liddell coffee house リデルコーヒーハウス

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タグ:安曇野市

昨日、長野県(企画振興部)総合政策課が発表した令和7年 (2025年) 7月1日現在の市町村別人口と世帯数(総数)― 長野県毎月人口異動調査結果(こちら、PDF文書)。
今年中には、【安曇野 > 飯田】になるであろうと思っていましたが、意外に早く、7月1日の時点でそーなっていました。
発表によれば、
・長野市  359121人
・松本市  235864人
・上田市  149362人
・佐久市   96717人
・安曇野市  92466人
・飯田市   92461人
・塩尻市   65433人
・伊那市   63462人
となっています(「えっ、5人差かい!」)。
2月のブログで触れていたことですが、【日本人】に限ってみればもう、1月1日の時点で既に安曇野市よりも飯田市は少なくなっていたので、このまま行けば、今年度中に【日本人】は9万人を下回ってしまうことでしょう。 
1月1日の時点と7月1日の時点での人口動態は、9万人の人口を有する3市(佐久市、安曇野市、飯田市)を比べると、
・佐久市  -139人
・安曇野市 -335人
・飯田市  -936人
と、飯田市は半年でほぼ千人弱の人口減です。
これまでは、だいたい-1500人/年のペースだったように思いますが、それを上回るペースとなっており、年間でマイナス2000人にもなりそうです。
当地の最後の切り札(というかJR東海によるリニア中央新幹線長野県駅)は、どんなに早くできたとしても、2034年(いや、それも無理の声多し)。
単純計算(-2000人/年)すると、開業時にゃ飯田市は約7万人か(それでも、伊那谷じゃ最大都市)。
「市」になった時期による上位都市群のプライドが見て取れる統計の順番(↓)。
2025-08-01 112003


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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毎月1日現在の人口を長野県で集計して、公表しています。
3月の年度末には、進学や就職で地元を離れる人も多く、人口移動が激しい月と言えるでしょう。
で、
長野県の「市」について、4年前にこんなブログを書いていて、その日のタイトルは【長野・松本・上田・飯田・佐久の順番ではなく、佐久と飯田が逆転。】というものでした。
この時の「差」は587人(佐久市のほうが多く、順位が逆転していたのでした)。
それから4年、どーゆーふーになっているのでしょう?
2024年4月1日現在の人口数は、こーゆーふーな状況のようです(↓)。
202404jinkounagano
なんと、佐久市と飯田市の差は、約3000人にまで開いているのです。
共に人口減が進んでいますが、飯田市はこの4年間で-4161人。
毎年、約1000人ずつ減っていることになります。
振り返れば、直ぐ後ろには安曇野市が人口差1034人にまで迫ってきており、この趨勢でいけば、追い抜かれるのは時間の問題です。
「佐久市には新幹線の駅もあって、東京とのアクセスがいいからねぇ。飯田市にもリニア新幹線の駅さえできれば、状況は変わりますよ!」
なんて、思っていた人は、(たぶん)それなりにいたことでしょう。
しかし、
当初のリニア新幹線の開業年、2027年を3年後に控えて、先日、公式にJR東海は2027年の開業を断念しました。
最も楽観的に見た(=開業年が早い)としても、2034年。
あと10年先です。
それもその年に開業にこぎ着けることができるのかどうかは、明言されていません。
この差は、残りの人生に与えられた時間が少ない身としては、見届けることができるのかどうか?---半ば諦めです('A`)。
飯田市の将来のグラウンドデザインも、もう一回見直さなければなりますまい。

念願だった新幹線の駅が開業した飯山市は、この4年間で19763人 → 18161人 へと1602人減少しています。
大雑把に見て、新幹線の駅が開業しても、ストロー効果(いや、スポイト効果?)で約1割も人口減になっているというこの事実。
飯田市の将来は、佐久市なのか、飯山市なのか、はたまた・・・・?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
DSCN7733

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