liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:長野県

本日、大型連休(NHK的表現)最終日。
連休後半は5連休になりましたから、長野県にも多くの県外車(者)がおいでになったことでしょう。
当地、Deepsouthには隣県ナンバーをはじめとする中京エリアが多いのですが、それが諏訪エリアにいくと首都圏からのナンバーの多様性が生まれ、松本・安曇野エリアでは北陸エリアからのナンバーも目にする機会が多くなるような気がします。
で、
オモシロイ地図をご紹介。
それが標題の『地図で訪ねる歴史の舞台(日本)』帝国書院刊(↓)。
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教科書として採択されている地図帳で、圧倒的なシェアを誇る帝国書院が一般向け読み物+α(地図)として出版したモノです。
その「中部地方」をみてみると(↓)、
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ちょうどいい位置に長野県があって、見開きのセンターラインが諏訪湖あたり、そこで南北に二分されています。
長野県北部(↓アップ)。
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紫色の白抜き文字で表現されているのは、凡例に

歴史上とくに重要な地名

と、記されています。
上(長野県北部エリア)には、次の表示。
1小林一茶旧宅
2善光寺
3川中島の戦い
4松代大本営跡
5森将軍塚古墳
6上田城跡
7真田氏本城跡
8安楽寺
9懐古園
10仁科神明宮
11松本城
12和田峠
一方、下(長野県南部エリア)には、次の表示(↓)。
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13尖石遺跡
14諏訪大社
15福島関所跡
尖石遺跡と諏訪大社は諏訪エリア、福島関所跡は木曽エリアなので、そう、この地図によれば、伊那谷には歴史上とくに重要な地名は、(帝国書院編集部選によると)無い!のです。
なんかこれまでモヤモヤしていたのが、霧消した気がします。
語弊を怖れずに言えば、「そこに営々とした人々の生活はある(あった)けれど、(日本史における特に重要な)歴史は無い」---ともとれる。
じゃぁ、隣県の山梨はどーかというと、
1信玄堤
2久遠寺
3釈迦堂遺跡
4天目山の戦い
この4つしか記されていません。
特別、気にすることではないのかもしれませんが、長野県のように「南北差」がリアルな県としては、こりゃぁ、歴史的にも「そーだったのか!」とヘンに感心したのでした。

例の書棚に置いてあります(因みに『地図で訪ねる歴史の舞台(世界)』は、窓際・赤棚右となりの棚にあります)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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「焼肉!」ではなくて、別のお話デス。

宝島社の雑誌「田舎暮らしの本」2023年2月号。
今号の特集は「2023年版 第11回 住みたい田舎ベストランキング」。
この雑誌、恒例の企画です。
実は、この雑誌において、これまでも都道府県別では長野県がずぅ~~~~っと上位を占めてきており(↓)、

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「えっ、ホ・ン・トにぃ~~~!」---という気持ちもあるのが、正直なところ。
で、
自治体を人口規模別、
1万人未満
1万人~2万人未満
2万人~3万人未満
3万人~5万人未満
5万人~10万人未満
10万人~20万人未満
20万人~
と分け、さらに
・総合部門
・若者世代、単身者部門
・子育て世代部門
・シニア(60歳以上)部門
という部門も設けて設問(アンケート)を設定し、各自治体に返送を依頼したものが基本データとなっています。
長野県飯田市は、こーゆー結果なんだそう(↓)。
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人口規模5万人~10万人未満での総合部門において、日本一なんだそう(↓喜びを伝える記事のページ)。
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では、どんなアンケート項目だったのでしょう?
こーゆーの(↓)なんだそう。
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該当ページに全項目が列挙されています(総合部門は115項目)。
これまで伊那谷では駒ヶ根市や伊那市が飯田市よりも上位だった記憶があるのですが、今号ではいったい何があったのでしょう?
こーゆーデータ集では、上位に常連として名を連ねるところ(真の実力あり)と、年度により順位に変動があるところが混在しています。
飯田市と中津川市が上位にあると言うことは、若しかしてこれ、【リニア効果】が(開通時未定にも拘わらず)今後への希望を含めて、数字的にも表れてきているのかも知れませんね。
因みに、このアンケートに返答した長野県の自治体は、以下の通りです(↓)。
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長野県内には19市あるなか、諏訪市・岡谷市・千曲市・須坂市は返答しなかったもよう。
それにしても、だ!

