liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:佐久市

長野県飯田市への出店は、アップルロード沿いの路面店で、例のセイレーンマークの看板が運転していてもわかるようになりました(場所は、なんと、コメダ珈琲と道を挟んだはす向かいです)。
で、
オープンは9月下旬(予定)なのですが、このブログで触れたこの日へのアクセスが、8月に入ってこーゆー状態なのです(↓)。
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2番目の倍、アクセスがあります(そもそも全体のアクセス数もたいしたことはありませんから、目くそ鼻くそのレベルなんですけど(_ _))。
スターバックスの出店について、先日、佐久市へ足を運んだときのこと。
実は、佐久市は飯田市とほぼ同じ人口数なのに、3店舗も出店しているのです(↓)。
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1店舗目はイオンモール佐久平店内にテナント出店。
2店舗目は佐久IC前のフレスポ内の路面店。
そして今年オープンした3店舗目はR141沿いにではなく、そこから少し西に入ったフォレストモールに隣接した路面店。
1店舗目と3店舗目は、直線距離にして1kmも離れていません(3店舗ともに駐車場完備)。
人口が10万人もいない佐久市へこんなに集中出店して大丈夫なのか、スターバックス!---と、心配になります。
佐久市在住の方のお話だと、夫々の店舗が「満員」になることなく、適度に空いているそうです。
それでもやっていけるというのがスゴイな、スターバックス!
かつての出店に関するマーケット・リサーチの指標とは別の「何か」があるとしか思えません(日本国内への出店が一巡して、2周目に入ったんだと思います、たぶん)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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毎月1日現在の人口を長野県で集計して、公表しています。
3月の年度末には、進学や就職で地元を離れる人も多く、人口移動が激しい月と言えるでしょう。
で、
長野県の「市」について、4年前にこんなブログを書いていて、その日のタイトルは【長野・松本・上田・飯田・佐久の順番ではなく、佐久と飯田が逆転。】というものでした。
この時の「差」は587人(佐久市のほうが多く、順位が逆転していたのでした)。
それから4年、どーゆーふーになっているのでしょう?
2024年4月1日現在の人口数は、こーゆーふーな状況のようです(↓)。
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なんと、佐久市と飯田市の差は、約3000人にまで開いているのです。
共に人口減が進んでいますが、飯田市はこの4年間で-4161人。
毎年、約1000人ずつ減っていることになります。
振り返れば、直ぐ後ろには安曇野市が人口差1034人にまで迫ってきており、この趨勢でいけば、追い抜かれるのは時間の問題です。
「佐久市には新幹線の駅もあって、東京とのアクセスがいいからねぇ。飯田市にもリニア新幹線の駅さえできれば、状況は変わりますよ!」
なんて、思っていた人は、(たぶん)それなりにいたことでしょう。
しかし、
当初のリニア新幹線の開業年、2027年を3年後に控えて、先日、公式にJR東海は2027年の開業を断念しました。
最も楽観的に見た(=開業年が早い)としても、2034年。
あと10年先です。
それもその年に開業にこぎ着けることができるのかどうかは、明言されていません。
この差は、残りの人生に与えられた時間が少ない身としては、見届けることができるのかどうか?---半ば諦めです('A`)。
飯田市の将来のグラウンドデザインも、もう一回見直さなければなりますまい。

