liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:二月の勝者

先日、漫画「二月の勝者」の第21巻が刊行され、物語が完結しました(↓)。
DSCN7986
カラーページ構成が意外で、フツー、巻頭に持ってくることが多いものなんですが、この第21巻はそれが巻末4ページにあるのです。
それと、帯の袖にあったこちら(↓)。
DSCN7987
読者プレゼント、
A:黒木蔵人BIGアクリルスタンド
B:黒木名言湯のみ
が、応募すればあたるんだと(各100名)。
あたしゃ、早速、【B】で応募しました(_ _)。
因みに、過去にブログで、4年前(こちら)、3年前(こちら)に触れています。
前者は中学受験に纏わる名言集(目次の見出し)、後者は「体験格差」について。
「体験格差」については、今、講談社現代新書の『体験格差』(今井悠介著)を読んでいる途中です。
全21巻、例のスタッキングシェルフの1区画に置いてあります(↓)。
DSCN7988
巻末に「参考文献」が43冊紹介されていますので、気になる人はご参考にどうぞ。

---

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
DSCN7993
今日のストームグラス(↓)。
DSCN7992

昨晩から日テレ系でドラマ「二月の勝者」が始まりました(公式ホームページ)。
第1話、録画をしたものの、まだ見ていません(_ _)。
原作は高瀬志帆先生のマンガで、現在最新刊は13巻まで刊行されています。
1年ほど前、このブログで『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』 「二月の勝者」×おおたとしまさ著(2020) 小学館刊---の目次を延々と(アマゾンの「ためし読み」から)コピペしました。
ためになる言葉がいくつも原作マンガから引用されていて、ベンキョウになります。
原作第1巻の巻末には25冊の【参考文献】が載っていました。
それが最新刊の第13巻になると、40冊になっています。

以下、ネタバレあり(_ _)。































中学受験予備校桜花ゼミナールの校長、黒木蔵人(主人公)には表の顔と、彼がひた隠しにしていた裏の顔があって、第13巻目でそれが明かされます。
それはボランティアで行っている無料塾の運営でした。
表面的には見えづらいといわれる「子どもの貧困」を無料塾のクリスマスパーティーで、高瀬志帆先生はさりげなく描いています。
例えば、こーゆーふーに(↓)。
DSCN3158
DSCN3156
DSCN3159
中学受験ができる経済的余裕があって、大都市圏に住んでいる家庭の群像劇だと思っていた「二月の勝者」。
高瀬志帆先生がここで描いていたのは、それだけではなかったのです。

生活していく上で最低限必要な金額以下の所得しかない「絶対的貧困」ではなく、国民の所得分配上で中位にいる人の所得額の50%に満たない所得の人をさす「相対的貧困」。
我がニッポンはその「相対的貧困率」が15.4%(6~7人にひとりの計算になります)。
2017年のOECDデータでは、日本よりこの比率が高い国々は、
イスラエル、トルコ、アメリカ、メキシコ、ラトビア、チリ---の6カ国しかありません。
比較対象をG7にすると、アメリカに次いで第2位の貧困率です。
3年ごとに実施されている厚生労働省報告書によると、2018年の日本の子ども(17歳以下)の貧困率は13.5%でした。
こーゆーふーな現実が今、ニッポンにはあるという実感、日々の中で感じているでしょうか?(それこそが見えづらい「子どもの貧困」の実態なのでしょう)

---

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
DSCN3166
今日のストームグラス(↓)。
DSCN3167
オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。あぁ~、そーゆーふーに聞こえますわ!
DSCN3168

話題の書(漫画)、「二月の勝者」(高瀬志帆著)小学館刊(現在第8巻まで刊行中)。
その第8巻発売と同時に、『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』 「二月の勝者」×おおたとしまさ著(2020) 小学館刊---が刊行されました。
中学受験を通して親が子に伝えるべき「人生を教える」100のメッセージを、「二月の勝者」の名場面(台詞)から引用し、おおたさんが解説している---というもの(らしい)。
アマゾンの「試し読み」で、目次を見れば、だいたいのことはわかりそうです(↓)。
2gatsu01
2gatsu02
2gatsu03
2gatsu04
2gatsu05
2gatsu06
2gatsu07
2gatsu08
私は、第83講の言葉が好きだなぁ。
物語の文脈から切り取った言葉もあるため、やはり、ストーリーを追ってから読んだほうがいいのかも知れません。
主人公(黒木蔵人)はいるけれど、中学受験予備校(桜花ゼミナール)に通っている塾生たち(小学六年生)とその保護者の群像劇でもあります。
巻末に並べてある30冊以上の「参考文献」は、中学受験の「参考書」(そのなかにおおたさんの著者が何冊も入っています)。

長野県で中学受験が必要なところは、公立で
屋代高等学校・長野県立屋代高等学校附属中学校 
諏訪清陵高等学校・諏訪清陵高等学校附属中学校 
長野市立長野高等学校・長野市立長野中学校---の3校。私立では、
佐久長聖高等学校・佐久長聖中学校
長野清泉女学院高等学校・長野清泉女学院中学校
長野日本大学高等学校・長野日本大学中学校
文化学園長野高等学校・文化学園長野中学校
松本秀峰中等教育学校---しかありません。
Deep Southは「圏外」のため、これらの中学校に通学させようと思うと、いろんな技や無理をさせなければなりますまい。
だから、でしょうか? 
けっこうのんびりしてます(しているように見えます)。それはそれで、いいこともいっぱいあるんでしょうが、少なくとも、東京ではこーゆー現実を生きている小学六年生とその保護者がいるということくらいは、知っていていいのかもしれません。
斯く言う自分は、そろばん塾や書道教室等を含めて、これまでいっさいの塾や予備校、家庭教師等で習ったことがないので、ここで何を言っても、説得力なし・・・・・・・・・か('A`)。

「二月の勝者」はスタッキング・シェルフに置いてあります。

↑このページのトップヘ