「日本一の実感、ありますか!?」

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。いただきものではありますが、現在それをお裾分け中です。
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当店史上、最高額!!

昨日、一回雪かきをして、今朝も雪かきをしました。
10時の時点での駐車場の様子は、こんな感じデス(↓)。
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で、
午前中お買い物のため、「下界(R153沿いまで)」へ降りていったんですが、そこには雪が見当たらず(畑の土の上に多少ある程度)。
天気予報で「山沿いでは雪」というアナウンスをよく耳にする季節になりましたが、「そうか、当地のことなんだなぁ~。」と改めて自覚した次第('A`)。
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でも、
天竜川を挟んで反対側の、同程度の標高の段丘上をみると、そこには雪がない!

「ご当地アルアル」を全国区視点で「それ、あなたのところの特異性ですから!」と指摘し、笑いに変えて吹き飛ばすバラエティ番組「秘密のケンミンSHOW極」。
昨晩(2022.10.13)のテーマは3つ。
1:日本一の米どころ新潟のおにぎりを調査! 握り方も違えば種類も豊富! 絶品おにぎりに悶絶!
2:長野ケンミンは学校行事で3000m級の名峰に登山!?
3:香川㊙豆腐に恐怖!
3つのテーマそれぞれ、面白うございました。

先ずは、新潟県のおにぎり、恐るべし!---です。
フツーのお母さんが握るおにぎり、これ、フワフワですから(↓寿司飯のようですぜ)。
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また、この方の指摘(↓)、そりゃぁ、敵いませんワ!---めちゃくちゃ美味そうな組み合わせです。
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はたまた、南魚沼市のおじさんの指摘、
「ご飯を炊く時は、氷を入れる」---という話。
噂では聞いたことはありましたが、
ちゃんとグラフで【米のうまみを引き出す温度帯】を提示する(↓)など、料理・教養番組の様相。
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コレをみれば、新潟県のおにぎり、食べたくなりますモン。

2つめのテーマは、地元・長野県。
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「山の民」になるための通過儀礼の如く行われている学校行事。
そう、長野県民ご存じの「学校登山」(↓)。

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県内各地を取材し、こーゆーことが行われていると報じます(↓)。
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白馬中学校1年生の学校登山(1泊2日)、唐松岳への登頂に密着取材。
(唐松岳は富山県黒部市にあることを、あたしゃ、この時初めて知りました。)
番組構成では、この「学校登山」を驚きとともに、肯定的に報じていました(インタビューでそーゆーふーな回答をしている人が多かったですね)。
でもね、
この「学校登山」で、【山が嫌いになった長野県民】も多くいると思うのですよ。
ナレーションでは、
「かつては9割の学校で学校登山が行われていたこともあり、コロナ禍前でも7割の学校で行われていました」---とのこと。
それでもやはり、この数字は圧倒的ですね。

そー言えば、
都市伝説ですが、上田市民の心の山、太郎山登山でのこと。
太郎山への登山遠足を実施した、上田市内のある学校の話。
第二次ベビーブームの年齢層が在籍していたこともあり、一学年の生徒数も大きく膨れ上がっていました。
すると、どうでしょう。
先頭のクラスがスタートし、クラス毎、順番にスタートを迎えます。
しかし、
その学年の遠足の列は伸びきってしまい、な、な、なんと、先頭が太郎山に着いた時、まだ最後尾は校庭に残ったまま。---だったのだという。
(ホンマカイナ)

