liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:家計

ダイヤモンドオンラインに昨年、次のようなコラムが載りました。

----------以下引用(強調BLOG主)

分析用ソフトウェアを提供するFair Isaac Corporation(FICO)が算出している個人の信用スコア「FICOスコア」は、米国において社会インフラと化している。「米国では、FICOスコアが低いと何をやってもうまくいかない」とまで言われる。

米国でクレジットカードをつくる際だけにとどまらず、就職やアパートを借りるといった際にも、信用に足る人物なのかを評価する材料として、このFICOスコアが用いられるという。

中国も似たような状況だ。中国電子商取引(EC)最大手、アリババ集団のグループ企業が手掛ける「芝麻信用」というサービスが算出する信用スコアは、社会インフラとなっている。

その評価軸は「個人特性」「支払い能力」「返済履歴」「人脈」「素行」の五つ。中国では芝麻信用の信用スコアによって、ホテルや空港、レンタル自転車などのサービスに差がつくようになってきた。

シンクタンクである東短リサーチの加藤出社長によれば、「芝麻信用のスコアは中国人の日常行動を変えるという観測すらある」という。評価項目の中には「素行」があるため、点数アップのために「品行方正な人物」を演じるのではないかというわけだ。

また、体制批判をする友人がいれば「人脈」の評価が下がってスコアダウンしてしまうため、監視社会の様相を呈する側面も否めない。

 こうした状況を踏まえて加藤社長は、英作家ジョージ・オーウェル氏が独裁国家を描いた風刺小説『1984年』を引き合いに出し、「人間の価値がIT企業に管理されているようで、薄気味悪さを感じてしまう」と語る。


日本でも、米国や中国のような「信用力スコアの社会インフラ化」が本格的に実現するか。それが学力偏差値を超えるほどに日本の社会やサービスに溶け込むか。この1~2年が運命の分かれ道となるかもしれない。


----------引用終了

このコラムのタイトルは、「信用力スコアの社会インフラ化」。

文中に出てくる「FICOスコア」に関しては、アメリカに住んだことがある人ならば、「あっ、あれね」と実感しているはず(参考webは、こちら)。

今は中国でもそーゆーふーな傾向が、より強い方向性を持って進行中なんですね。

人を評価する際に用いる「信用力スコア」の指標に「人脈」を採用してスクリーニングしようとするなんて、統治国家いやもとい党治国家・中国らしい。

日本でもクレジットカードの発行に際しては、スクリーニングしてますが、それはまだまだ社会的ステータスを表すような文脈です。

例えば、三菱UFJニコスのカード(こちらのYouTube映像をご覧下さい)。

「いつかはプラチナもね」と言って、寺島しのぶさんが手に持っているカードは、通称ブラックカード。

庶民には手が届かないレベルでスクリーニングがなされて、このカードに「招待」されるんだそうです。

そこではまだ信用力スコアを社会インフラにしている---そんな印象は受けません。

でも、日本社会においても、これは時間の問題なのかもしれません。

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以下、余談。

前職の時、窓口の行員の方にオススメされたので82bkのキャッシュカードとクレジットカードの機能が一枚になったカードを作りました。それがどーゆーわけかゴールドカードなんです。

窓口で聞くと、

「公務員の方には、このカードで作らせていただいています。」とのこと。

そして、早期退職してから窓口で、話の流れが「その」カードの話題になったとき、

「あれは長野県の公務員の方への発行だったので、もう対象者ではない方へは・・・・・・・。」

私「返却するんですか?」

「問い合わせてみます。」


「いいそうです、そのままで。」

私「(憮然)」

人(私個人)を見ているわけではなくて、社会的属性だけで人を判断しているという好例。

(というわけで、このカードのクレジット機能は一度たりとも使ったことはありません(`ヘ´) 。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓)。ミルクプリン(先日、五条川お祭り広場で購入)。

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マヨネーズのチューブに入っていて、「チュウチュウと吸ってください」とのこと。私はマヨラーではありませんが、言われたとおりに・・・・・・。

