liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

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10月24日に雑誌「Jaz.in」が発売されました(↓)。
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「Jazz JAPAN」の三森編集長死去に伴う廃刊を乗り越えて、新しく刊行された雑誌「Jaz.in」。
編集後記を読むと、この1ヶ月間の慌ただしさが伝わってきます(お疲れ様でした)。
誌面をパラパラ捲ってみて、「ん!これは・・・・?」と気づくことがあって、それがこれ(↓)。
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すべての記事、ページにというわけではないものの、【QRコード】がアチコチに付いているのです。
記事と関係のあるWebへ、こちらから「飛んでってね!」---という感じです。
たぶん(私の勝手な憶測ですが)、
雑誌という媒体の限界を感じていたのでしょう。
「誌面とページ数」という制約があるために、もっと載せたい情報や記事があってもこぼれ落ちてしまうし、記事になった取材対象者にとっても、「私のWebで、イロイロやってるんで・・・、見て下さいね!」---紙面だけではこーゆーリクエストに対応できませんし。
だから、
このQRコードからWebへどうぞ!---ということなのでしょう。

基本的なフォーマットは変わっていません。
サイズ、ページ数、値段等は「Jazz JAPAN」最終号と同じ。
内容をチェックしてみましょう。
「Jazz JAPAN」最終号で連載が終わったのが、
・増崎孝司*菰口雄矢 クロスオーヴァー・トーク
・#齋れいな「おウチでJAZZ聴いてます」
・海原純子「ジャズ・スタンダードにみる男の心・女の心」
・大友良英「僕はこんなジャズを聴いて来た」
・寺島靖国/岡崎正道「JAZZ IN GOOD'N' OLD DAYS」
タイトルの変更等を経ながらも、「Jaz.in」でも連載が続いているもの。
・寺島靖国の「MY ROOM MY AUDIO」 → 同名で継続
・山中千尋「COOL TALK」 → 山中千尋「ジャズの彼方に」
・中野俊成「ジャケ買いしてしまった!!」 →  「中野俊成がジャケ買いしてしまった!!」
・林正儀「JAZZ AUDIO」 → 林正儀「Jaz.in Hi-Fi」
・塩田哲嗣「JAZZと演奏と録音の日々」 → 塩田哲嗣「JAZZと録音の研究会」
勿論、
巻頭の特集ページもありますし、
・ジャズ・レコード・レビュー → Jazz Record Guide
・コンサートリポート、ライブ・レビュー → フェスティバル・レポート、Jaz.in Live &Concert Report
・ライブ&コンサート・インフォメーション → Live & Event Schedule
等は引き継がれています。
新たに始まった連載は、
・水本真聡(大久保管楽器店店長)「愛器からみる管豪たちのジャズ外伝」
・岡崎正道「Close Up! Jazz Composers」
・大友良英*上原基章「今月のリコメンド」
等々。

あっ、そーそー、先日ナベサダさんのステージを見に行ったときのレポートもあって(↓)、
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企画制作担当者が、
アンコールの定番「ハランベ」での貞夫さんの笑顔と歌声が、今回のフェスを締めくくる何よりのエンディング---と記しているとおり、良いステージでした(こちらのブログ参照)。
ナベサダさん、10月22日の浜松公演も中止になっています(11月1日以降の公演に言及はなし)。
体調は回復してきているのでしょうか?---ここのところ、著名なミュージシャンの訃報が続いているモンで、心配です(_ _)。

「Jaz.in」は、いつものマガジン・ラックに置いてあります。

【追記】
同じ日に発売だった「ジャズ批評」は、マイペースです(↓)。
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236号にして初めての「男性ボーカル特集」だそうな(当店では、先ず、かかりません。悪しからず(_ _)。)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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今年7月発売予定だった日(その日の、当ブログ)から2ヶ月、「Jazz JAPAN」最終号が今日、発売されました(↓)。
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公式ブログ(9月4日)でも、

JAZZ JAPAN名での雑誌の継続が困難な状況となっており,この156号をもちましてJAZZ JAPAN名義での発行を終了させていただきます。---とありましたからねぇ。

