liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:渡辺貞夫

渡辺貞夫さんは28歳の時に初リーダー作品「渡辺貞夫」をキングレコードからリリースします(↓写真左)。
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日本へはこれを置き土産として、このあと彼はバークリー音楽院へと留学することになります。
今年4月、御年91歳のナベサダさんは、ニューアルバム「PEACE」をリリースしました(↑写真右)。
「Jaz.in」誌で岡崎正通さんは、
年輪を重ねてワインが確かな熟成をみせるように、いっそう磨きがかかった渡辺貞夫の至高の音楽世界がここにある。
と、評しています。
デビューアルバムから63年。
常に第一線で活躍されてきたナベサダさんの最新作である「PEACE」は、そのキャリアの中で初めてとなる「バラード・アルバム」なんだそう。
特に1曲目「PEACE」はホレス・シルバーの作品であるものの、
ナベサダさんをして、
「ホレス・シルバーの『ピース』は、ウクライナのことがあってから平和への思いを込めて、ステージで必ず演奏しています。」
とのこと。
そう、
ナベサダさんは、今も精力的にライブ活動を続けておられるのです(公式ホームページでは、今日の時点で既に来年3月までのライブ情報が載っています)。
正にロールモデルのお一人。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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いまBGMで流れているFM長野からは、「阿智村では雪が・・・」というリスナーからの情報。
今日のストームグラス(↓)。
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今週火曜日のFM番組「A・O・R」は【ジャズ&膀胱ナイト(リンク先は先週(4/13)分)】で、今年88歳を迎えた渡辺貞夫さんの特集でした(↓)。
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駆け足で紹介された作品群の中、「マサイ・トーク」()の演奏が熱かった!
この曲が収録されたアルバムは、1977年10月8日根室市公民館のライヴを録音されたものだそうで、タイトルは【渡辺貞夫クインテット ライブ イン根室1977】(録音状態もよかったらしい)。
メンバーは、渡辺貞夫(as, Sopranino) / 福村博 (tb) / 本田竹広 (p) / 岡田勉 (b) / 守新治 (ds)。
この日の演奏のすべてを聴きたくなり、その日のうちに、HMVで「ポチッ!」とな、をしました。
根室と言えば、
日野元彦さんの【流氷】(TBM)もこちらでのライブ録音盤でした。
で、
近年の渡辺貞夫さんのCDを2枚(↓)、既に購入してあったので聞き直してみました。
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【左】
【Re-Bop The Night】---2018年日本各地でのライブ演奏からの選りすぐりを集めたアルバム。5月23日大分・Brick Block、5月24日佐賀・浪漫座、5月28日東京・紀尾井町ホール、7月1日東京・Blue Note Tokyoでの演奏。このとき御年85歳。
【右】
【SADAO 2019 Live at Blue Note Tokyo】---2019年9月8日~9日、 Blue Note Tokyoでの演奏。このとき御年86歳。
こちらの輸入盤にはこんな(↓)、寄稿文が収録されており、
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英語が覚束ない私でも、書かれていることはなんとなくわかりました。
因みにこの英文、村上春樹さんの寄稿によるものです。
FM番組の最後の曲「花は咲く」は、この2枚ともに収録されています(東北復興への願いを込めての演奏で、定番になっているんだそうです)。
今年米寿の貞夫さんは、公式ホームページを見ると、ライブがこれからも続いています(こちら)。(4月10日には八ヶ岳音楽堂での演奏があったのか!あぁ、行っときゃよかった('A`)。情報過疎が悔しい('A`))。
さぁて、
当店の今日は、1枚目に【SADAO 2019 Live at Blue Note Tokyo】からスタートしましょう(_ _)。(貞夫さんのasもいいし、スティーブ・ガッドのdsもスゴイんです!)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オマケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。
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