念願だった新幹線の駅が開業した飯山市は、この4年間で19763人 → 18161人 へと1602人減少しています。
大雑把に見て、新幹線の駅が開業しても、ストロー効果(いや、スポイト効果?)で約1割も人口減になっているというこの事実。
飯田市の将来は、佐久市なのか、飯山市なのか、はたまた・・・・?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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かれこれ3年前、こーゆーふーなブログを書きました(標題:長野・松本・上田・飯田・佐久の順番ではなく、佐久と飯田が逆転。)。
現在の飯田市の公式ホームページでは、こーゆーふーに人口数を表示しています(↓)。
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たぶん、外国籍の人の数も合わせた人口数らしく、長野県の統計と照らし合わせてみると、数字が合いません。
そのため、長野県の統計で比較してみましょう(↓)。
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令和5年4月1日現在、
・飯田市 95010人
・佐久市 97335人
その差、2325人
3年前は、
・飯田市 98014人
・佐久市 98601人
その差、587人
でしたから、同規模の佐久市と比べると、飯田の人口減少が顕著です。
今年飯田市は、宝島社の雑誌「田舎暮らしの本」2023年2月号の「2023年版 第11回 住みたい田舎ベストランキング」で、5万人~10万人未満の都市の中、「住みたい田舎、総合部門日本一」になったのですが、数字(=人口動態)はありのままの現実や実態を映し出す、正直なモノです。
ここ数年、飯田市では毎年1000人規模で人口が減少しているのです。
そー言えば、
当店ではお客様の平均年齢が(店主見積もりで)60歳以上ですから、ご高齢のお客様もおいでになります。
そんな中、定期的においでいただいていたお客様が、ある日を境に「パタッ!」とみえなくなることがあります。
後日、
その奥様がおいでになり、「先日、○○は亡くなりました」と、お話し下さる---そーゆーこともあります。
「パタッ!」とみえなくなってそのままの、80歳以上の方もおられます(マイカーを運転してご来店されていましたから、免許を返納されたのか、とか・・・、アレコレ思いを巡らしてしまいます)。
斯くの如く、
高齢社会が当店でもリアルに感じられることが多くなってきました。
当地では、地縁血縁ビジネスでなければ、新規のお客開拓が難しいエリアである、ということは言えましょう。
GWシーズンでありながらも、同じ県内の他地区と比べて、圧倒的に入り込み客の少ないDeepsouthですから、「観光客」も当てにはできません('A`)。

当店から中央道・座光寺SIC(へのアクセス道路)もできたことだし、その先にある大市場に目をやったほうがいいのですが・・・(でも、どーやって!?)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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毎年1月1日現在の人口数が、1月31日に発表になって、翌日、新聞紙面に載ります。
で、
長野県はというと、信毎Webのこちらで記事化されていて、見出しは「県の人口、3年ぶりに「転出超過」」---とあります。
先日、出典元の「統計ステ~ションながの」にあたってみたところ、「あっ!遂に!」という発見。飯田と佐久、両市とも人口10万人を割った時には、多少なりとも話題になったんでしょうけれど、今回はそれと較べると「ちっちゃい話題」です(_ _)。
エクセルデータ(↓)。
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飯田市と佐久市の人口が、逆転しているのです。
これまでは平成の大合併以降(いや、それ以前からか?)、長野県内の市としては【長野・松本・上田・飯田・佐久】の順番でした。
「日本人」に限ってみると、飯田と佐久の差は拡大します(↓)。
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確か昨年はまだ、飯田のほうが多かったはず---と思って、「ポチッ!」となをしてみると(↓)、
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「あぁ~、やっぱり!」昨年はまだ、飯田のほうが人口は多かったんだ。
ということは、この1年間で【自然(増)減+社会(増)減】が、この2市の明暗を分けた訳ですね(それにしても、飯田の減り方はドライブがかかってきてる('A`))。
因みに、「市」の上からの順番(黒矢印)は、総務省の全国地方公共団体コードに沿っているのですが、それはつまり、市制施行順なわけで、人口の多寡とは関係ありません(長野県の市長会での座席順も、この順番に座席指定されているらしい)。
【自然(増)減+社会(増)減】欄を見てみましょう(↓)。
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飯田では「△515人(減)」に対して、佐久は「168人」の増加。この差ですね。飯田は「お外」に流出する人が多いのに対し、佐久は逆に流入してきている。「自然増」はどの市でも実現できていないので、「お外」から人を引き寄せることに成果を上げているところ(佐久)と、そうでないところ(飯田)の差が、数字に表れたようです。
飯田をはじめ飯山や大町は、社会増減率が他市と較べてその値の△(マイナス率)が大きい。これらの市って、長野県域でみると(地図を広げてみると)「隅っこ暮らし」のような場所に位置している、という共通点があります。
飯山は新幹線の駅があるのに、長野県内の市ではいちばん流出率が大きいって、何が原因なのだろう?これって、早晩、リニア長野県駅ができる飯田の未来図なのか?

以前のブログでも触れていたことですケド、【社会減】の数字に表れている方々の社会的属性が気になります。こーゆーふーなお店をやっていればこそ、どーゆーふーな方々がおいでになる(可能性がある)のか、それはそれは経営上の死活問題に直結です(_ _)。
人口数はひとつの目安に過ぎません。でも、こんな時代だからこそ、その数値が示すものから何が読み取れるのか?
【人の移動(人口の増減)】は正直に物語っているのです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。快晴無風ナリ。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。昨日17:34の南アルプス、荒川岳。
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