3つめのテーマ(↓)。
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あたしゃ思わず「んなことあるかいな!?」とツッコミを入れましたが、香川県民、皆さん、マジなんです。
「生煮えのお豆腐を食べると、お腹をこわす!」って。
でも(↓)、
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冷や奴は大丈夫だと言う!
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この答は番組でどうぞ(GYAOで2022年10月20日(木) 19:59までやってます)。
番組最後は、この香川県民の話を受けて、髙橋克実さんがこーゆーふーに語っていて、上手くまとめていました(↓パチパチ)。
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今日の南アルプス(↓11:30撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ・1(↓)。アラジン・ブルーフレーム(1)も無事点火。
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オ・マ・ケ・2(↓)。昨日、16時過ぎの南アルプス。
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前回(とは言っても9月1日の放送回)、「秘密のケンミンSHOW極」では

ケンミン共生シリーズ 信州山岳ライフの真実 【長野県】

と題したコーナーがあり、紹介された内容は、長野県民アルアル---でした(でも多少、盛ってました)。
公式ホームページ(のアーカイヴ)では、このコーナーを次のように紹介しています。

・長野県は3つのアルプスが連なり、標高3000m級の名峰が日本最多の15座もある! しかも県土の森林率は約8割!
・高地では気圧が低いため、お菓子やパンなどの袋がパンパンに膨らんでいる!(標高が上がると気圧が下がり、空気が膨張するため)
・長野県の標高が高い所は、沸点が平地より低い!
・長野県民は、住んでいる場所の標高を知っている!? 小学校などの教育機関で習うほか、至る所に標高が記されており、無意識に覚えるらしい!?

9月4日のYahoo!ニュースでも、この番組の【長野県】コーナーを取り上げていて、番組未視聴の人も文字と画像で確認できます。
いくつかの証言の中、伊那市の農作業中のお母さんは「山がないと寂しいし、まっ平なところは不安!東京は行きたくない」と語る。
この指摘、私が若かった頃(20代)、信州学の大家、故・市川健夫先生が講演された時に仰っていたことを思い出しました。
四方を山に囲まれた盆地や谷で育った信州人は、真っ平らなところで生活することに慣れていない。
どこを向いても山が見えず、不安になる。
方向感覚も山の位置関係で理解していたり、精神的な支柱を山に頼っている---そんなお話しでした。

飯田市(旧・上村)からは「下栗の里」も登場。
でもって、
最後に笑いを持っていったのは、このおばさん(↓)。
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取材の人が「山はどんな存在ですか?」と、問いかけたところ、その答が、コレ(^_^)。
そう、山の存在は信州人にとっては、所与のものとしてそこにあるため、そこから特別儲けをうみだしているような人は別として、こーゆー人(↑)は多そうですゼ。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(お裾分け、ありがとうございます)(↓)。
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梨・シシトウ・パプリカ・スダチ(?柚子たぶん大きさからスダチ)。



昨日は暑うございました。
それにもまして今日は、より暑くなる予報が出ていて、飯田市の最高予想気温は37℃。
で、
朝のFM番組では「長野県下全域で、熱中症警戒アラートがでています!」とアナウンスしていました。
環境省の公式ホームページを見てみると(こちら)、
朝5時には当日の、夕方17時には翌日の「熱中症警戒アラート」情報を発表することになっているんだそうです。
アラート発令日の、熱中症予防行動の例も掲載されていて、次のように記されています。

①不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
②高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする。
③身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
④エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期する。
⑤のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。

ごもっともですよ。
特に
当店のような「不要不急のお店」にとっては、お客様が来店するための行動において、「命懸けでコーヒーを飲みにやってくるような状況」を看過できません。
お客様の平均年齢が高いことも、心配です。
であればこそ、
こんな日は「無理をしない行動(営業)」が理に適っているようにも思います。
つまり、
①熱中症警戒アラートがでた時は、営業を自粛する(休業する)。
②夕方、涼しい風がそよいできてから営業を始める。
③秋になるまで休業する。
④エアコンをさらにもう一台追加設置して、平常営業を続ける。
等々、いろんな思いがアレコレと浮かんできました。
さて、
これからアレコレと考えてみたいと思います。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。
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昔、「ブルータス、お前ホモか?」というのもありましたね。懐かしゅうございます。