昨年末、TBSは大ヒットドラマ「逃げ恥」全話を一挙放送していました(が、長野県の系列局であるSBCでは放送せず( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x))。

そんな「逃げ恥」をきっかけに結婚を経済学的視点(経済価値)で見る本が昨年10月出版されました(スタッキングシェルフ、↓「逃げ恥」の隣りに置いてあります)。共著者の白河桃子さんは「婚活」の生みの親o(^-^)。

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一方の共著者・是枝俊悟さんが、次のような前提で試算した結果(表↓)が興味深い。

夫婦合計の家事・育児時間を69時間として、妻の機会費用を1時間当たり1383円とした場合、「妻がもらうべき給料相当額」が「夫の手取収入の半分」と釣り合うための夫の家事・育児の分担割合を0.5%刻みで試算。

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夫の年収が1400万円(税込み)だとしたら、夫の家事負担割合は0%でもいいそうなo(^-^)。

一方、それが200万円だと、41.0%はやらなくちゃ!とゆーふーになるんだそうです。

でもね、

「夫婦(家庭)の形」はそれぞれ。

高度経済成長期の役割分業家族形態は、それはもう「昭和型」として、過去のモノであることは明らか。

で、

新しい、自分たちにとって、「こーゆーふーにやってみよう」型家族形態を、時代の変化やライフステージの変更にあわせて、ず~っと模索し続けていく、それが平成も終わりを迎えている今という時代のようです。

そのための話のきっかけとして、ひとつの提案---「ワンオペに苦しんでいるママは、ぜひこの表を夫に見せてみてください」 by 是枝俊悟。---とのこと。

(帯にある、年収600万円未満の夫は、専業主婦の妻に、『好きの搾取』をしている!?---って、アンタ、その年収をクリアしていて、「そろそろ結婚を!」と望んでいる男性がどれほどの割合で存在するのか? 書いている人は、知ってるくせに。(`ヘ´) いけず~やわ。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。雨か、それとも雪になるか?

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今日のストームグラス(↓)。

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昨日のニュース、

与党税制協議会は、所得税改革による会社員の増税対象を「年収800万円超」とした当初案を見直すことで一致し、中間層の負担増を懸念する公明党の意向を受け入れ、増税対象を絞り込み、「850万円超」とする案で調整する見通し。

