liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:音楽祭

昨日(阿佐谷ジャズストリート2018)の続きです。

阿佐ヶ谷には大きな「ハコモノ」はなく、パブリック会場は12箇所に分散して開催されています(+ストリート会場)。

その12箇所のうち、4つが教会。

ルーテルむさしの教会(↓)。

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阿佐ヶ谷聖ペテロ教会(↓)。

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阿佐ヶ谷教会(↓)。

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おしなべて、高い天井とベンチシートという室内空間が共通しています。

神父(カトリック) or 牧師(プロテスタント) の説教は言葉で、賛美歌やオルガン演奏等は曲として、この室内空間に響く or 伝わる、そんな構造になっているのでしょう(歴史の中で経験的にそーゆー建築物としてのフォーマットになったと思われます)。

かく言う当店も・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)、けっこう天井を高く設定しています(↓)。

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5m超の設計にしていただきました。

これは、残響を考えてのこと(当店はスピーカーによる再生音だけですが(_ _))。

(あとは、スピーカー+アンプ等をセッティングした場所にかかる重量が500kg超のため、それへの対応策。)

で、

2日間の巡回ルートは、以下の通り(↓)。

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因みに、27日の Gentle Forest 5 + Gentle Forest Sisters には、飯田市出身のドラマー、松下マサナオさんが出演していました。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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阿佐谷ジャズストリートは、今年で24回目(since 1995)。

神明宮能楽殿での山下洋輔ニューヨークトリオの演奏前、MCの方が、24年前の開催当時の状況をお話ししてくれました。

既にバブルが崩壊し4年目、じわじわと不景気が押し寄せるそんなご時世で、1995年を迎えます。

そう、この年にはオウム事件が発生した年で、阿佐ヶ谷には、そのオウム教団の「道場」があって、地元を賑わす身近な事件だったらしい。

それと、阿佐ヶ谷駅を利用している人からすると、JR中央線の列車で「快速」が阿佐ヶ谷駅に停車しなくなった---ということも重なり(↓現在も、土日の快速ホームは、こんな感じで「無人」デス)、

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なんか、阿佐ヶ谷、元気無くない?

ということで、ライブハウス「manhattans」のマスターをはじめとした発起人が集まり、1995年から「阿佐谷ジャズストリート」がスタートします。

当初から運営に当たっては、「手弁当でやろう」を貫いていて、どこからも(特に行政)補助金をもらっていないんだそうな。

確かに、プログラム冊子を見ても、行政の名称は見当たらず、あったと思ったら、それは「出演者」として名前が載っているのです(例:杉並区役所職員音楽部、都庁スイングビーツ)。

これは継続し続けるという点でとても重要。

補助金の切れ目がイベントの切れ目と申しますし。

お金の出所をクラウドファンディングで賄おうというのも、私は、「そりゃ、虫がいいってぇモンだ!」と、思うところがあって、イベントの為にーーーという点が、引っかかるのです。

これが「ものづくり」のクラウドファンディングだとしたら、私はけっこう好意的に見ている節があります。

閑話休題。

そーそー、山下洋輔さんのライブです。

今年で5回目の出演だそうで、ということは、私はその内今回で3回目か。

会場は、例によって神明宮能楽殿(↓翌日の様子。きれい片付けられており、前夜の面影はなし)。

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この日は「七五三」の皆さんが多く参詣(↓)。

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会場前は大行列。私はギリギリ、ござの上に座ることができました(ダメなときは、立ち見デス)。

山下洋輔ニューヨークトリオは今年で結成30周年、それを記念してアルバムも製作・発売中だそう。

その中に「ドバラダ2018」という曲があり、山下さんはMCでこの曲と、そのもとになった著書『ドバラダ門』について触れ、

「実は私、大河ドラマ『西郷どん』の第1回に医者として出演していたんです。」

へぇ~、知らなかった(NHK大河ドラマを見てないモンで(_ _)。)

「というのも、私の曾祖父は薩摩で医者をしておりまして、西郷隆盛からの手紙があった---そこから我が家の家系を辿るという『ドバラダ門』をかれこれ30年ほど前に書きました。それを『西郷どん』の原作者、林真理子さん、脚本を書いている中園ミホさんが読んで、私が、少年時代の西郷隆盛を診察するという医者の役で登場しました。」

どこで、何がどーゆーふーに繋がっているって、ワカラナイモンですね。

ワカラナイと言えば、来月8日の当地での「山下洋輔ライブ」。

なんでも幼少期、山下さんが当町に「疎開」してきていたということが縁らしい。

山下さんの出生年は、1942(昭和17)年。

ということは、終戦時はまだ3歳。覚えているのかなぁ??


