から「松本のやまびこドーム近くに、今月3日、ジャズ喫茶がオープンしたらしいですよ」---という情報をいただきました。
なんでも「ここ(当店)のお店と同じで、自宅を改造した『住宅兼店舗』。休みの日は2と3のつく日」---らしい。
早速、「ポチッ!」となをしてみると、ありました公式ホームページ(こちら)。
ホームページから、店主の方がお店に込める熱量が伝わってきます。
【EONTA 45th Anniversary Year Live!】の日は、営業されているようなので、お昼時に伺ってきました。
看板(↓)はちゃんと出ているものの、
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どうみても、お店には見えず、フツーの民家です(↓)。
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この玄関から入って、靴を脱ぎ、お店の方に来店を告げる「太鼓」を打ち鳴らして、お知らせする---そんな「作法」が必要です(^_^)。
廊下を抜けていくと、その先は吹き抜けの天井が高いリビング、カウンター席、テーブル席、そしてスピーカーと対峙するリスニング席等々、いろんな利用の仕方を想定した配置になっています。
カレーセットをいただきました(↓)。
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カレーを食した後、この日、たまたま「今日からこのソファをそこに置いてみたんです」という、リスニングには最適なポジションの席を勧めていただき、お言葉に甘えてそちらでコーヒー・・・・(失礼しました)。そのポジションはというと、このシステム(スピーカー)と三角形をなす頂点の位置(↓)。
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ホームページによれば、「15年は営業する」と記されていますが、そう言わずに、EONTAさんのように頑張りましょうよ---でも、こればっかりは・・・・・、ねぇ。
先ず、健康であること、コレが前提です。そして営業に込める熱量の持続、加えて安定した経営ができる財政的な裏付け(売り上げ+α)・・・これらがないと続きません(実感デス)。
帰りに、お土産をいただきました(↓)。
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左上(ショップカード)、右上(ヤマンガカード)、下(オープン記念の手ぬぐい)---ありがとうございました。
ショップカード(裏)を見て気になったところ(↓)。
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オープン5日目にして、営業時間の変更があったようです(赤矢印箇所)。
そもそも営業が7:30~21:00という設定、いくら通勤時間がゼロとはいえ、営業時間が13時間30分ですよ、そりゃ働き過ぎです。変更して10:00~20:00になったとはいえ、それでも10時間。準備+後片付け等の時間を考慮すれば、労働時間(拘束時間)はもっと増えます('A`)。

かく言う当店では、いかにして営業日・営業時間を減らそうかと思案中です(_ _)。

「小さく産んで、大きく育てる」---サスティナブルな経営のためには、あまり無理をしないことが必要です。無理をし続けているとそこから綻びが広がってくるので、上記の判断は賢明ではないでしょうか。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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先月の信毎Webで、今年、松本のエオンタが45周年だということを知りました(こちら)。それを記念して20年ぶりにエオンタ主催のライブを開催---中島仁トリオ、トライフォニックともにピアノトリオです(私は2組とも、知りませんでした(_ _))(↓)。
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マスターの小林和樹さん(66)---と記事にあるので、21歳で開店されたのですね。そして開店して4年後には(御年25歳にして)ビル・エヴァンスを松本に招聘され、エオンタ主催のライブを開催。
その時の彼らを撮影した写真展もあり、エヴァンスが左手で箸を持って焼肉を食べている写真をはじめ、エオンタ店内での「打ち上げ?」の様子や、当時の松本駅前の風景等、面白うございました。
メンバーはというと、
ビル・エヴァンス(p)+マーク・ジョンソン(b)+フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
彼らのサインがエオンタの「例の階段の壁」に記されています(今度、確認してみましょう)。
今回の会場は、松本ハーモニーホール(の小ホール)(↓)。
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ざっと見たところ、150~200人程度のキャパで、ほぼ満席状態でした。
客層は皆さん、エオンタと共に歳を取った---そーゆー方々が多く、禿頭+グレーヘアーの年齢層のいかに多いことか!(20歳代の人っていたのかなぁ? PA担当のミキシング・コンソール前にいたスタッフは20代っぽかった。それ以外はというと・・・・( ^.^)( -.-)( _ _))。
中島仁トリオは、安曇野市在住の中島仁(b)+佐久市在住の望月慎一郎(p)+富士見町在住の橋本学(ds)---という面々。ピアノの望月さんは(小林さんの紹介によれば)IT系の技術者とピアニストという二足の草鞋を履いている、そんな方なんだそう(ジャズのアルバムも出している)。
トライフォニックについて、小林さんの「のけぞった」話が面白うございました。
トライフォニックのメンバーがエオンタを訪れた際、たまたま店内でかかっていたCDが、ティングヴァル・トリオ。そこで山田貴子さん(p)が「このトリオの演奏、私たちと似てませんか?」発言。コレを聞いて、小林さんは思わず(心の中で)のけぞったんだそう。
トライフォニックの皆さんが、自分たちの演奏しているCDを置いていかれたので、営業時間終了後、聞いてみると
小林さん「確かにそー言われれば、似てるような・・・。」
これで、小林さんは「東欧や北欧、ブラジルなど多国籍なジャズをカバーしている。久々に松本で紹介したいと思ったアーティストだ」(信毎Web)---と思ったそうな。