とのことです。

じゃぁ、どれくらいの人がその850万円に該当するのか、一例として、飯田市職員の2015年度職責別年間平均給与でみてみましょう。

役職なし 458人 平均年齢39歳 472万円

係長    117人 平均年齢49歳 639万円

課長補佐 58人  平均年齢53歳 685万円

課長    42人  平均年齢56歳 775万円

部長    13人  平均年齢58歳 854万円

ということで、部長職の皆さんが850万円超で該当します。率としては13/620人、2%です。

ただ、残業手当等の+α分はこれに加わっていないでしょうから、もう少し該当者が増えるかも・・・・・・。

ここまで書いてきて、以前に読んだ大村大次郎さんの本を思い出しました。

それによれば、

戦前は給料や所得には、所得税、住民税が課せられておらず、それに該当するモノは、第二次大戦直前の臨時特別税からなのだという。

さらに、

高額所得者に課せられていた所得税も、太平洋戦争前までは一律8%であり、累進課税ではなかった。

また、法人税という概念はなく、企業も個人と同じように8%の所得税が課せられていただけである。

こんなオカネに纏わる身近なことも、知りませんでした(戦前は、近年の「格差社会」なんていうもんじゃないですぜ。上記の税制では富める者がより富んでいく社会です)。

著者の大村さんは、この本の「あとがき」を次のように締めくくっています。

-------------引用開始

冷静になって考えれば、富裕層を優遇することは、間違いなく経済を停滞させることがわかるはずである。

なぜなら、富裕層は、もともと十分な消費生活をしているのだから、それ以上、収入が増えてもなかなか消費には回らず、貯蓄や金融商品に回ってしまう。

一方、貧困層は収入が減れば、たちまち消費が減るので経済は停滞する。

物が売れないので、物の値段は下がり、デフレとなる。

これは、少し考えれば、誰にでもわかる理屈である。そして、理屈だけではなく、現実もその通りになっている。

日本が富裕層優遇政策を採りはじめたころから消費は低迷し、デフレ不況となった。

その一方で金融資産ばかりが増加し、今では1500兆円を超えるまでになっている。

これは、「富裕層にお金を回しても、消費には行かず貯蓄が増えるだけ」という理屈がそのまま現実になっているのである。

昨今になって、政治家もようやくそのことに気付き、安倍首相なども「賃金アップ」を財界に働きかけたりしている。

が、それ以前の富裕層優遇措置が効きすぎており、ちょっとやそっと賃金アップをしたくらいでは、とてもデフレや格差社会は解消しないのである。

(中略)

「お金」を軸にして、世界の国々や日本の歴史を眺めた場合、ある重要な共通項があることに気付く。

「特定の人たちだけが潤うような世の中は、必ず長続きしない」ということである。

今の日本が、そういう世の中に近い状態になっていることを再度、確認し、筆をおきたいと思う。

『お金の流れで読む日本の歴史』 大村大次郎著(2016) KADOKAWA刊 より

-------------引用終了

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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先月上旬にイオンの「火曜市」名物、1パック98円(税込み)玉子がなくなりました。

正確には、現在は158円(+税)で販売しています。

すると、どーなったか?

販売開始の9時前になると、恒例のようにできていた行列が、消えました!

ホント、誰も並んでいません。

だれも並ぶことなく、手に取っていきます(そのお客さんの数も、ぱらぱら)。

「あの人たちはいったい、どこへ行ったんだろう?」


キラヤ、です。

飯田下伊那地区のローカルスーパー、キラヤ。

ここでは毎週日曜日に1パック98円以下の玉子を特売しています(但し、お買い上げ総額1000円以上の方のみ)。

日曜日の開店時間は9時。

お店のほうでも混乱を避ける対策として、大凡10分くらい前から開店していて、9時に行くともう駐車場は満杯状態。

で、

その駐車場が満車状態になる時間が次第に早まってきているんです、この1ヶ月ほど。

庶民の生活防衛は、こーゆーところからなんでしょうね。

(かく言う私も庶民o(^-^)。)

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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ある本を読んでいたら、いきなりそんな問いかけ文。

さらに、文は次のように続きます。

-------------以下引用

一般的には、平均的なサラリーマンで、2億5000万円ほどだと言われています。

そのうち、約2割が税金や年金、健康保険などで差し引かれますから、手取り収入は、およそ2億円になるでしょう。

仮に、住宅費を4000万円、保険料を1500万円、子ども2人の教育費を3000万円とすると、合計で8500万円。

これらの固定費を2億円から引くと、実際に使えるお金は、1億1500万円になります。

22歳から65歳までの43年間で割ると、1年間で使えるお金は約267万円(月にすると、約22万円)。

その中で生活費を捻出するわけですが、老後のための貯蓄もしたいですよね。

こう考えていくと、2億円では少ないような気がします。

『お金が貯まるのはどっち』 菅井敏之著(2014) (株)アスコム刊 より

-------------引用終了

単純な引き算と割り算で、1ヶ月の可処分所得が出てきました。

( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x)

思わず、溜息。

現役で大学に入学し、ちゃんとした(!?)企業に正社員として入社、定年(+α)まで勤め上げ、結婚して家族にも恵まれて標準世帯を構成。

大都市圏の郊外に一戸建て(若しくはマンション)をフラット35で購入。

そんなライフコースが目に浮かびます。

ただ、これは昭和の終わり頃の感じ。

こんな「絵に描いたような」ライフコースを平成27年に辿れるものでしょうか。

「平均的」なライフコースから外れても、アッパー側・ダウナー側どちらでも、「何とか生きていける」術を平成の人たちは獲得しているように思います。

そもそも、既に「標準世帯」というのが日本ではスタンダードではなくなってきていますから、あまり「平均的」なものを参考にするのもいかがなものかと・・・・・。

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝、雪かきを1時間。歩数計それだけで5200歩。

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今日のストームグラス(↓)。

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オマケ(↓昨日・今日・明日の三日坊主めくりカレンダー)。優秀賞!!!???