当店では、『ドバラダ門』は開業以来、青棚にず~~っと置いてありますo(^-^)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓今朝の雲海、6:19撮影)。

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過去18年間、こーゆーイベントが開催されていたことを知りませんでした。

第1回は六本木の6店で始まったサウンド・クルージング・ミナト、今年で19回目だそうな。

六本木から赤坂、南青山と参加店舗の範囲は広がり、今年はなんと銀座エリアのお店も参加(銀座は中央区なんですけど(^_^))。

参加店舗数は40数店にものぼるのだとか。

イベントそのものに「ジャズ」の文字はなく、参加店舗・ミュージシャンのジャンルもジャズからポップス、ロック、シャンソン、ボサノバ、ソウル、はたまたクラシック、はては雅楽まで、会場もライブハウスから区民センター、教会、そしてスパイラルホールと多岐にわたります。

どーしてこれまで私のアンテナに引っかからなかったのだろう?(低かったからか、若しくは受信性能そのものが低いからか( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x))。

このイベントはあくまで「港区」のローカル事業の趣があるのですね。

パンフレット表紙の隅にちっちゃい文字で「平成28年港区文化芸術活動サポート事業助成」の文字があって、いきなり港区長の挨拶(祝辞)から始まりますから。

ただ、このイベントがオイシイことは確かで、5日間の期間中パスポート(5000円)を提示すると、ワンドリンク・チャージ込みで1000円、たったそれだけでライブステージを見ることができる---足を運べば運ぶほどお得感を実感できるという出血大サービス企画。

今年に続き来年も、「参加」してこようと思います(今年は昼間は阿佐ヶ谷JAZZstreetへ、夜はこっちへと足を運ぶという無謀な試み、来年は無理をせぬよう・・・・)。

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サウンド・クルージング・ミナトの冊子の表紙は、一目で松下進さんのイラストとわかりますね(^_^)。彼の奥さんも出演しています。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。昨日とは打って変わり、青空。

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今日のストームグラス(↓)。

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今年で24回目を数える横濱JAZZ PROMENADEは、所謂「街中(まちじゅう・まちなか)音楽祭【JAZZ版】」の嚆矢です。

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今では日本各地で同様の「街ぐるみJAZZフェス」的なイベントも行われており、東京・阿佐ヶ谷、浜松、岡崎、豊田、名古屋、金沢等へ足を運んだことがあります。

が、

ここ横浜のそれは、質量共に図抜けている---そんな印象です。

実は数年前に回遊o(^-^)・参加したときに、足を運ばなかった会場がありまして、それが横浜市開港記念会館(↓)。

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内装と高い天井(↓)。1917年創建、横浜の歴史が刻まれたlandmark。

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ここでの初日の演奏は、

.Orquesta Libre + Suga Dairo + RONxII
芳垣安洋(ヨシガキヤスヒロ) ドラム
青木タイセイ(アオキタイセイ) トロンボーン
塩谷博之(シオタニヒロユキ ソプラノサックス、クラリネット
藤原大輔(フジワラダイスケ) テナーサックス
渡辺隆雄(ワタナベタカオ) トランペット
Gideon Jucks(ギデオンジュークス) チューバ
高良久美子(タカラクミコ) ビブラフォン
鈴木正人(スズキマサト) ベース
椎谷求(シイヤモトユ) ギター
岡部洋一(オカベヨウイチ) パーカッション
スガダイロー(スガダイロー) ピアノ
RON×Ⅱ(ロンロン) タップダンス

猪俣猛(ds)ジャズテット.
猪俣 猛(イノマタ タケシ) ドラム
加藤真一(カトウシンイチ) ベース
野口久和(ノグチヒサカズ) ピアノ
右近茂(ウコンシゲル) テナーサックス
FUZUKI(フヅキ) ヴォーカル

