liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:阿智村

【日本一の星空 阿智グルメマップ】というパンフレット(↓)。
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阿智村商工会が制作した冊子で、村内45店舗の「おすすめ」メニューが一覧で掲載されており(↓)、裏面はお店の場所を示すマップ。
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写真から判別してみたのですが、
お蕎麦 8店
五平餅 5店
この2品が多く掲載されています。
長野県の「郷土料理」のイメージでは、蕎麦が上位にきます。これは県外者も同様でしょう。
ところが、五平餅は長野県全域というわけでもなく、wikiせんせいの表現を借りれば(↓こちら)、

五平餅は、中部地方の山間部(長野県木曽・伊那地方、岐阜県東濃・飛騨地方、富山県南部、愛知県奥三河地方、静岡県北遠・駿河地方)に伝わる郷土料理。

なのです。
だから、長野県に限ってみると、南部エリアの郷土料理。
しかし、NHKの朝ドラ「半分、青い。」で賞賛されてからは、岐阜県東濃地方の郷土料理というイメージが全国的に定着(しているかも)。
そんな中にあって、このパンフレットで唯一「おやき」をおすすめしている店舗があります(↓)。
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信州最深部(DeepSouth)において、おやき!?
当地はどっちかというと「おやき」よりも、「五平餅」文化圏なのですが・・・。
wikiせんせいでも、「おやき」に関しては、

長野県の寒冷地である北信地方や安曇野地方発祥で、冬季における米の代用食として各家庭に受け継がれ、(中略)次第に観光資源としての価値が高まるにつれて、おやきを常食する食文化のない地域までも含めた長野県全域の名物として広まった。

とあります(こちら)。
ですから、DeepSouthの地元民は「おやき」をあまり口にしない(と思う)。
で、
この「おやき工房 えんまん」さんは、昼神温泉に立地しています。
中京圏からの来客が多い昼神温泉ですから、県外者のイメージ(=おやきは長野県の郷土料理)を上手く取り込んでいるのではないか---と思うのです。
つまり、
DeepSouthの地元民があまり口にしない(であろう)おやきであっても、県外者にはじゅうぶん訴求できる長野県の郷土料理のイメージを背景に、ビジネスが成立している!
そう、
わざわざレッド・オーシャンの五平餅ではなく、当地ではライバルがいないブルー・オーシャンとして、おやきに特化しているお店。

以前、BS朝日の番組「極上空間」でも、羽田美智子さんがこのお店で「おやきづくり」に挑戦してました(↓)(こちら)。
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店の壁に掲示されている「注意事項」がオモシロイ(↓)。
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お店の前を何度も通っていたのに、(存在を)知らなかった! 
でも、こーゆーことだと(↑)、私が伺うと店主のご機嫌を悪くしてしまいそう(_ _)。
あたしゃ「四」はまったく以て、同感ですぜ。