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「フニャオチンコ」 → 最近、フーゾクの顧客も高齢化しているからでしょうか?

「腑に落ちないこと」 → 自民党とJA全中が農協改革で合意って、アメリカ様は「あの程度のことで、了解してくれるんですか?」

といっても、私が加工したわけではないんですが・・・・・・(最新データでは浜松が餃子消費量で宇都宮を抜いて日本一だったそうですね。そーゆーふーに使われる、あの総務省「家計調査」です)。

「日経WOMAN」2014年6月号から、これをご覧ください(↓)。

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吉野佳生さんのコラムで使われていたものです。

「映画・演劇等入場料」「書籍・他の印刷物」の項目に注目して、「いじった」ものなのだそうで、

こーゆー加工(↓)を施したそうです。

2013年の総務省「家計調査」の項目別消費支出金額データから、「映画・演劇等入場料」「書籍・他の印刷物」について世帯主の年齢層ごとの1人当たりの支出額を算出(新聞は1世帯当たりのまま)。
それぞれの値を全年齢の平均支出金額と比較し、その差異を%にて表示したもの。

世帯主の平均年齢って、だいたい50歳代でしょうから、それからの偏差を読み取ればよろしいかと。

「書籍・他の印刷物」の▲(マイナス)状況がすごくて、目も当てられない状況。とくに新聞は、もう若年層の家庭では取ってない---といってもいいような数字です。

それに対して60・70歳代の世帯は、「書籍・他の印刷物」だけでなく、「映画・演劇等入場料」の支出も多い。

「シルバー割引」等で、お金を持っているシルバー層を優遇してますから、そりゃあ足も向くってぇもんでしょ(50歳代はまだ「お仕事中」なので、そんなに頻繁に映画を見に行けません)。

「印刷物」に対する高齢者層の信頼度(=購入度合い)って、高いんですね。

一方、若年層はもう印刷物には関心が無く、「手のひらの中のスマホ」にすべてが詰まっている---とカンチガイしているようです(まだまだ「すべて」じゃないぞ。ただ、日常的にはそれで「すべて」済むんだろうけど・・・・)。

「映画・演劇等入場料」「書籍・他の印刷物」業界も、だから「手のひらの中」へのコンテンツをアレコレしているわけですね。

持ってない私が言うことでもなさそうです。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝は冷え込んで、飯田の最低気温でも-7.5℃(今日は軽井沢よりも諏訪の方が低くて-10.8℃。)

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一応、今日の最低気温をチェック(↓)。上位3位までを長野県が独占かいっ!

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今日のストームグラス(↓)。快晴なのに・・・・・・。

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昨日の17:00、南アルプスの「手前(伊那山地)」が雪と夕日でキレイでした(↓)。

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昨日、ポストをみると青い封筒が入っており、それは町からの納税通知書でした。

「固定資産税 納税通知書」

とあります。

こ~~んな山奥(裏山は山林)でも、課税されるのはやむなしとしても、先日届いた自動車税は不意打ちでした。

税額が「倍」になっていたからです。

一昨年購入した(=新車新規登録)ハイブリッド車に課される自動車税は、グリーン化税制によってその翌年(=昨年)のみ、減額対象になるのだそうで、その翌年(=今年)からは標準税率に戻るんだって。

知らなかった!

こんな(↓)ステッカーが貼ってあったので、てっきりず~~っとそのままだと思い込んでました(T-T)。

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図にのって、こんなステッカーも貼っちゃってました(↓)。

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\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。雪解けによって見えてきた岩肌と雪の白さのコントラストが綺麗です。

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アップ(↓)。

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さらにアップ(↓)。荒川岳。安曇野からみる北アルプスの雪形のような解釈ってあるのか???? 