中村誠一(sax) クインテット
中村誠一(ナカムラセイイチ) サックス
吉岡秀晃(ヨシオカヒデアキ) ピアノ
小泉高之(コイズミタカユキ) ドラム
沼上励(ヌマカミツトム) ベース
前田真梨子(マエダマリコ) トロンボーン

森山威男(ds) カルテット
森山威男(モリヤマタケオ) ドラム
坂田明(サカタアキラ) サックス
佐藤允彦(サトウマサヒコ) ピアノ
水谷浩章(ミズタニヒロアキ) ベース

峰厚介(ts) カルテット
峰 厚介(ミネコウスケ) テナーサックス
清水絵理子(シミズエリコ) ピアノ
須川崇志(スガワタカシ) ベース
本田珠也(ホンダタマヤ) ドラム

とまぁ、地方にあっては、このうちのひとつのバンドが来てくれるだけで、それがJAZZフェスのメインステージになりそうな顔ぶれです(あとは、地元のアマチュアバンドでプログラムを埋めますo(^-^)。

それがここでは、「通し」で聴けて、1日券(前売り)は4300円!(↓このバッジ)。

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もう1箇所行ったのは、赤レンガ倉庫1号館。そこで1バンド(↓)聴きました。

古野光昭(b) カルテット
古野光昭(フルノミツアキ) ベース
纐纈歩美(コウケツアユミ) アルトサックス
松本茜(マツモトアカネ) ピアノ
大坂昌彦(オオサカマサヒコ) ドラム

夏のJAZZフェスから秋の音楽祭(JAZZ street)へ---という流れでしょうか、ね?


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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先月、「江戸川ジャズ・ナイト」が江戸川区総合文化センターで開かれました。

今年が第1回目だそうです。

隅田川の東側(ド・下町)でこういったジャズフェスが開かれることは、あまりないらしい(確かに耳にしません)。

それででしょうか、ミュージシャンのブッキングが「えっ、(このお値段でこのメンツ!!)」という、観客に優しい設定でした(ありがたいことでございます)。

日野皓正クインテット・山中千尋トリオ・土岐麻子 meets Schroeder-Heads・高橋誠カルテット

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ヒノテルさんは昨年の瑞浪市以来だし、山中千尋さんも昨年の名古屋ブルーノート以来で3回目。

で、

実は今の私のお気に入りはSchroeder-Heads。

お店のオープニング曲が、Schroeder-Heads の“Blue Bird” ですから。

とかく女性ピアノトリオが業界的には注目されがちですが、いやいやどうしてSchroeder-Headsの渡辺シュンスケさんも、とても魅力的なピアニストです(特にド・ジャズ的じゃないんですけどね)。

(それにしても、土岐麻子さんが“Waltz for Debby”を日本語訳で歌ったのには、参ったな。)

あと、演奏終了後のインタビュー(次のステージ準備のためのつなぎの時間)で、山中千尋さんの頭の良さがわかりました。雑誌“JAZZ JAPAN”での連載コラムも楽しいけれど、お話も面白うございました。

ヒノテルさんも言っていたけれど、「続けてほしいなぁ~(この値段、このレベルのミュージシャンで)。」

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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先日の“NAGOYA Groovin' Summer 2014”、メイン会場オアシス21の最後のトリは「山崎千裕」(↓)。

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やまざきちひろ。

念のため、山中千尋(やまなかちひろ)ではありません、彼女はピアニストで、山崎千裕はトランペッター。

どこかで聞いたような名前だと思い、記憶を掘り起こしてみると・・・・・・・。

2012年の八ヶ岳ジャズフェスティバル、そのオープニングが彼女のバンド、“Chihiro Yamazaki +ROUTE14band”だったのです(↓)。

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トランペットで歌うだけでなく、話しかけるような(喋っているような)演奏だったのを記憶しています。

ド・ジャズというわけでもなく、「インスト・ポップ」的なわかりやすさ。

そこには様々なジャンルを消化してきたあとが伺えました。

あれから2年。

な~んとこの日は「トリ」を務めるという。

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実はこの前に、当日HMV栄にてインストアライブを実施していて、至近距離でこのバンドの実力を垣間見ることができました。