当店でもティングヴァル・トリオのアルバムが2枚あります(2枚とも演奏・録音が素晴らしい名盤です)。トライフォニックのライブ演奏、曲目にもよるのですが、ティングヴァル・トリオ的な演奏が数曲あったように思います。

さて、トライフォニックのアルバム、購入しようかどうか---思案中です。

以前、「高田馬場「マイルストーン」閉店(*゚∀゚)」というブログを書きました(こちら)。
これからも小林さんには、健康にご留意いただき、そして「ロンパーチッチ」店主の齊藤外志雄さんの言葉、

「続くジャズ喫茶が、いいジャズ喫茶です」

を実践していただきたいと願うのでした(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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店内の配置をどうするか、机と椅子のレイアウトをどのようにすれば、理想的な店内となるか?
開店当初、とても悩みました。
で、
結論は「機能優先」。
どういうことかというと、
1:リスニング席を設ける。
2:「お外」に広がる南アルプスの山並みを眺めることができる席を設ける(窓に向かう席を用意する)。
3:ノートPCや書類等を広げて、「仕事」ができる広い机を用意する(WiFi OK、電源有り)。
4:対面で会話ができる席も設ける。
5:この席に座ればリラックスできて、非常に寛ぐことができる席を設置する。
現在の店内レイアウトを思い浮かべてもらうと、こーゆーふーな(↑)状態になっていることがわかるはずです。

これまで何度もレイアウトを弄り続けてきましたが、ひとつ、これだけは心掛けてきたことがあります。
それは、「視線が交わらない配置にすること」---座った席から他のお客様と目が合わないように配慮する---そーゆーことです。
机と椅子の向きや高低差を利用して、腐心してきたのです。
ところが、
お客様にとっては、こーゆー配慮などどーでもいいことらしく、自然と「お気に入りの席」を見つけられるようです。

実は、「どこの席に座るか?」という問いとその解釈は、心理学の実験でいろいろと試されていて、「非常にオモシロイ(by湯川学)」。

例えば、こちらは「座る位置で性格を見抜く?カフェでの過ごし方でわかる「深層心理」」と題した記事。
また、こちらは「座席の選び方で分かっちゃうあなたの心理!!」
とあります。
こちらは「座る席の位置に見える人の深層心理」

一読しましたが、無難に一般的な表現に留まっている気がします。

しかし、厨房から見える「光景」は、少し違うのでした。これって、京都・鴨川沿いに等間隔に座っていくカップルの行動に関する考察と一脈通じるものがあるのか??(いや、ないな('A`))

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午後は雨の予報( ^.^)( -.-)( _ _)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。先日久しぶりにコチラの皆さんがつくっている小松菜を購入しました。今回は、市村英雄さんのお品。
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熱海の「ゆしま」さんでは、壁に【NEW DISC】を紹介していました(アルバムタイトルとミュージシャン名だけですけど)。
で、
当店でも遅ればせながら、こんなモンを掲示してみました(↓赤○箇所)。
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赤○箇所をアップ(↓)。
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いつまで続くのかわかりませんが、一応、目につくところへ置いておきます(_ _)。

過日、お客様から

「高田馬場のマイルストーン、7月いっぱいで閉店したそうです。」

との情報。
ネットで「ポチッ!」とな、をしてみると、公式ホームページは、まだ、ある(こちら)。えっ、ホームページの公開は2018年11月16日で、そのまんまかいな・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。

ところが、アメブロへの書き込みをみてみると、今年1月時点では(↓こちら)、

お店は開店以来の常連さんが引き継ぎ、(マスターの織戸さんは)千葉の房総で第二の人生を過ごすそうです。

との記述もありました。しかし、先月になると(↓こちら)、

突然ですが事情により引き継ぎが出来なくなり閉店が決まったとのこと

1976年開店の、業界的には名店の誉れ高いジャズ喫茶でした・・・・(「ジャズ批評」にも広告を出していたので、マーケットは(たぶん)全国のジャズファンだったはず)。

営業43年---もう、ひとつの世代が交代した、そんなはるかな時間が経過したのだなぁ~---と、感慨深い。

食べログには、既に【閉店】の文字があります。


実は、先日、静岡県熱海市へ行ってきました。学生時代の面々が10人ほど集まる---という機会だったので、時間を見つけて「ゆしま」さんへ伺いました(↓)。
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未だ健在なり、「ゆしま」。

ママさんは90歳を超えても矍鑠たるご様子。カウンターの中には息子さん(?)がおられて(とは言え、もう、結構なお歳です)、ネルドリップでコーヒーを淹れておられます。

お客様はというと、私がいた1時間弱の間に来店された皆さんは、全員、ご高齢の方々。

そーゆーことなのだなぁ~~~っと、思いつつ、こちらも、感慨深い時間でした。

「ゆしま」さんは開店が1952(昭和27)年なので、今年で62年目!
上の画像のとおりの内外装ですから、令和の「今」という時代から見ると、「これで経営が続くのか?」---という感想を持ってもオカシクはない。

マイルストーン 43年間
ゆしま 62年間(今も継続中)

ふと、「ロンパーチッチ」店主の齊藤外志雄さんの言葉を思い出しました。そう、それは(この日のブログでも触れていますが)

「続くジャズ喫茶が、いいジャズ喫茶です」

そのためには、昨日も触れたことだけど、「健康であること」それに尽きるのです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。長崎・佐賀・福岡ではレベル5の特別警報が出ています。気をつけて下さいね。
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今日のストームグラス(↓)。
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