昨日のブログで書いた「信州たかもり熱中小学校」オープンスクールでは2つの講演がありました。

そのうちのひとつが、「『地方創生』を考える」 山崎史郎氏(前・内閣官房地方創生総括官)。

厚生省(当時)に入省した彼をして、「よくこんなデータが取れたな」と言わしめたのが、これ(↓)。

イメージ 1






















by 第10回21世紀成年者縦断調査(2012) 厚生労働省 

一組の夫婦が第2子以降を出生することと、夫が休日にどれくらい家事・育児に時間を割いているかを時間別に集計したグラフです。

正の相関が見事に出ています。

何人子どもを産むかの最大要因は経済的なこととしつつも、夫婦間で子育てに関して「一緒に育てていく」という共通認識があって、夫が家事・育児により時間を費やしている家庭であればあるほど、第2子以降の出生が多くなる---こりゃあ、妻の立場に立てば然もありなん、ですよねって、言ってました(霞が関の官僚であった山崎氏は自分の反省も込めて、らしい)。

第1子の際、あんなに苦労して妊娠出産したのに、子育ても自分一人だけで夫は協力さえしてくれない---そんな思いをするくらいなら、もう子どもは要らない---お気持ち、わかります。

もうひとつ(↓)、

イメージ 2





















「日経ビジネス」誌が実施したもので、従業員規模別・業種別に集計した「企業の子宝率」。

具体的に山崎氏は「大手の銀行(500人以上*サービス・その他)は、いくらトップが『うちは子育て支援制度が整っている』といっても、それが子宝には結びついていません」と名指ししてました(サスガに企業名までは言わなかったナo(^-^))。

パワーポイントの画面がそのまま講演資料になっていたので、ベンキョウになります(この他のデータもo(^-^))。


---

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 3










































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 4