この2年間に何があったのだろうと思いつつ、MCを聞いていると、アメリカ合衆国で「他流試合(単独ツアー)」を重ねつつ、今年2月ヴィレッジレコード(ソニーミュージックグループ)からメジャーデビューしたんだそうな。

このまますくすくと伸びていってほしいバンドです(9月にはニューアルバム発売予定だとか)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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丁度1年前の4月30日、東京・お茶の水のワテラスでジャズオーディトリア2013がありました。

あれから1年。

今回は大阪城西の丸庭園で、INTERNATIONAL JAZZ DAY GLOBAL CONCERT 2014 OSAKA が開催されるという。

4月12日私宛のメールにて、チケット購入確認。

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主催はUNESCOなんだけど、チケットの発行一切合切は「大阪観光局」が取り仕切っているらしい。

共催として、大阪府・大阪国際音楽フェスティバル実行委員会の名前があるものの、運営は「大阪観光局」。

チケットはぴあやローソン・ロッピー、e+等での販売はせず、大阪観光局がつくったウェブサイトでネット購入することになっている。

が、ネットで申し込み→チケット発券メールの受信で、予約できたことを確認→チケット代を指定の銀行口座へ振り込み→入金確認後、簡易書留でチケットが郵送されてくる---という手順とは・・・・トホホ。

で、

行ってきました。

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そもそも・・・・・・・。

2011年にUNESCOの親善大使に任命されたハービー・ハンコックが、世界的規模でジャズの価値を共有するプロジェクトを提案し、その年のUNESCO総会で4月30日を「インターナショナル・ジャズ・デイ」と定めることが宣言されました。

UNESCOがハービー・ハンコックの提案に乗ったのには、次のような理由があると言われています。

アメリカで生まれたジャズは、アフリカのリズムや伝統にそのルーツを持ち、ヨーロッパ音楽の様式によって表現され、世界各地の文化の中でそれぞれの進化を遂げていきました。

それ故、UNESCO事務総長が「ジャズは、UNESCOの精神をかたちにしてくれる」と語っています。

UNESCOの最初の“UN”が示すとおり“United Nations(国連)”の組織としてのUNESCOは、ジャズが国際社会において、平和と結束、対話、人々の協力関係を推進する力、教育的なツールになることの価値を見いだしたのでしょう。

一般的なジャズフェスティバルが「興行目的」なのに対し、このジャズ・デイはいわば「オリンピックの精神」に近いものと理解したほうがいいらしい。


ということで2012年は、

パリのユネスコ本部での祝賀イベント、ジャズの発祥の地とされるニューオーリンズのコンゴ・スクェアでの日の出コンサート、数十人もの世界的に有名な芸術家を集結させたニューヨーク市の国連総会ホールでのグローバル・コンサートという3つのプログラムを実施。

2013年は、

トルコのイスタンブール市をホスト・シティに設定し、ジャズ教育関連プログラム、および世界文化遺産のトプカプ宮殿中庭にある教会「アヤ・イリニ」を会場に、スペシャルコンサートを開催。

東京・お茶の水のワテラスで開催されたジャズオーディトリア2013は、このアソシエイト・プログラムだったのです。

そして、第3回目が「大阪城西の丸庭園」。

でもどーして「オーサカ」?

どうやら大阪観光局の招致活動が実ったらしい(「大阪をアジアでのジャズのハブとしたい」)。

(1920年代の大大阪時代:東京よりも人口が多かった時代には大阪がジャズの最先端でした。関東大震災による影響もありますが。)

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さて、出演者は以下の通り。

秋吉敏子/Toshiko Akiyoshi (pf) 
ジョン・ビーズリー/John Beasley (pf) 
クリス・バワーズ/Kris Bowers (pf) 
ハービー・ハンコック/Herbie Hancock (pf) 
小曽根 真/Makoto Ozone (pf) 

ディー・ディー・ブリッジウォーター/Dee Dee Bridgewater (vo) 
ロバータ・ガンバリーニ/Roberta Gambarini (vo) 
レイラ・ハサウェイ/Lalah Hathaway (vo) 
グレゴリー・ポーター/Gregory Porter (vo) 
オウモウ・サンガル/Oumou Sangare (vo) 

スティーヴ・トゥーレ/Steve Turre (tb) 