昨日の信毎Webに前編後編で掲載された「信州の「難読地名」信毎新人記者の実体験から」。
ここ24時間のアクセスランキングで上位ワンツーです(2022/03/30 11:00更新時点)。
で、
信毎新人記者が挙げたもののランキングが、こちら(↓)。
nandoku01
「あぁ~、これ、わたしもアルアルだわぁ~」と納得。
当地に越してきた時、第1位の「陽皐」、第2位の「神稲」なんて、思いもつかない読みでお手上げでした。
今は、大丈夫です。
「乙事」も大丈夫です。同地に同名のお蕎麦屋さんもあるので、行きました、だから読めます。
「御馬寄」も佐久に住んでいたことがあるので、読めます。
「御幣川」「下(上・中)氷鉋」も、長野出張時に気になった地名(交差点の標識地名表示とか)だったので、調べて読めるようになりました。
「塩生」「檀田」「平穏」「武石余里」「日」は、読めません('A`)。
他にも記事の中で挙げられていたのは、以下の通りです。
・伊那市の「手良(てら)」。
・駒ケ根市の「上穂栄町(うわぶさかえまち)」。
・長野市「鬼無里(きなさ)」。
・「上水内郡(かみみのちぐん)」。
・南木曽町「読書(よみかき)」。
・上田市真田町「傍陽(そえひ)」。
・須坂市「仁礼町(にれいまち)」。
・佐久市「中込(なかごみ)」。
・長野市「大豆島(まめじま)」。
・長野市「上野(うわの)」cf上田市「上野(うえの)」。
・大桑村「阿寺渓谷(あてらけいこく)」。
以下の地名は「読み(ふりがな)」が記されていません(↓)。

①為栗、②伺去、③六供、④荊口、⑤寂蒔、⑥新張

DeepSouthでは、いや、秘境駅として有名な「①してぐり」は一部のマニアにとっては全国区!
②は読めません。
長野市②しゃり---どこをどーすりゃ「しゃり」?
③は「ろっく」カタカナで書いた方が、カッコイイ!「ロック」。
小諸市にあります(これは読めた)。
④は伊那市高遠荊口「ばらぐち」。
⑤も長野出張で気になった信号の地名で、調べました千曲市「じゃくまく」。
⑥は読めます、東御市新張「みはり」。
長野県東部(東信)は住んでいたこともあり、結構読めます。
どうもわたしは北信エリアが、弱い(住んだことがないから、という理由もありそう)。
で、そーそー、【信毎新人編の難読地名】の答(↓)。

1位 陽皐(ひさわ)=下條村
2位 神稲(くましろ)=豊丘村、乙事(おっこと)=富士見町
4位 塩生(しょうぶ)=長野市、御馬寄(みまよせ)=佐久市
6位 御幣川(おんべがわ)=長野市、下氷鉋(しもひがの)=長野市、檀田(まゆみだ)=長野市、平穏(ひらお)=山ノ内町、武石余里(たけしより)=上田市、日(ひ)=麻績村

以上デス(_ _)。
あっ、
読めない地名は、地名辞典ONLINEへどうぞ(こちら)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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今日の信毎記事(↓)。
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見出し「県内レギュラー全国最高値」---県内のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均小売価格(7日時点)は、前週(2月28日時点)より2円20銭高い182円60銭だったんだそう。
どーりで、SSが表示している看板もレギュラー【180円~】が目につくわけだ。
県民が感じている「長野県は、ガソリンが日本一高い」というその理由について、信毎Webでも記事になっていましたね。
それによれば、県石油商業組合理事の方が次のように話されていました。

