当地で最初にお味噌を購入したときのことを覚えています。
イオンの味噌売り場でした。
長野県はどこでも「信州味噌」の本場ですから、品数の多さといったら、そりゃぁもう、どれを選んでいいのか分からないくらい、いろんな味噌が並んでいました。
よく見ると、当地は赤味噌文化ではないものの(たぶん)、陳列棚には愛知県岡崎の八丁味噌も並んでいるし、甘口系の西京味噌も並んでいます。
「信州味噌」はというと、県内各地の製品があって、それらは当時、私にとっては、見たことも聞いたこともない会社のものでした(今は、ベンキョウしたので、けっこう知識も増えました)。
で、
結局何を購入したのかというとo(^-^)、
そのときたまたま期間限定セールをしていた、そして(当時の私でも)知っているメーカーの、そう「マルコメ」の「お父さん」という味噌を買いました(確か1パック200円を切っていたと思う)。
それでウチの定番品となったわけですが、先日、愛知県内で
「よくぞここまで言い切れる(と私が思うくらいの)超絶的表現のお味噌を発見!」
それが、こちら(↓)。

並べてみた(↓)。

「究極の逸品」(↓)。

「お父さん」(↓)。

「究極の逸品」って、製造元を見ると、長野県飯田市。
えっ!
マルマン株式会社---とあります(公式ホームページは、こちら)。
wikiせんせいにも載ってる!
それからです、地元のスーパー・キラヤさんの売り場でもチェックしてみることにしました。が、この「究極の逸品」は置いてないんです、地元なのに。
それに準ずるであろう「信州名工の逸品」という製品は見つけることができました。
はたまた別の日に、マツモトキヨシの味噌売り場で、プライベートブランドである「MK」マークがついているお味噌を、一応、見てみたら「製造 マルマン株式会社」とあるではないですか!
「MK」のPB製品を一手に引き受けていたとは、知りませんでした。
こーゆーふーな、影の、でも手堅い商売というのは、経営の安定に資するのではないでしょうか。なんせぜんぶ「買い取り」のはずだから(あの花畑牧場が、実はローソンのSweetsを作っているとか、傍目からは分からないけれど、実は堅実経営にシフトする方程式なのかもしれません)。
そーいえば、
最寄りのキラヤに行くとき、その前をよく通る「稲垣来三郎匠」さんも、高速道のSAやPAのお土産コーナーでよく見かけるようになりました。ちゃんと売り場で「稲垣来三郎匠」というブランドコーナーを確保しているあたり、営業マンの人がけっこうやり手なのかもしれません。
この2社は、味噌や漬物というローカル色を反映した、ローカル市場だけで勝負するのではなく、「お外」でも活躍している例といっていいでしょう。
一方、
長野県最古の味噌屋、松岡屋醸造場さんはそーゆーふーな経営方針ではない様子(手仕事で製造することに拘り、結果、生産量も限定的。職人的とでも申しましょうか)。
そーそー、
因みに、こちら(↓)が「究極の逸品」で、「お父さん」からチェンジした日の一口目の感想はというと、「爽やかな味噌」でした。

こちら(↓)が「お父さん」。

みそ汁の具は、小松菜+しめじ+えのき+なめこ+オクラ+わかめ+かんてんぱぱのスープ用糸寒天。
「菌活」実施中です(以前から、そして通年o(^-^))。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

今日のストームグラス(↓)。
