liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:大学

『絶望の国の幸福な若者たち』の著者、古市憲寿氏が“Brutus” 2012.09.15号で、「もう少し長いスパンで悩みや心配事」をみてみると、「今しかできない悩み事だと気付く」とアドバイスしています。

新鮮な見方だったので、少し引用します。

-----------------以下引用

20代の若者の幸福度(生活満足度)を測る統計調査では、友人の多さと生活満足度に相関関係が見られます。

その理由の一つには、「友人に頼るしかない」現代の若者の置かれた状況があると思います。

政治も経済も社会全体が不安定な状況にある今、国が10年、20年後にどうなっているかわからない。

会社はいつまで持つかわからない。

家族の関係だって安心できるものではない。

地域共同体はとっくに崩壊している。

20世紀を通じて安定した生活を支えてきたあらゆる共同体が軒並み力を失ってしまっている実感がある。

そういった不安から、自己承認や生活基盤を支えるものとして、「友人との関係」が、相対的に大きく感じられるようになってきたんだと思います。

(略)

先に挙げた幸福度調査では、幸せを測るうえでの20代の一番のプライオリティは人間関係ですが、30代になると家計になり、40代から後は健康問題が多くなってきます。

年を取れば取るほど、友達関係以外のことに心配事が移っていきますから、友情の問題に悩めるというのは、人生のある時期だけにしかできない、幸せなことかもしれません。

-----------------引用終了

半径1m程度の人間関係・友人関係で悩んでいることの「時期的な賞味期間」、その発想は私にはありませんでした。

すこし見方を変えるだけで見えてくること・理解が進むことはけっこうあると思うのでした。

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今日の南アルプス(↓11:50撮影)。水墨画の世界。

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午前中はFMを流しながら準備をしています。

土曜日の午前中という雰囲気に似合わない番組があって、それは

「Real Voice~大学・高校研究会」という番組(提供は國學院大學)←ATOKで変換したら、一発で正式表示になってびっくり!!

内容的には大学受験をする高校生(とその保護者?)を想定した番組です。

でもね、

進学校の高校生は土曜日は授業(補習)や模試で、聞いている人いないと思う。


で、

昨日は新潟大学の先生がゲストで「大学紹介」みたいな話をしていました。

はじめのうちは佐渡の朱鷺(トキ)の生育に関して、大学も貢献していることなどの話。

途中から五十嵐キャンパスとは別の、旭町キャンパスにある医学部の話になって、

「医学部は『旧六』といいまして、新潟、千葉、金沢、岡山、長崎、熊本の各大学医学部がそうなんですけれど、この6校は旧六医科大学(略称:旧六)と呼ばれていて、WWⅡ以前からの医科大学で、帝国大学の次に『格』がある、そんな歴史と伝統があるところです。」

とおっしゃった!

まさか、FMの電波で「旧六」なる言葉を聞くとは、思わなんだ。

この番組、まさに“Real Voice”だ!

因みに「旧六」に対して「新八」もあって、それら各大学の医学部は旧制医学専門学校の流れを汲んでいるものです(弘前大学、群馬大学←前橋医専、東京医科歯科大学、信州大学←松本医専、鳥取大学←米子医専、広島大学、徳島大学、鹿児島大学)。

もうちょっと詳しく知りたい人は、こちら(代ゼミのページへ)。

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昨日は、午後に集中豪雨的な降り方が15分ほどあり、駐車場はこんな(↓)状態に・・・・。

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土壌流出です!!