テリ・リン・キャリントン/Terri Lyne Carrington (ds) 
T.S.モンク/T.S.Monk (ds) 

テオ・クロッカー/Theo Croker (tp) 
日野皓正/Terumasa Hino (tp) 
黒田卓也/Takuya Kuroda(tp)
ロイ・ハーグローブ/Roy Hargrove (tp) 
クラウディオ・ロディッティ/Claudio Roditi (tp) 

ケニー・ギャレット/Kenny Garett (sax) 
ウェイン・ショータ?/Wayne Shorter (sax) 
コートニー・パイン/Courtney Pine (sax) 
ルー・タバキン/Lew Tabackin (sax) 
トロイ・ロバーツ/Troy Roberts(sax) 

ジェームス・ジナス/James Genus (b) 
マーカス・ミラー/Marcus Miller (b) 
エスペランサ・スポルディング/Esperanza Spalding (b) 

アール・クルー/Earl Klugh (g) 
ジョン・スコフィールド/John Scofield (g) 
ジョナサン・バトラー/Jonathan Butler (g) 
ジョー・ルイス・ウォーカー/Joe Louis Walker (g) 
クリス・トーマス・キング /Chris Thomas King (g) 

シーラ・E/Shelia E (per) 
ピート・エスコヴェード/Pete Escovedo (per) 

オープニングは、HIDANO Shuichi & TAIKO masters(これは公式パンフレットにもクレジットされていませんでした)。

日本人は秋吉敏子・小曽根真・日野皓正・黒田卓也の4名。

最後の黒田さん、大阪出身ということもあるが、日本人初のUSブルーノートと契約、NYで活躍中のtpだそう。

主催者挨拶で、

政府を代表して、(安倍総理欧州歴訪中のため)自民党の世耕弘成氏(大阪が地盤ですし)。この時は大きな会場の反応はなく、続いて松井大阪知事。

「あぁ~(溜息)。」

それもけっこう「なんでおまえがここで出てくるねん!(`_´)」的な感じ。

挨拶が終わって後ろの席から

「今回はあんな長い挨拶ようしたなぁ~。」との声。

プロジェクターに映し出される画面では、カメラ目線ではなく「カンペ目線」は明らかでした。だからですよ。

プロジェクターには同時に英訳文が出ていましたから、予め用意された日本語の原稿の棒読みです。


会場内では“BE-ING”のスタッフジャンパーを着た人が何人もうろうろしながら

「会場内は録音撮影は禁止されています。ケータイ、スマートホンは電源を切って、バッグへお仕舞いください。」

と連呼。

なので、様子はABC(朝日放送)のページより(↓)。

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30名を超えるジャズ、ブルースのミュージシャンがグループで1曲ずつ。

それはそれは、ゼ・イ・タ・クなステージです。

公式映像はこちらから。

YouTubeでも。

ライトアップされた大阪城はヨーロッパ目線からしてみれば、exoticism そのものでしょう。その庭園内でのジャズ演奏。

これは招致活動においては、アピールの目玉になったものと思われます。

たぶん、こんな組み合わせはもうみられない---そんな場に居合わせるという僥倖。

それこそが、ライブの醍醐味。

19:00-21:20

1曲ごとのセッティングの間がもう少し上手くつないでくれれば・・・・、という気もしましたが、生ハービー・ハンコックと生ウェイン・ショーターのデュオは、もう一生みることは出来ないだろうな---と、聞きながら感傷に浸ってしまうのでした。

最後は(↓公式ホームページより)。

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最後に、アンケート用紙について。

こーゆーコンサートの場合のアンケート項目って、だいたい定型のおきまりパターンですが・・・・・・・。

今回は違った!(提出してきたのでうろ覚えだが)。

Q どちらからお越しですか?

Q 性別、年齢は?

Q このコンサートを何でお知りになりましたか?

まぁ、このへんまではおきまりパターン。

で、

Q このコンサートに関連しての出費について

チケット代、ここまでの交通費はどれくらいかかったか? 宿泊費はどれくらいかかったか? お土産代はどれくらい使ったか? 飲食費はどれくらい使ったか? 