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今日のストームグラス(↓)。

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名前を付ける(レッテルを貼る)ことで、クリアに見えてくることがあります。

過去の例で言えば、

「つきまとわれてるんです。」・「しつこいんです、彼。」 → ストーカー

「嫌らしい目で見るんです。」・「すぐ触るんですよ、うちの課長。」 → セクハラ

(セクハラに関して私は、「セクハラとは何をされたかではなく、誰にされたかのことである。」と定義しています。)

で、

今回のヤンキー経済(消費)。

先日のYahoo!ニュースでも取り上げられていたので、目にした人も多いはず。

現象としては、次のような若者たちのことらしい。

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決して収入は高くなく、高学歴でもない。

家族や仲間を大事にして、何より地元意識が強い。

小中学校時代の同級生と今も密接につながり、結婚相手になることもしばしばという人々で、好きな言葉は「絆」。

本や新聞は読まないが、竹島、尖閣諸島問題で政治には興味を持つようになったために「新保守層」とも位置付けられる。

「ヤンキー世帯」の消費動向は、「ママ雑誌で特集される『一人当たり1食50円の節約レシピ』に精を出し、家族みんなで食べられる鍋やカレーが人気メニュー。

普段は徹底的にお金を使わず、週末は地元のイオンをぶらぶらしているだけのことも多い。

日頃聴く音楽は、絆や仲間を重視するEXILEが人気。

都心の若者がしなくなった、酒やたばこにパチンコ、車など従来型の消費を続けている。

上『京』志向がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤を構築し、地元から出たがらない。

経済成長ステージを享受した親の地位や収入を超える、大金を稼ぐ、有名になる、都会に出る、などといった大きな夢は抱かず(略)ただ生まれ育った5km四方の地元で、竹馬の友と『永遠に続く日常』を夢見るようになっている--人々

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私は田舎に住んでいるので、高齢者と上記のような若者によ~~~~~く出会います(イオンで)。

コンビニとイオンとパチンコ屋と焼き肉屋があれば、それでOK!

そんな感覚を持った若者の地方生息率は高いと思う。

この「東京と地方に住む若者の格差」の行き着く先は、格差の固定化とそれが次世代に引き継がれていくこと(いや待て、東京の未婚率は高いまま推移するので、地方のヤンキー世帯の繁殖率から考えると、そっちのほうが次世代の子どもの数は多くなるはず。てえことは何世代かを経過すると、日本はヤンキー文化の国になるのかも知れんな)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。南アルプス+伊那山地も雪景色。

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アップ(↓)。標高差による積雪のグラデーション。

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今日のストームグラス(↓)。

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昨日の橘木俊詔先生の主張を補強するように、以前「PRESIDENT」誌では、

男女を問わず下流は結婚相手として見なされにくい「上流vs中流vs下流」の習慣と財布の中身」

という身も蓋もないようなタイトルの連載をしていました(PRESIDENT 2010年7月5日号~)

元となったのは、アンケート調査によるデータ。

その手法は、以下の通り(↓)。

プレジデント編集部で全国の30~50代の現役世代1039人を対象にアンケート調査を実施。世帯年収によって上流・中流・下流の3階層に分け、それぞれの実像を探ってみた。各階層の人数は、350人前後とほぼ同数となるよう調整した。男女比も各階層で7対3と揃えた。また、年齢が上がるにつれて所得も増える現状の傾向を踏まえ、今回は各世代の平均所得に見合った基準で階層を定義した。」

ここで興味深いのは、「各世代の平均所得に見合った基準で階層を定義」という部分。

どのような定義であったのかというと(↓)。

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いかがでしょうか? この区分。

現実的にどこかで「線」を引いてみないことには、見えてこないことがありますから、腰だめとしてやってみるのも興味深いことは確か。

で、

どんなことがわかったのか?

