高速バスを利用していると、途中、トイレ休憩のためSAPAで短時間停車しますよね。
運転手が、「出発時間は○時●分です。」
と告げ、乗客の皆さんはそれを確認して、各自バスから下車していきます。
今はフロントガラスのところに出発時間を「手めくり時計表示」で知らせてくれているバスもあります(親切ですネ)。
私は毎度、下車してトイレへ行くことにしています。SAPAの売り場もチラ見するにはしますが、だいたい出発時間の7~8分前までには戻ってきます。
というのも、
運転手が、「出発時間は○時●分です。」と告げる言葉の含意として、
「あくまでここでの停車時間は、トイレ休憩のためのものです。高速道路では渋滞や突発的な事故等により定時運行が難しいため、皆さんが集合したら、出発します。」
---こんな意味合いを込めて言っている。私はそーゆーふーに解釈しているからです(これって、突飛な解釈じゃないと思うんですけど)。
運転手によっては、出発時間5分前に乗車人数を確認して(野鳥の会の人が持ってるあのカウンターでカチカチやったりして)、全員が揃っていると、
「ご協力ありがとうございます。お揃いですので、出発いたします。」
と、アナウンスしてバスがスタートします。
で、
先日のこと(漸く今日の本題o(^-^))。
私の席と通路を挟んだ反対側にお座りの女性、2回あったトイレ休憩で2回とも出発時間ギリギリにお戻りでした。
女性の場合、週末の混んでいる時間帯ではSAPAのトイレに行列ができることもあるので、
【今だけ男】
になって、男子トイレの「大」を利用するオバチャンが出現!---そんな話もありますが・・・・・・。
この日は、平日。トイレが混んでいるというわけではありません。
その女性以外は皆さん2回とも、余裕をもって5分前には集合されていました。例によって、運転手の人も人数確認をその時間にしています。
で、彼女だけいない。
彼女にしてみたら、ちゃんと出発時間までに戻ってきているわけだから、「あ~、間に合った! 良かった!」と、思っているでしょう。
きっと自分に瑕疵はないと思っているはずです。実際、「出発時間」を遅らせたわけではないので、特別問題はありません。
でも、私はなんだかモヤモヤしたのですね。
この正体は何だろうと暫く考え、結論は、
この女性は空気が読めない。運転手の言う出発時間にさえ間に合えばいいと思っている。その言葉に含まれたメッセージが理解できないんだ。ましてや、たまたま同じバスに乗車した人を「待たせている」なんてことには思いも及ばない。言葉として発せられた内容をそのまま、文字として書かれた表現をそのままにしか、理解できないのではないだろうか。そう、行間なんて読めない---そーゆー系の人だとラベリングしてみると、合点がいくのです。
最近は、そーゆー系シンドロームを、「発達障害」として括っています。
このBLOGでも過去、発達障害に関しては触れています(こちらやこちら)。というのも、その当時からそーゆー系と思われる方への対応を当店でもしなければならない事態を迎えているからなのです(そーゆーふーに考えると、合点がいくことも屡々です)。
入口に「お店からのお願い」を箇条書きにして明文化しておけば、そーゆー系の人も、読みさえすれば理解できるハズ---と思ったので、項目の追加が続きました。あの掲示は、「コーヒー飲みに来たら、この店は音がうるさくて、『おい、もっと音、低くしてくれや』。」という方への予防線ではないのです。
実はひとつ、計算外だったことがあって、
開店当初より「赤棚」に、誕生日辞典とか性格・相性、占い、血液型取説とか、自己啓発関係本とか、そんなどーでもいいような、店主の私にとっては、ゼンゼン関心も無ければ、中身を読んだこともないような書籍を置いていました。
計算としては、カップルが来店した時、会話が途切れた際に、多少は話のネタになるだろう----そんな親心(^_^)からだったのです。
でも、この書籍群に反応したのは、カップルではなくそーゆー系の人でした(現在はもう、置いてありません。今はそっち系では、小林正親さんの本が2冊あるだけです(_ _))。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
オ・マ・ケ(↓三日坊主めくりカレンダー)。お父さんの滑舌が悪いと、こーゆーふーに聞こえるのかも(^_^)。