ショウバイは、市場をよく見て、商機をどこに見いだすか---そこに鍵があるんですね。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。昨日16:45頃、撮影。当店へのアプローチ坂脇にパトカー発見。何してたんだろう? 一時停止違反の取り締まり? 皆様、お気を付け下さい。
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書店では売っていない月刊誌「ノジュール」(JTBパブリッシング発行)。
その2020年7月号の特集は(↓)、
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「新・日本の絶景」---と題して50地点を紹介しています。
とは言え、
どこかからのお墨付きがある場所、というわけではなく、あくまで「編集部選」(らしい)。
選出にあたっては、
1:新しい名所を見つけること。
2:日本の魅力を再発見すること。
3:気持ちを晴れやかに。
ということを意識して「2020年の新・ニッポンの絶景」を厳選したとのこと。
因みに、いちばんはじめに紹介されている場所は、2019年11月にオープンした渋谷スクランブルスクウェアの展望施設「SHIBUYA SKY」。
で、
その50箇所を日本地図にプロットしているページがあって(↓)、
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あら、Deep South(赤○箇所)とその隣接地から3箇所選出されています。
12番は、「天空の城」苗木城(岐阜県中津川市)。
25番は、遠山郷・「下栗の里」(長野県飯田市)。
26番は、阿智村の「日本一の星空」(長野県下伊那郡阿智村)。
あら、この3箇所、行ったことあります。なんせ1時間圏内なモンで。
苗木城は、こちらのブログ(5年前)。
下栗の里は、こちらのブログ(6年前)。
日本一の星空は、こちらのブログ(6年前)。
これらも漸く東京サマのJTBパブリッシングのお目にとまったということか・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
この雑誌の購読者層は50歳代以上なので、著名な観光地へは「あっ、そこはもう行ったことあるし・・・。」となってしまう可能性が大きい。
そんでもって、
新たに「作られた」場所であるとか(例:SHIBUYA SKY)、アクセスが悪くてこれまでなかなか行けなかったところ(当地が該当)とか、SNSによって拡散したところとか(例:香川県の父母ヶ浜の水鏡)が載っているような気がします(あくまで、私の印象デス)。
目を通してみて、私の場合は【7/50】箇所に足を運んでおりました。
次なる目的地は、
【名もなき池(通称:モネの池)】(岐阜県関市板取)か!?---ここが7月号の表紙(↑)を飾っているのでした。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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毎週録画して見ているテレビ番組のひとつに、NHK「ドキュメント72時間」があります(金曜午後10:50~)。昨晩は「長野 天空の絶景を眺めて」というタイトルで、長野県阿智村のヘブンスそのはらでロケ。
番組名の如く、ロケ地に3日間(=72時間)カメラを置いて、そこへ訪れた市井の人にインタビューするという構成です(↓)。
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阿智村の取り組み(星空ビジネス+α)は全国的にもこの分野における先駆けで、いろんな隣接業界とコラボしながら「進化」してきている---そんな印象を私は持っています。
今回の取材は11月3日~5日の連休中で、早朝の「雲海ハーバー」がメインかと思いきや、ちょうど紅葉の時期と重なったこともあり、昼間の時間帯にも観光客の皆さんがいらっしゃる。
意外と思ったのが、ご来光(↓)。
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雲海の上に聳える南アルプスから昇る朝日が、神々しい。歓声が上がります。
じゃあ、
本日の当店店内から(↓6:49撮影)、
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7:23撮影(↓)。
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「店内」からなモンで、やっぱりパノラマ感がありません('A`)。雲海と南アルプス、ご来光という要素は揃っているんですけどね。
あまりにも日常過ぎるのか、この光景が( ^.^)( -.-)( _ _)。

もともとスキー場として開発したヘブンスそのはらですから、シーズンオフの集客が課題でした。それが「目の付けどころ」によって通年観光化に成功したといっていいでしょう。夏は、この「星空ビジネス」(↓)もありますし。
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山麓の駐車場にクルマを止めて、12人乗りのゴンドラに乗車して約15分。
この15分が日常の「下界」モードから非日常の「天上界」モードへと、スイッチが変わる演出装置になっているのです。そーゆー意味では当店は敵いません('A`)(あの程度の階段では・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)エッシャーの「メタモルフォーゼ」で、1階と2階では大変化を遂げているハズなんだが・・・)。
いまや「星空ビジネス」は日本各地で取り組んでいるため、阿智村はパイオニアとしての矜持とともに、常に一歩先を行く---そんな発想で頑張って欲しい、と思うのでした(あっ、この番組の取材もその「一歩先」の取り組みのひとつなんだ!)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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毎月第一土曜日に放送される「グレートトラバース3」(NHK・BS3)。今月2日の放送は、

「田中(陽希)は南アルプス南部の大縦走に挑む。待ち受けるのは、荒川岳、赤石岳、聖岳の3千m峰など全9座。70kmを超える果てしなき稜線を歩き切ることができるのか!?」---という内容でした。

ちょうど当店の窓際席の正面に見える【荒川岳・赤石岳】を縦走したのですね(8月のことです)。
そんな田中さんが赤石岳から見る「雲海に浮かぶ朝焼けに包まれた富士山」---この場所(南アルプス)からでしか見ることのできない神々しい風景でした。
で、
毎朝のウォーキング時(6:00~)、ここのところ「下界」が霧に包まれていて、いい景色です。
(↓当店店内から、6:40頃)。
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駐車場から6:40頃(↓日の出直前)。
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これを「雲海」と呼んでいいものか?---天竜川の川霧でしょ?

「雲海」ビジネスで成功している星野リゾート・トマムでは、こんなふーに見せていて、どんどん進化しているのがわかります。
当地でも、阿智村・ヘブンスそのはらで「雲海ハーバー」を展開中。
あっ、
大事なところを忘れていました。そう、愛媛県大洲市・肱川あらし
当ブログでも、8年前6年前5年前4年前に「これ、見せ方によっては観光資源になりまっせ!」的なコトを書いていたんですが、それを「やるか、やらないか」で彼我の差が開く一方デス('A`)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。紅玉を4ついただきました。ありがとうございます。
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画像には2つしかありません(あと2つでアップルパイを作ってみました(数量限定))。

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