(長野県は)製油所から遠く、輸送コストがかかることに加え、給油所当たりの販売量が全国平均と比べて低いことが主な原因だと考えられる。
県内のガソリンは基本的に、千葉県や神奈川県などの京浜地区や中京圏の製油所から、松本市や埴科郡坂城町にある二次基地に列車で運ばれる。
そこからタンクローリーで県内各地の給油所に届けられる。
面積が広い上に中山間地域も多い県内は他県と比べて輸送コストがかかり、仕入れ価格が高くなる。
県内の給油所は2020年度末時点で810店舗ある。
ただ、県内の燃油の総販売量は少ない。
1店舗当たりの1カ月の燃油販売量は少なくなり、全国平均の75%ほどしかない。
販売量が多い東京と比べると3分の1程度になる。
コストが同程度の場合、販売量が少ない分、給油所を維持していくためには販売価格を上げざるを得なくなる。
県内は全体的な車の台数の中で軽自動車が比較的多い。
一般的に軽自動車は普通車と比べて車体が軽く燃費が良い。
そのため燃油の販売量が全国と比べると少なくなっている可能性がある。


ということなのだそうな。
長野県民が生活防衛のために軽自動車を購入 → 燃費がよくて家計が助かる → どんどん軽自動車が売れる → 長野県内でのガソリン消費量が減少 → SS1店舗あたりの販売量が減少 → SS維持のため、ガソリン価格を高くせざるを得ない → 各家庭では燃費のよい軽自動車をさらにもう一台購入
おいおい、このループじゃん。

長野県内でもガソリン価格が高いと感じているDeepSouthエリアでは、価格云々よりももっと切実な「ガソリンスタンドがなくなったらどうしよう? とっても困るぞ!」---という場所もあり、いろいろな工夫をしています(売木村の道の駅隣接SSとか)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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明日は長野県の公立高校後期選抜入試の日。
先週の3月5日、信毎Webで「公立高校入試 制度・合否判定・発表スタイル… 変わったもの変わらないもの」と題した松井慎央デスクの署名記事が載りました(こちら)。
戦後の長野県高校入試の変遷をまとめたものでした。
自分史を振り返りながら読みましたぜ。
懐かしさのあまり、以下、一部引用します。
-----------引用開始
戦後、県内では東信、北信、中信、南信の「4通学区制」で一般入試のみの制度が長く続いていた。
少しずつ変化していく。
まず、1974(昭和49)年、12通学区制に変更された。
目的は「受験競争の緩和と高校間格差の是正」とされる。
15の春を泣かせない-との趣旨の県民運動も背景にあった。
県教委は82年、職業科(農業、工業、商業など)に初めて推薦入試を導入。
当時の信毎記事は「普通科偏重の風潮が根強い中、目的意識をもった生徒の入学を促し、職業科全体のテコ入れをはかる狙い」と記した。
同年は30校が推薦入試を導入し、定員(5260人)の6%に当たる316人が志願。
県教委は10%を目安としており、「初めてのことだけに予想以上の数」とした。

12通学区制は、受験生側からみれば進学先の選択肢が少なくなった。
「通学区内高校数の差による不公平感是正と選択肢の拡大」を理由に95年にできたのが「パーセント条項」だ。
定員の10%まで隣接通学区からの入学を認めた。
「パーセント条項が導入されてから、長野吉田高の男子バスケットボール部には隣接学区から通う生徒の入部が目立つようになってきた」。
2003年12月18日付朝刊スポーツ面の連載記事の冒頭だ。
教科学習や卒業後の進路などではない理由で志願先を決める例も出始めた。
田中康夫知事(当時)が2000年、「選択の自由を奪っている」として12通学区制廃止を主張し、県教委に検討を求めた。
経済界などから賛成の声が上がる一方、高教組などが反対。
県教委は02年、04年から4通学区に戻すことを決めた。
03年は移行措置としてパーセント条項の上限が20%とした。
前期選抜も04年から「自己推薦型入試」となった。
それまでの推薦入試は、中学校長が推薦する「学校推薦」方式で、不合格になる生徒はいなかった。
自己推薦型は志願理由書(自己PR文)で応募し、高校が調査書や面接、小論文や実技検査で合否を判断した。
06年は全日制全校で実施。
ただ、合否判定のあいまいさなどが指摘され、2010年から各高校に実施の判断を任せると、普通科 28 校が取り止めた。
少子化で生徒数が減少し、入試制度改革と並行して、高校の統廃合も進んだ。

