liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:レコード

階段のいつもの場所、先月からは昨年いただいたレコード(この日のブログ参照)の中より順次、掲示しています(今月からは2枚とも)(↓)。
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「スピリチュアル・ユニティ」 アルバート・アイラー(ts)。
もう1枚は(↓)、
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「ベルズ」 アルバート・アイラー(ts)。
フリージャズの巨人、アルバート・アイラー(wikiせんせいの項)。
念のため、
当店では、フリー・ジャズは殆どかかりません(かけません)。
過去において、リクエストで阿部薫をかけたことはありますが、そのリクエストをされた方も、
「他のお客さんが来店したら、止めてもらってけっこうですから。」---というように、配慮をされている方でした。
何卒、ご理解くださいますようお願いいたします(_ _)。

今月は、毎年1月がそうであったように(!?))、1枚はニッポン的?なこちら(↓)。
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もう1枚は、昨年、いただいたレコード(この日のブログ参照)の中から順次、掲示していこうと思います(2月からは2枚とも)(↓)。
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「Study In Brown」CLIFORD BROWN & MAX ROACH---名作の誉れ高い1枚。
どーして、クリフォード・ブラウンはあんなにもクリアーで突き抜けたトランペットを吹けたのでしょう?

今日の標題は、フィガロ・ジャポンのこの記事の見出しです。
一瞬、「えっ!?」って思いますよ、ね。
で、
記事を読むと、これは日本のことではなくてアメリカのことなんだそう。
なんでも、

アメリカレコード協会が今年3月に発表したデータによると、2022年のアメリカ市場での売上枚数において、レコードがCDを上回っていた---んだそうな。

CDの販売枚数、3300万枚
レコードは、4100万枚
でも、収益ベースでは音楽市場全体の84%はストリーミングが占めている状態だそう。
日本もみてみましょう。
一社・日本レコード協会のこちら(↓)によると、
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CD、アルバム、シングル合計は、1億91万5000枚(2022)に対して、
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アナログディスクは、213万3万3000枚(2022)。
と言うことは、割り算してみると、日本ではまだまだCDの販売枚数はアナログディスクの47.3倍もあることになります。
グラフで特徴的なのは、2021年22年とアナログディスクの販売枚数・販売金額がともに急伸していること。
コロナ禍によって「お家でレコード鑑賞」する人が増えたのでしょうか?
今のご時世、お家にレコード・プレイヤーがあるご家庭、少ないでしょう?(場所取るし('A`))
あっても、物置でホコリをかぶっていたり、電源を入れてもターンテーブルが回らなかったり、そもそも、レコード・プレーヤーを接続するための【PHONO】端子が付いていないアンプが今はフツーですから・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
幸いにして、音出しができてもレコードそのものを処分しちゃった---そーゆー方々、たくさんいそうです。
私は、
階下にあったTechnics SL-1200(初号機)を二階へ持ってきて設置しました(この日のブログ)。
その際はエレキットの製品群と接続しましたが、やはり、管球アンプの名品と称されるラックスマンのSQ38FD(マークⅡだけど)と繋げることにしました(↓)。
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これで「甦る70年代の音」が聞けるのか?(ただ、接続してあるスピーカーが、【その時代のもの】ではないのです(_ _)。それイタリア産だし・・・)
メイン・システムでもレコードを再生することは可能ですが、そちらは管球アンプではありません(でも、音は良いと思っています)。

レコード → CD → ネット配信

どんどん便利になってきているのに、ここで、アメリカでは「レコード」に回帰(実際はストリーミングによる収益が圧倒的なので、「回帰」ではなさそう。レコードのほうがCDよりも新鮮に映るのでしょう)。
データを鑑賞するよりも、形あるものを自分の手にとって、所有する喜びも味わう---なんだかニンゲンって面倒くさい生き物のようです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。当地でも霞んでいます。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。「た」を「だ」にしただけなのに(^_^)。
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先日、お休みの日。
レコードを中心に聴いていました。
以前のプリアンプから現在のプリアンプに変更して、こんなにも集中してレコードを聴いた日はありませんでした(たぶん)。
で、
(ヘボい私の耳でさえも)聴いていて、明らかに「いい!」のです、現行のシステムから出ている音が。
以前の音は、いったいなんだったんでしょう!---というくらいです。
機器に関してはこちらをみていただくとして、店主のいつもの席からは、こんな感じです(↓)。
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階段の壁、今月そこへの二枚は先月からの続き(?)でTBMレーベルから、鈴木勲(b)さんの名盤。
1枚目(↓)。
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【BLOW UP】鈴木勲トリオ/クァルテット。
2枚目(↓)。
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【BLUE CITY】鈴木勲クァルテット+1。
さて、
来月もTBMレコードが続くのでしょうか?
鈴木さんは伊那谷(特に中川村)を気に入っておられるのだとか・・・・(未確認(_ _))。

雑誌「JAZZ JAPAN」の2021年9月号(No.133)。
ディスクユニオンの広告ページ(↓)。
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名盤の誉れ高い、と同時に高音質盤としても知られる【Waltz for Debby】。
オリジナル盤をはじめ、これまで様々なフォーマットで何回も再発されてきました。
それらの中からディスクユニオン様が「これは、この価格で買い取りします!」と、具体的な価格を提示しています(↓)。
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モノラルのオリジナルLPは15万円、一方、同じオリジナル盤でもステレオ盤は5万円。
この価格差は希少性によるものでしょうか?
CDでさえもけっこう違っていて、ゴールドCDだと1万円、一方、HQ盤だと1200円。
広告には小さい文字で、掲載価格に関して(強調BLOG主)、
・広告内容の有効期日
・盤質、状態が良好
・帯ほか付属品完備
の場合とあります。
また、
買い取り価格はコンディションや各店舗の在庫状況、再発盤のリリース等の理由により大きく変動する場合があります---と断り書きがあります。
価格は常に変動していて、それは需要と供給で決まる、ということでしょう。
そー言えば、
今年3月にもディスクユニオンの広告ページについて触れていました(こちら)。
さらに遡れば、4年前(こちら)。
コレクターの世界には足を踏み入れないようにしよう---この思いは開店当初以来、今も続いています(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。今朝、九時台のFM番組オンエアリスト。
hiromi
上原ひろみさんのニューアルバムから2曲、流れてきた(当店、特典付きのCD、購入済みです。リクエストOK)。

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