おおよその金額を記入する項目が続く。

これだけみると「大阪観光局」はこのコンサートの趣旨など眼中になく、このイベントでいくら大阪にオカネが落ちたのか、その基礎資料が欲しいだけだだったんかいな!---と突っ込みたくなるのでした。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。4連休初日、良い天気です。

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今日のストームグラス(↓)。

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結晶も綺麗。今回はピントが合いました。

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東京オペラシティで2000年から続いてきた山下洋輔のニューイヤー・ジャズ・コンサートが今回で終了とのこと。

これまでのプログラムを見る限り、ジャズ畑の山下さんが異種格闘技的なゲストとコンサートを繰り広げてきたことがわかります。

それが、今回で一応の一区切り。

今年のゲストはプログラムテーマ「ジャズのもう一つの夜明け」にもなっているように、Japan JAZZ のこれからを担っていくであろうミュージシャンたちが4組。

高橋信之介(ds)“Blues 4 Us”

狭間美帆(p、arr、comp)m_unit

スガダイロー(p)vs山下洋輔

寺久保エレナ(as)meets 山下洋輔

この順番のステージでした。

ローソンLoppiで座席予約したものの、既に「良いお席」は完売していたため、思い切った場所を指定しました(Loppiでもある程度までなら、指定が可能)。

元々ここ(通称:タケミツメモリアル)はコンサート専用ホールとして設計されたところ。

キャパは1600席。詳細は、こちら

両サイドに階段状に用意された2階3階席の中から3階席、それもステージに近い場所を指定しました。

すると、どうでしょう(「劇的ビフォー・アフター」のナレーションの如く)。

なんと1階席最前列よりも前に位置していて、ステージの中程を真上から見下ろす位置の席だったのです(↓)。

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演奏中は“NO PHOTO”なので、開演前にパチッとな。

いやはや、こんな席があるなんて!

1階最前列席でさえ、ぜ~~ったいみることのできないアングル、例えば山下さんの指の動き、フリー演奏になってからの指・手のひら・腕がどこからどこまで鍵盤の上を占めていて、ピアノを鳴らしているのかとか、ドラムの高橋さんのドラムコントロールはどうしているのかとか、面白うございました。

そもそも、ステージを真上から見下ろす席が存在していること自体が驚きでした。

左手正面にはpipe organ(↓)。

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天井、高~~~~い!

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1階席の後ろのほうよりもよっぽど貴重なコンサート会場体験でしたo(^-^)。



演奏終了後のロビーで人だかり。

皆さん、写真をパチパチとしています(もしや、山下さんがファンサービス!?)。

私も吸い寄せられるように接近(こーゆーところ、野次馬です)。

何を撮っていたのかというと、「本日の演奏曲目(プログラム)」の張り紙(*^ー゜)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝は冷えましたねぇ~、飯田の最低気温が-7.4℃で、軽井沢はな~~んと-14.2℃。気象庁の「毎日の全国データ一覧」の中で、並み居る北海道勢を抑えて日本最寒気温!?(あくまでここの一覧表の範囲で、ですけど)2番目に低い気温が岐阜県の高山で-13.2℃だから、「中央高地」エリアはこの冬一番の冷え込みだった模様。

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8月第2日曜は八ヶ岳ジャズフェス。

会場はアルソア野外劇場の「ウェルネスガーデン」。

傾斜状になっている芝の上で皆さん、思い思いの場所で聞いています(しかし中央部分はテント、椅子、ペット持ち込み禁止ですし、「日陰」がないために、ここに陣取るには相当な覚悟と準備が必要)。

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結局、両サイドの木立の影から席(スペース)は埋まっていきます。

11:00~ スイートヴォイス&金井塚英洋トリオ

12:00~ 大坂昌彦&ヤングライオンズ

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13:00~ 安富祖貴子&大隅寿男カルテット

14:00~ 川嶋哲郎カルテット

15:00~クリヤマコト「新世界スタンダード」

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16:00~向井滋春スペシャルバンド

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ベテランと若手が同じステージで繰り広げるパフォーマンスは、また新たな力の発見でもあります。

今回の発見は、類家心平さん(赤矢印のtp)。

向井さんの紹介では、海上自衛隊の音楽隊出身と言っていました(正確な出身は青森県八戸市)。

いやいやどうして、彼のその活動をネットで見てみると、ジャズに限らずポップ、前衛、クラブなど、幅広く横断的に活動しているみたいです。

これからもっと注目していきたいミュージシャンノひとりとなりました。

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この日の甲府はまたもや40℃オーバー。

2時~3時頃は、いくら標高1000mの小淵沢とはいえ、暑い!