表紙に【The Final】の文字があります(赤矢印1)。
と同時に、来月から後続誌「Jaz.in」が刊行されるとのこと(赤矢印2)。
誌面でも見開き2ページを割いて(↓)、
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「読者のみなさまへ」と題して、この2ヶ月間の出来事とこれからのことについて触れていました。
三森編集長のご冥福をお祈りいたします。
(当店では後継誌も定期購読していきます。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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【MADE IN OCCUPIED JAPAN】表記のカップを一客だけ持っていました(↓)。
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どこで入手したのだろう?
世田谷のボロ市か!?、代々木公園のフリマか!?、京都の天神市か、弘法市(東寺縁日)か!?、はたまたどこかのリサイクルショップだったのだろうか?
今のお店を始める前、機会があればコツコツと収集していたもののうちのひとつです。
そーゆー(OCCUPIED JAPAN表記)モノがあることは知っていましたが、いま見ると、まさに「昭和レトロ」を感じさせる、そんなカップ。
【OCCUPIED JAPAN】表記は占領下のニッポン時代を表しますから、1945年の敗戦から1951年のサンフランシスコ講和会議までの期間に輸出されたモノに記された、そーゆーものなのでしょう。
で、
先日、さらにレアなモノを手に入れました(たぶん)。
これ(↓)です。
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「昭和レトロ」感溢れる意匠。
どこかで見たような---そんな印象は、私がNorotakeの同じようなカップを持っているからなのかもしれません。
ただ、こちらのカップにはこの(↓)文字。
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【MADE IN OCCUPIED JAPAN】表記あり。
さらに、さらに、ソーサーには、私にとっては、もっと驚く表記がなされていたのです。
それが、これ(↓)。
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【國勢調査 1950.10.1】の文字。
1920年から5年ごとに実施されている国勢調査。
本来ならば1945年に実施する予定が、WWⅡ戦後のドサクサで実施できず、1947年に臨時調査されて、それから3年後、末尾がゼロの年に当たったため大規模調査が実施された1950年。
それを記念した(!?)ものなのでしょう。
ただ、
1950年は、ニッポンはまだ【OCCUPIED JAPAN】状態です。
疑問に思うことは、輸出向けに製造したはずの【OCCUPIED JAPAN】のカップを、国内向けに、それも国勢調査の記念品(!?)として配布していたという、その流通ルートはどーゆーふーになっていたのだろう、という点。
そもそもこの時点(1950年)で、これを入手していた(配布された)方々って、どーゆーポジションの人だったのだろう?
若しかして、国内流通においてもフツーに【OCCUPIED JAPAN】表記だったのだろうか?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、上伊那郡箕輪町から辰野町を走行中の時、次のような(↓)標識が目に入りました。
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文字表示は英語の“JAPAN ALPS CYCLING”のみ。
「何だろう、これ?」と思って、この矢印方向へ曲がると、走行中のクルマを止めて、路側帯に青い矢印のマーキングをしているのです。
なんとなく、
自転車で巡るコースの表示---と言うことは、わかりました。
で、
「ポチッ!」とな、をしてみると、
「Japan Alps Cycling」プロジェクト(JACP)---というのが始動していて、官民連携によるオール長野で取り組むための推進体制を構築し、自転車による地域の振興に寄与する、ということらしい(こちら)。
このプロジェクトの公式ホームページは、こちら
ここでは「長野県一周サイクリングJapan Alps Cycling Road」が紹介されています。
そのルート表示を、実際に現地でわかるように行うというのが、上記の標識なのですね。
長野県一周とありましたから、DeepSouthもコースになっていて、南木曽町から大平宿を経て砂払温泉付近から天竜峡へ、そして、天龍村へと向かうルートがコースになっています。
ということは、
当地でも上記のような標識が整備されてくるということでしょう。
そー言えば、
箕輪町で入手したこのサイクリングマップ(↓)や、
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豊丘で「サイクルツーリズム」始まる】と題した中日新聞の記事にみられる豊丘村での取り組みも、このJACPの一環なのかもしれません。

私が当地に引っ越してきた頃(10年以上昔)、気がついたことがありました。
それは、
「自転車に乗っている人が少ない(ような気がする)」
というものでした(たまぁに見かけるのは、ロードレーサーに乗ったそれなりの出で立ちの人)。
自分でもMTBを所持していましたが、なかなか乗ろうとは思わなくなっていった---そんな気がします、
なぜか?
そう、
段丘の存在が大きいのです。
因みにR153と湯ヶ洞街道が交わる場所から、当店まで来ようと思うと標高差が200mもあるのですよ。
それも、ず~~~~~っとヒルクライム状態。
対岸の目に見えている豊丘村(の中学校)に行こうと思うと、一度、天竜川に架かる橋まで降りていって、そこから再び段丘を登らなければなりません。
垂直移動にかかる距離は、かなりの数値になります。
そーゆー特色を持ったエリアなのですね、上伊那も含めた伊那谷は。
一方、
以前(スゴイ昔)、研修で屋代高校に行った時のこと。
「えっ!」---と、驚いたことがあります。
それは、駐輪場が二階建て!
ということでした。
どれだけの生徒が自転車通学してるんだよぉ~っと、思ったモンです。

当店では、自転車でご来店の方用にサイクリング・ラックを入口前に設置してありますので、ご利用ください(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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「JAZZ JAPAN」No.114(2020年2月号)では、恒例【JAZZ JAPAN AWARD 2019】の発表記事が載っています。
いくつも部門があるんですが、今年の【JAZZ】部門のアルバム・オブ・ザ・イヤーは上原ひろみ「スペクトラム」が受賞。
選考後記を見ると、その他の作品群(ノミネートされていたアルバム)についても言及しています。
で、
昨年9月から始めた店頭での【NEW DISC】表示をパラパラと見てみました(↓)。
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赤矢印のアルバムが選考後記で触れられていたアルバムです(店主のアンテナが低い所為か、これくらいしかないのです(_ _))。
さて、お気づきでしょうか?
【NEW DISC】と称しながら、実は赤矢印のアルバムは「復刻/発掘」部門で触れられているもの。
その数、5/8。
こんなところからも、お店のスタンスが見て取れそうですね(_ _)。

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