加齢とともに気になってくるのが、「健康」。
そんな私の目に入ったのが、今日のタイトルの書籍、『(あまり)病気をしない暮らし』 仲野徹著(2018) 晶文社刊。
平易な文章なので、私でも大丈夫。
「長いまえがき」の最後は、次のように結ばれています。

だまされたと思って、ぜひ最後まで読んでみて下さい!

はいはい、そーします。
で、
第6章 病原体との闘い
(できるだけ)風邪をひかない暮らし
風邪をひかない極意

これからの季節、気になりますよ、ね。
そこでは、なんて書いてあったか!

重要なのは手洗いです。

私「えっ、それかい(唖然)!?」
それはじゅうじゅう、承知しておりますゼ。
第7章 番外編---が面白うございました。
こんな感じです。
-----------引用開始
大学で教鞭をとる立場上あまり大きな声ではいえませんが、残念ながら、医学部生時代に聴いた講義のことなどほとんど覚えておりませぬ。
とはいうものの、いくつかは、そのユニークさや素晴らしさのおかげをもって鮮明に記憶に残っています。
そのひとつは、精神科の最初の講義のことです。
階段教室の上の方でとはいえ、気合いを入れて真剣に聴いていたにもかかわらず、内容がまったくわからない。
隣に座ってた友人に、「何を言うたはるのか、いっこもわからへんことない?」と話しかけたら、その答えがふるっていました。
「仲野、お前わかってへんなあ。これは精神分裂病(いまでいう統合失調症)の重症患者さんなんや。
最後にホンマの先生が出てきて、今のが典型的症状です、って言うて終わるに決まってるやろ」
しかし、とうとう先生は出てこられませんでした。
やっぱり、その理解不能な話をしておられたのが先生だったのです。
精神科の講義に出るのはやめて、教科書で独学することにしました。

薬理学の一回目の講義もよく覚えています。
教授の先生、かなりユニークで評判だつた先生が、黒板に大きく「くすり」と平仮名で書いて、「ええか君ら、こう書いたらようわかるやろ。
くすり、反対から読んだらリスクや。
薬物には副作用がある、というのがいちばん大事なことや」とおっしゃいました。
早くも奥義を学べたので、薬理学の講義出席もそこそこにさせてもらうことに決めました。
(前掲書 より)
----------引用終了
記憶に残る大学の講義か。
甦る二十歳の私。
学科・専攻が違っていたものの、座学よりはいいだろうと思って登録していた【考古学実習】という科目。
夏休み中に「現場実習」があるというので、ある高校の敷地内に集合がかかりました。
増改築の折りに「見つかった」らしいのです、遺跡が。
そこの見学に留まらず、現場作業の「お手伝い」。
先生「は~い、男子集合! そこのツルハシやスコップ(シャベル)を使って、そこを掘り出してみて下さい。」
各自、モソモソと道具を手に取ります。
先生「は~い、女子集合! 女子はあっちに行って、発掘された土器を水洗いして下さい。」
私「(心の中で)えっ、そーなの!?」
言われたとおりに作業に励む私たち。
そんな時のことです。
私の腰に【魔女の一撃】が襲ったのは('A`)。
人生初のギックリ腰の洗礼でした。

つらい夏休みを過ごしたのは、言うまでもありません( ^.^)( -.-)( _ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
DSCN7062
今日のストームグラス(↓)。
DSCN7063
オ・マ・ケ(情報)。たぶん誰も読まんだろうケド。
本来ならば今日は水曜日ですから、お隣の日帰り温泉施設は営業するはずなんですが、こーゆー事態だそうで(↓)、臨時休業です。あまりにも、ソレを知らないでやってくるクルマの多いこと多いこと・・・・。
1129rinji