ようやく向井滋春スペシャルバンドの登場となった16:00ころ、芝生中央も日陰になり観客で埋まり始めました(↓)。

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この時間帯からだったら、涼しい風も吹いてくるし、観客としてはいいと思うのだが(逆に、暗くなると「虫」対策がタイヘンでもありますけど・・・・・・・)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。飯田の今日の予想最高気温は36℃(玄関前の温度計はすでにその数値に達してるんですけど)。

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昨夜20時過ぎに帰ってきて2階(店内)の温度計を見ると(↓)、

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窓を開け換気しても気温は1℃しか下がらず、34℃の中で「半沢直樹」を見たのでした。

先日、“toyota JAZZ square 2013” へ行ってきました。

会場は豊田駅前のコモ・スクエア。

複合ビルでホテルトヨタキャッスル+スポーツクラブ+オフォスフロア+飲食店他入居するテナントで構成されています。

無料ステージ、これはコモ・スクエア前のイベント広場。

スクエア・ステージ、これはコモ・スクエア内の6会場を自由に移動して各セッションを聴いて歩けるというもの(有料当日券4500円)

スペシャルステージ、これはホテルトヨタキャッスル内の「華の間」で「noon/vo、市原ひかり/tp、纐纈歩美/as、森永理美/p、河村亮/ds、坂崎拓也/b」のステージを鑑賞するというもので、スクエア・ステージ分も含んで当日チケット10000円。

私は、前売りが4000円(会場内で使用できる500円券付き)だったスクエア・ステージの数々をハシゴすることにしました


(実はデジカメを忘れてしまい、唯一手元に残るものは、このリストバンドのみ↓スペシャルステージOKの皆さんはイエローバンド。デジカメを持ってても撮影できるわけではないのですけど・・・)。

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帝国ホテルにおいて同じ様式でジャズフェス(?)が行われています(インペリアル・ジャズ)。

以前、帝国ホテル大阪のインペリアル・ジャズを見に行ったことがあります。バンケットホールに事欠かないホテルでの開催であっても、人気のステージは満席状態。

タイムテーブルとにらめっこしながら回遊した記憶があります。

それと今回のtoyota JAZZ square 2013は運営方法が同じようです(但し、スタッフが高校生のアルバイトorボランティア。対応での素人っぽさがそのままでているところはご愛敬)。

ホテルトヨタキャッスル「華の間」はまさにメインステージで、このホテルのバンケットホール(宴会場・すぐにでも結婚式の披露宴ができそうな雰囲気)。

同じく「山吹の間」はパーティションで仕切られた、ステージがないスペース。

1階のウィンザーという会場は、フロント前にあるラウンジ。机と椅子を寄せて演奏スペースを確保した空間。

ここまでが、ホテルトヨタキャッスル内。

場所がわかりづらかった「楽風」という珈琲専門店も会場となっており、ギャラリースペースをステージにして、机と椅子をそちらへ向けて会場づくりをしていました。

オフィスフロア3階の会場「遊」、そこは吃驚。

もしここのオフィスビルが入居率が100%だったら、会場にはならなかったであろう空間。

オフィスフロアの3階が空き空間となっていて、その広くて仕切りのないフロア内の一角で演奏。こりゃミュージシャンにとっても貴重な体験!???

さらに吃驚スペースが、アイレクススポーツクラブW棟3階の会場。

靴を脱いで入場です。

というのも、スポーツクラブのダンスフロアが会場。

そうです、壁全面が鏡張りになっていて、一部の天井も鏡張りの、あの空間(音楽に合わせて踊る自分を鏡で見ながら確認する、あの部屋!!!!!)。

ここも出演しているミュージシャンにとっては、「初体験」の演奏場所でしょ(聴いている私にとっても初体験)。


これで、「ジャズはどこでも演奏家(演奏可)」ということが証明されました(こんなまとめでいいのか??)。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。梅雨空っぽいです(降ってませんけど)。

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