-----------------以下引用(強調BLOG主)

上流階級に属する人は、プリウスに乗り、日経新聞を読み、ロレックスをつけて、龍馬伝を見る。

一方、下流階級に属する人は、カローラに乗り、新聞を読まずカシオをつけて、ネプリーグを見る――。

上流と下流では既婚率が大きく異なる。

上流の既婚者は84.6%であるのに対し、下流は47.2%。

甲南大学の森剛志准教授は、

「下流の既婚率が低い背景には、自分より高収入の相手を選ぶ“上方婚”志向がある」と指摘する。

「昔から女性は上方婚志向ですが、女性自身の年収が増えたため、上方婚から弾かれた下流男性はますます結婚が難しくなりました。

一方、最近は男性側も上方婚志向が強い。

本来、経済基盤のある上流男性は、妻が無収入の専業主婦でも構わないはずです。

しかし、今回の調査で配偶者の年収について尋ねたところ、上流男性ほど妻の専業主婦=無収入率が低く(下流28.4%、上流18.0%)、高収入の女性と結婚している実態が浮かび上がった

つまり男女限らず、下流は結婚相手として見なされにくいのです」

上流はダブルインカム、下流は独身か、妻が専業主婦となると、世帯収入でも大きな差がつく。


-----------------引用終了

「PRESIDENT」誌の読者層は、さらに「PRESIDENT family」誌の読者層は、こ~んな特集あまり興味はないんじゃないのかなぁ~と思うのです(だって、みんな「上流」でしょ!o(^-^))。

でも、集団の中で自分のポジションが気になる人にとっては、これで「一安心」するのかもしれません。

このアンケートでの次の指摘は、まさに橘木先生も指摘していたことでした。

上流男性ほど妻の専業主婦=無収入率が低く(下流28.4%、上流18.0%)、高収入の女性と結婚している実態」

世代を繋いで階層が固定化していく過渡期が、今なのかもしれません(最上流の「やんごとなき」層やcelebrityは別扱い)。

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今日の南アルプス(↓)。今朝は冷えました。飯田の最低気温が-7.0℃(軽井沢はさらに寒くて-10.7℃)。

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朝の晴れわたりかたもミゴトでした(↓6:42撮影)。

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なのに昨晩の雪でクルマには5cmの積雪(↓)。

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今日のストームグラス(↓相変わらずです)。

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先日、お客様よりニット帽をいただきました(早速、今朝の雪かきで大活躍↓ありがとうございました)。

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“ROBERT MACKIE OF SCOTLAND ,ANDERSON” とのタグがあります(上質のものをありがとうございます)。

「格差」に関する著書の多い橘木俊詔先生、院生の迫田さやか氏とともに、『夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち』(2013) 中公新書 を出版。

我々が感覚的に「そーゆー傾向あるね」と思っていることを、データで検証。

「おわりに」まとめてある内容は、次の通り。

-----------------以下引用(強調BLOG主)

本書をごく簡便に要約すれば次のようになる。

これまでの日本は皆婚杜会であったし、夫の所得か高げれば妻は働かず、低げれば働くという夫婦のあり方であったことが、家計所得の平準化に寄与してきた。

一億総中流をもたらすひとつの要因だったのである。

ところが最近になって、夫の状態とは無関係に妻が働くことが一般的となったので、かえって夫婦の合算所得である家計所得の格差拡大を助長するようになった。

妻が自立的に働くようになったことで、所得の高い妻とそうでない妻との格差が、夫婦間の格差拡大の原因となったのである。

背後には、高学歴・高水準職業の女性の存在や非正規労働をしている女性の存在があるし、誰と誰が結婚するのかということも複雑にからんでいる。

夫婦間の格差を決めるのは女性、あるいは妻の就業次第という時代なのである。

一方で皆婚杜会は崩れ、結婚しない、あるいはできない男女が増加し、さらに離婚者の数も増加して、単身者の珍しくない時代となった。

夫婦間の格差を論じるときは、一組の男女が夫婦となる結婚、夫婦をやめる離婚がどう進行するかを知る必要があるし、それが地域によってどう異なるかにも興味がわく。

これらの話題に関しても突っ込んだ検討を試みたのが本書である。


-----------------引用終了

つまり、ダブルインカム(共働き・2馬力、103万円の壁のない就労)を選択した(できた)夫婦とシングルインカム家庭とでは、可処分所得の違いがこれからじわじわと出てくる社会になっていく---のかぁ('A`)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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邸内見立て洛中洛外図・部分(↓)。

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『京都国立博物館』と方広寺はお隣り同士(豊国神社も)。

京都国立博物館は、2014年4月21日まで全館休館中。

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