番組担当プロデューサーが、
「先日NHKプラスでの新記録(大河・朝ドラをのぞく、ドラマの歴代最高値)を達成し、第3話の放送を終えた今では、連日100通近いお手紙を頂戴しております(他にもお電話やメールでの感想など、本当に数えきれないほど多くの方々から反響を頂きました)。応援して下さる皆様お一人お一人に、心より感謝申し上げます。」と記している、今、話題のテレビドラマ「正直不動産」(公式ホームページ)。
原作は「ビックコミック」連載中のマンガです(大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案))。
テレビ放送に合わせて(?)、原作マンガの公式副読本が出版されました(購入済み、上段右端(↓))。
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現在、単行本は第14巻まで続いており、あたしゃ、知らないコトがアッチにもコッチにも状態です。
で、
この公式副読本(『不動産業者に負けない24の神知識-「正直不動産」公式副読本-』 全宅ツイ著(2022) 小学館刊)の「はじめに」では、次のように記してあるのです。
-----------引用開始(強調BLOG主)
僕たちは不動産のメジャーリーガーです。
来る日も来る日も不動産でどうやって利益を上げるかを考え、法律、建築、金融、税制などを学び、不動産に関するありとあらゆる専門知識に精通しています。
「試合」である不動産取引にも、何回やったか覚えていないぐらい出場しています。
一方、みなさんは草野球選手以下です。
バットを持つのも初めて。
ボールの投げ方も知らないし、そもそもグローブがどこで買えるかも知らない。
「試合」に出た経験は、せいぜい賃貸マンションを借りた時に30分ほど賃貸仲介店のカウンターでゴソゴソと署名捺印したぐらいでしょう。
こういう二者が数千万円、ときには数億円を懸けて同じ「試合」に挑みます。
株式投資を行ったり、事業を起こしたりするのには専門知識が必要で、基本的には取引相手も専門家で、専門家v.s.専門家の戦いになります。
しかし、不動産取引は資本と専門知識で武装したプロと、素手の素人が戦って数千万円~数億円を奪い合います。
もう、不動産サバンナです。
僕たちライオン。
みなさんインパラ。
ライオンがインパラを襲う時に手加減をしますか?
「インパラさん素人やし、ちょっとゆっくり追いかけよう」と思うでしょうか。
僕たち不動産ライオンもそうです。
なんにも知らない不動産インパラが不動産サバンナでのんびり草を食べていたら、我慢なんかしてられない。
「そんなん言うたかて、たった人生1回の不動産取引のために、そんなんいちいち勉強してられへんやん」
そうです。
その通りです。
そういう意味で、不動産業界の手口をインパラのみなさんにもわかりやすく描いた漫画『正直不動産』は画期的なのです。
その『正直不動産』を、不動産業界の最前線で戦っている僕たちが、もうちょっとだけ深堀りしたのが本書です。
不動産業界の手口はいつも単純で、ちょっと知っていれば防げた悲劇がたくさんあります。
僕たちは、どうやってもインパラのみなさんのお肉を食べないと飢えて死んでしまいます。
できるならば、明日食べるインパラのお肉が、本書を手にとって頂いたみなさんのお肉でないことを、心よりお祈りしております。
『不動産業者に負けない24の神知識-「正直不動産」公式副読本-』 全宅ツイ著(2022) 小学館刊 より
-----------引用終了
あぁ~、私もインパラだったのね('A`)。
当地での物件を購入する際に、資本と専門知識で武装したプロと、素手の素人(私)が対戦していたわけです。
交渉中、素人の私でも
「あれっ!?」
と思ったことが2点ありました。
が、
話をそこでストップさせることなく、流して(進行させて)しまったのです。
もう10年以上も前のことではありますが、
「なぁ~んか、引っかかってんだよねぇ~。」
人生でもう一回、いや二回、不動産取引等に係わることがあるのかどうか?
こーゆー時こそ、

「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」 by伴虚無蔵(カムカムエヴリバディ)

です。
「正直不動産」第4回は、今日NHK総合で夜10時から。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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