<略>

かつては、合格発表は学校の掲示板に合格者の実名の一覧が張り出された。
新聞やテレビも実名を報じた。
同僚の記憶によると、1992年春の合格発表の日、信毎本社講堂に記者ら30人くらいが集められ、発表資料と校正用紙面の名簿をひたすら「読み合わせ」をした。
いつまで実名発表をしていたのかデータベースで調べた。
92年までは新聞の別刷りがあり、合格者名が載っていた。
翌93年3月22日、合格発表日の夕刊紙面に「高校合格者の特集やめます」との告知があった。
受験生のプライバシー保護を理由に県教委が氏名の発表をとりやめ、受験番号のみとしたためだ。
時代の流れはさらに強まり、96年1月25日朝刊には「県内の大学・短大 合格者名“非公開”へ加速 大半、発表やめる」との記事が載った。
-----------引用終了
私の高校入試の時は「12通学区制」でした。
自分の住んでいる通学区内にある高校の中から選んで受験する---それが当たり前だと思っていた、そんな時代でした。
前職の時代、「パーセント条項」ができ、隣接学区にも志願できるようになり、その比率も拡大され、結局、2004年には元の東信、北信、中信、南信の「4通学区制」に戻りました。
この間の30年間とはいったい何だったのでしょう?
あたしゃ、思うのです。
入試制度にはベストはないのだと。
だからそれに携わっているいろんな立場の人々(県教委・産業界・高教組、そーそー県民を忘れてはいけません)が折り合いを付けて(=妥協しながら)制度を決めていくことになります。
しかし、その時はベターだと判断して実施してみたものの、それは妥協の産物だから、受け入れる県民(受験生やその家族)にとっては、その制度が求めた理想なんぞは「知ったこっちゃない」のです。
受験生は利己的に行動し、その動きが流れになり、再び、制度の変更が求められるようになります。
そう、
高校入試は制度と受験生とのイタチごっこが時代の要請(=変化)を受けながら永続していくのです。
ただ、
当地(=DeepSouth)に住んでみると、その地域性故か(=どん詰まり的な地勢、交通網の遅れによって)30年間かかって【4通学区 → 12通学区 → 4通学区】にかわっても「(たぶん)大きな変化はなし」。
これはこれで、スゴイコトだと思う。

実は、住んでいる都道府県が違うと「こんなにも公立高校の入試制度が違うのか!?」と驚くことがあります。
それは大学に入学してからの話。
同じ都道府県内に住んでいても、受験した時代が違えば「えっ、昔はそーゆーふーになっていたの!?」と驚くことも多い。
例えば、現在30歳前後から20代後半の世代の人たちの中には、長野県内で現在、前期選抜をしていない普通科高校に、前期選抜で受験し、筆記試験もなく受かった人たちがいます。
正に、入試制度の試行錯誤の時代---そんな5年間に受験を迎えた世代だったのです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
DSCN4404

一昨日(2022.02.19)、速達便が届きました(↓)。
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2月20日(日)で「営業時間短縮等要請」が期限を迎えるため、その延長を知らせる内容のものでした(↓)。
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当店では1月29日のブログでも触れたとおり、お上からの通達に対しては従順なので、赤扉の張り紙に次のように書き加えました(↓)。
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3月206日(日曜)までの営業終了時間は20時---といたします。
ご理解とご協力をお願い致します(延長期間が短縮された場合は、それに倣います(_ _))。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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昨夕から晩にかけての「雨」、今朝の冷え込みでブラックアイスバーンが権兵衛峠に発生。衝突事故が多発した(らしい)。皆様、お気を付け下さい。
今日のストームグラス(↓)。
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