liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

タグ:JAZZ

今月は、こちらの2枚(↓)。
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「PRES ON KEYNOTE」 LESTER YOUNG(ts)。
もう一枚は(↓)、
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「A GUIDING LIGHT OF THE FORTIES」 LENNIE TRISTANO(p)。
LENNIE TRISTANOとLESTER YOUNGには接点はなさそうですが、このアルバムジャケットのデザインの似ていることとイッタラ(いやもとい、言ったら)、そう、シリーズもののようです。
レーベルは「Mercury」、
シリーズは「KEYNOTE JAZZ SERIES」で、サブタイトル「GOLD JAZZ LABEL OF THE OLD FORTIES」とのこと。
日本フォノグラムが1973年にシリーズ発売したもののようです。

アングラ感満載の「JAZZ BED」。3種類、展示されています(↓1つめ)。
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ふたつめ(↓)。
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そして、3つめ(↓)。
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3つめのデザインって、男根と女陰ですよ、ね!?
池袋・西口駅前、三菱銀行横---に、こーゆーお店があったなんて、知りませんでした。
はたして、どーゆーふーなお店だったのでしょう(存じ上げないモンで)?

30代のある年、私は約1ヶ月ほど新潟市内でホテル生活をしたことがあります。
当時、新潟市内にも何店かジャズ喫茶がありました。
今回のコレクションを拝見していたら、懐かしいマッチを発見。
それがこちら(↓)。
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SWANさんは、JASRAC(別名:カスラック)と戦っている!---そーゆー事態を私が知ったのは、(たぶん)当店を始めた頃でした。
JASRACの手口の巧妙さ、組織の巨大さ、政治力を背景とした「弱いものいじめ」---私はそんなふーに思ったモンです。
SWANさんの公式ホームページを見ると、和解したことが報じられています。

他にも、足を運びました。
中でも、昭和新道にあった「JAZZ FLASH」さんへ行くには、少しばかりの勇気が必要でした。
○ープランド街のド真ん中に位置していたのですから。
現在も営業中です。
シャモニー」さんでは、JBL・パラゴン+MARK LEVINSON LNP-2L+ML-2Lという組み合わせを、初めて目にしました。
こちらのお店も健在です。

地方都市でも、いや、地方だからこそ続けていける要素、いくつかあるような気がします。

例の場所の先月の2枚。
1枚目(↓)。
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“RED RODNEY RETURNS” RED RODNEY(tp)のCADET盤。
もう1枚は(↓ブレててスミマセン)、
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Solid State盤の企画モノ、“JAZZ FOR A SUNDAY AFTERNOON vol.2” 
メンバーは、
PEPPER ADAMS(bs)
GARNET BROWN(tb)
CHICK COREA(p)
RICHARD DAVIS(b)
MEL LEWIS(ds)

2枚の共通点!?---共に楽器がイラストで描かれていること!?

昨日、長野県から「緊急事態宣言の期間の延長を受けた長野県としての対応について」(新型コロナウイルス感染症長野県対策本部)が発表されました(こちら)。
当店が該当する箇所を読んでみると、次のように記されています。

5 月 7 日から 5 月 15 日までの間、食事提供施設に対しては営業時間の短縮と酒類の提供時間の制限(※)の要請を継続する。また、営業時間内においては適切な感染防止策をとるよう要請する。(特措法第 24 条第9項)。
※ 夜8時から翌朝5時までの間の営業自粛及び酒類の提供は夜7時までとすることを要請(宅配、テイクアウトは除く)。〔危機管理部〕

今日(5/6)まで要請されていた内容をそのまま延長するということですね('A`)。
ということで、当店はその要請に従い、1階玄関入口の表記を(↓)、
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変更箇所アップ(↓)。
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というふーに書き加えました。何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

本日は、BGMにこーゆーふーな(↓)アルバムをご用意しています(_ _)。

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昨日発売された「ジャズ批評」214号(2020年3月号)の特集【MY BEST JAZZ ALBUM 2019】に因るものです(_ _)。

