「Funky(ファンキー)」のところでも触れた書籍、『吉祥寺JAZZ物語』 寺島靖国・大西米寛・野口伊織・中山康樹著(1993)日本テレビ放送網(株)刊。
その中で中山康樹さんが書いている第1章では「メグ」の寺島靖国さん、「A&F」の大西米寛さん、「Funky」の野口伊織さんを称して、
吉祥寺のジャズ・バカ3大将
と呼んでいました。
野口さんについては「Funky」で紹介しましたが、【A&F】の大西米寛さんについてはどうだったのでしょう?
以下引用します。
----------引用開始
その中で中山康樹さんが書いている第1章では「メグ」の寺島靖国さん、「A&F」の大西米寛さん、「Funky」の野口伊織さんを称して、
吉祥寺のジャズ・バカ3大将
と呼んでいました。
野口さんについては「Funky」で紹介しましたが、【A&F】の大西米寛さんについてはどうだったのでしょう?
以下引用します。
----------引用開始
まずは大西米寛(53歳)、ジャズ喫茶『A&F』店主。
あることないことペラペラよ<喋ることから、ついたアダナが"リッチー・ペラ大西"。
ちなみに"リッチー〃とは、かつて一世を風びしたアルトを抱いた渡り鳥リッチー・コールのこととか。
このリッチー・コールという人は、バカテクのアルト吹きだが、なんとも軽く、やたら吹くわりには胸に迫ってくるものがないと陰口を叩かれたものだが、なるほど大西米寛の喋りにも似たところがある。
しかも、もっと軽い。
そのペラが経営する『A&F』は、吉祥寺駅中央口徒歩1分、薄汚れたビルの2階にある。
しかし、このところの売り上げ後退とともに、本業である不動産業に力を入れはじめたために、ペラが店に顔を出すのは深夜になってからのこと。
おかげで店内が静かになったと、従業員からも常連客からも好評を博しているという。
ところで、不動産業といえば聞こえはいいが、実際にやっているのは土地転がしで、いわば外では大地を転がし、『A&F』で時おりレコードやCDを転がしているというのが、昨今の大西米寛の姿である。
『前掲書』より
-----------引用終了
それにしても、あんまりな('A`)書きようですね、野口さんと比べると・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
そんな「吉祥寺駅中央口徒歩1分、薄汚れたビルの2階」の「A&F」を私は結構好きでした。
黒を基調とした店内、今なら【三密】状態でアウトのような、狭くてひとつのテーブルを隣のお客と共用するようなあしらい、スピーカーの真ん前まで近接し配置された客席・・・・・。
あぁ、懐かしゅうございます。
で、
こちらのマッチはというと(↓)、
裏面には(↓)、
「A&F」とは別の「AUDIO-71」という荻窪の(たぶん)オーディオショップの住所と電話番号が記されています。
「A&F」の電話番号は「背」に記されていました(↓)。

『前掲書』より
-----------引用終了
それにしても、あんまりな('A`)書きようですね、野口さんと比べると・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
そんな「吉祥寺駅中央口徒歩1分、薄汚れたビルの2階」の「A&F」を私は結構好きでした。
黒を基調とした店内、今なら【三密】状態でアウトのような、狭くてひとつのテーブルを隣のお客と共用するようなあしらい、スピーカーの真ん前まで近接し配置された客席・・・・・。
あぁ、懐かしゅうございます。
で、
こちらのマッチはというと(↓)、


「A&F」の電話番号は「背」に記されていました(↓)。