で今日の南アルプス(↓10:50撮影)・・・・・・。

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いきなり引用から始めますね。

-----------------引用開始

ある大学で「先生、現代思想を勉強するとどんないいことがあるのですか?」って訊かれたことがあります。

見ず知らずの学生のくせに、僕の方に100%説明責任があると思っているんですよ。

自分は腕組みして「商品説明聴いてやるよ」という態度なんです。

「お前の説明が納得がいったら現代思想勉強してやるけど、説明がつまんなかったり、オレにわかんない言葉とか使ってたら、勉強しないぜ」というわけです。

ほんとに。

そういうふうに教師に訊くのが学生にとっての権利だと思っている。

思わずぶん殴ってやろうかと思いましたけど(笑)。

でも、怒りをこらえて、こんなふうに説明しました。

「悪いけど、僕がこれから教える話は、君にはまだその価値が計量できないものなんだよ。

喩えて言えば、君には君自身の価値判断のモノサシがある。

そして、そのモノサシを持ってきて、『先生がこれから話すことの価値は何センチですか?』と訊いていた。

でもさ、もし僕がこれからする話が、ものの重さや時間や光度にかかわることだったら、そのモノサシじゃ計れないでしょ。

世の中には、度量衡そのものを新しく手に入れなければ、何の話かわからないこともあるんだよ。」

六歳の子どもが手を挙げて「先生、それを学ぶと何の役に立つんですか?」と言うとき、子どもは子どもなりに「有用性のモノサシ」を持っているわけです。

でも、問題なのは、その六歳児のモノサシで世界中の価値がすべて計れると思っていることです。

だから、そういうときは、「バカモン、子どもは黙って勉強しろ!」と言うのでいいんです。

-----------------引用終了

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「あ~、すっきりした!!」

最近、時間に余裕があるので(でもお金には余裕がないので)、図書館から内田樹の著書を何冊か借りてきて読んでいます。

しかし図書館にない本はアマゾンで「ポチッとな!」、してしまうのでした。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。曇りのように見えますが、次第に陽が差してきました。

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名古屋市の地下鉄駅構内に設置してあったフリーペーパー「クラブナゴヤ」(↓)。

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3月号は刺激的な表紙でした。

誰かと思ったら、藤原紀香。

コスチュームは名作「CABARET(キャバレー)」のものです(彼女はかつての「ミス日本・グランプリ」ですから、美ボディですね、寄せてあげていても・・・・・・?)。

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「キャバレー」

1966(昭和41)年の初演時にトニー賞を、そして映画化された1972年にはアカデミー賞を受賞するなど、文句なしの名作ミュージカル。

日本でも何度となく上演されていて、2007年には松尾スズキ演出で上演されたことでも話題になった。

ドイツが第二次世界大戦に向かおうとしていた時代を舞台に、キャバレーで働く歌姫・サリーとアメリカ人青年・クリフの恋を軸に物語が展開していく。

作品全体には退廃と淫靡で享楽的な雰囲気。

しかしその裏にはナチスの台頭やユダヤ人迫害というシリアスな問題も内包されている。

現実から逃避した人々が集うキャバレーの狂乱と、愛と虚栄が渦巻く人間ドラマ。


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知的な大人向け作品。


で、今回はそれとは関係ない、このフリーペーパーに掲載されていた「宣伝広告」の話。

広告主は、同志社大学。

その広告が、これ(↓)。

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名古屋の自宅から京都にある大学へ「通学できまっせぇ~」っていう広告。

なんといっても「9時の1講目に7:54の新幹線に乗れば間に合いますよ!」という時間感覚に訴えるインパクトは大きい。

気になったので「新幹線の定期券」だといくらになるのか、Yahoo!で検索(↓)。

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1ヶ月126900円かぁ。

うちフレックスパル(通学用)分が、115790円なり(残りは京都市営地下鉄分)。

親としては下宿させるのか、通わせるのかで、「親子の話し合い」をしなければならない微妙な設定です。

但し、広告は名古屋駅からの時間なので、自宅から名古屋駅までは+アルファの時間を考慮しなければいけません(もしかしたらこの時間の方が長かったりして)。

キーワードは、時間距離。

飯田周辺ではリニア新幹線で、「東京・品川まで40分、名古屋まで20分」という文字の入った大判カレンダーを制作しています。

が、

それだけ「中学・高校・大学」の選択肢が増えるということになるわけで、交通費の負担を負担と感じない階層は、それにみあった進路選択をしていくことになるでしょう(リニアができてからの話ですけれど)。


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昨日17:16の南アルプス(↓)。西日の当たり方が縞模様でそのコントラストが「よろし」かったですね。

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今日の南アルプス(↓6:11撮影)。久しぶりの快晴無風。

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それから14分後(↓6:25撮影)。日の出も早くなってきました(ありがたや、ありがたや)。

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さらに約4時間30分後(↓)。

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Steve Jobs語録に関しては、あちこちで触れています。

その中で、今の自分から見て「腑に落ちる」言葉が、これ(↓)。

-------------以下引用

スタンフォード大学の卒業式に招かれた時のスピーチの中で、ジョブズは、自分が大学をドロップアウトしたことについて触れて、こんなことを言っている。

「人生の中のある段階で傾注した努力が、後の人生のどの場面で役に立つのかは、進行中の時間の中では決してわからない。が、過ぎ去った時点から振り返ってみると、どの勉強がどの仕事に役立ったのかについて、点と点を結ぶことができる。」、と。

-------------引用終了

ある程度歳がいった人でなければわからない含蓄のある言葉ですね。


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今日の南アルプス↓(11:30撮影)。

どんよりしています。

Q 「どんとり」を用いて、短文を作れ。

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A 「私はうどんよりそばがすきです。」

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