「JAZZ JAPAN」No.114(2020年2月号)では、恒例【JAZZ JAPAN AWARD 2019】の発表記事が載っています。
いくつも部門があるんですが、今年の【JAZZ】部門のアルバム・オブ・ザ・イヤーは上原ひろみ「スペクトラム」が受賞。
選考後記を見ると、その他の作品群(ノミネートされていたアルバム)についても言及しています。
で、
昨年9月から始めた店頭での【NEW DISC】表示をパラパラと見てみました(↓)。
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赤矢印のアルバムが選考後記で触れられていたアルバムです(店主のアンテナが低い所為か、これくらいしかないのです(_ _))。
さて、お気づきでしょうか?
【NEW DISC】と称しながら、実は赤矢印のアルバムは「復刻/発掘」部門で触れられているもの。
その数、5/8。
こんなところからも、お店のスタンスが見て取れそうですね(_ _)。

今日のタイトルの「山中さん」は、iPS細胞の山中伸弥先生ではなく、ピアニストの山中千尋さん、です。
Deep South から高速バスで四時間、新宿に着いてから京王線で約20~30分で調布市。
1992年から続く JAZZ FROM THE CITY が今回丁度50回目で、そのスペシャルゲストが山中千尋さんだったんですね。主催者(調布市文化・コミュニティ振興財団)の公式ホームページをみると、予めドラムスが村上寛さんから本田珠也さんに変更になったことは知っていました。が、会場への階段手前に、こんなふーな、掲示(↓)。
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入場口手前で、「本日、山中千尋さんの出演はありません。チケットの払い戻しを希望されるお客さまは、こちらで受付しています」とのアナウンス。
ホ・ン・ト、急遽!---だったらしいです。

「そりゃ、にんげんだもの(by 相田みつを)」
病気にもなるし、不慮の事故にも遭うこと、ありますからねえ('A`)。

あたしゃ、ここで帰るわけもなく・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
開演後のMC、バードマン幸田さんの話によれば、「昨晩、医師の診断書付きで、連絡がありました」---とのこと。それから代打を探すべく10名近くのピアニストにアプローチして、なんとか北島佳乃子さんに受けていただいた、そーゆーことだったらしい。
第1部は、早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラ+紗理+纐纈歩美+(ゲスト)ルイス・バジェ
第2部は、鈴木良雄+増尾好秋+本田珠也+(ゲスト)山中千尋→北島佳乃子
今回、初めてルイス・バジェのトランペットを聴きました。
それが、ス・ゴ・イ!
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一見すると、髪型がラグビーの松島幸太朗選手のように、サイドを刈り上げて、頭頂部だけはピンピンに伸ばしている感じ。
そう、
お好み焼きにソースを塗るとき、使うハケありますよね。あんな感じ。
彼のトランペットから飛び出す「音」は、輪郭がハッキリしている---とでも申しましょうか。
音の粒が立っていて、そのまま飛び散ってくる---そんなイメージ。
早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラも、ビッグバンドですからトランペット陣はいるんです。著名なビッグバンドだし、数多のプロミュージシャンを輩出しているし、上手いのはじゅうじゅう承知しています。今年も山野楽器のビッグバンドコンテストで優秀賞受賞と紹介されていましたから、上手ではあるんです。
でも、ルイス・バジェのトランペットは、明らかに違う。これが、プロフェッショナル!なのか---という驚き。
パンフレットに記されたプロフィールによれば、
ロック、ポップス、ジャズ、ラテン、ソウル、演歌まであらゆるジャンルの枠を越えて活動している。
とあり、洗足学園でも教えているんだそうな。彼の公式ホームページは、こちら

当店でも、スピーカーによる再生音ではありますが、あんなふーな「音」が再生できるよう日々精進しなければ・・・・と、思いを新たにいたしました。

最後に、山中千尋さんの恢復をお祈りいたします(公式ホームページをみると、今後もライブスケジュールが詰まっているようですし)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝の飯田は-1.2℃で、軽井沢(-1.0℃)よりも寒かったようです。
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今日のストームグラス(↓)。
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